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毎日一品江戸料理 焼き豆腐吸下地 [2018年01月12日(金)]

朝食:焼豆腐吸下地〈精・雑・2〉、隠元胡麻浸し〈精・夏・30〉、鯨飯、粕汁(豚・大根・白菜・葱)、香、梅干、白湯
昼食:鱈鍋(鱈・白菜・豆腐・油揚)、雑炊(木の子・玉子)、酎ハイ
夕食:バゲット(アフォエン)、チェダーチーズ、酎ハイ
間食:南部煎餅、茶、紅茶(牛乳)



 

幕末のおかず番附「日々徳用倹約料理角力取組」(にちにちとくようけんやくりょうりすもうとりくみ)の、精進方は雑の2枚目に位置する「焼きどうふ吸したじ」。

石川英輔氏はじめ、おおかたが「焼豆腐の吸物*」としています。
間違ってはいないんでしょうが、素直に肯んえないんですね。

そもそも吸下地というのは、スープ、煮汁のことですから、なにも吸物にかぎったものではないはずですから、「焼豆腐の煮物」と解釈することもできるわけです。

そそっかしい江戸料理研究家なら、「焼豆腐のおでん」なんて言いかねませんが、いわば、煮奴の焼豆腐版です。

焼豆腐の清汁と、焼豆腐の煮物、拵えてみて、どちらが「御菜(おかず)」になるか、ためしてみてはいかがでしょう。

*吸物(おすいもの)と清汁(おすまし)は、この時代に、はすでに混同されていたから、正確に記せば「焼豆腐の清汁」である。
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