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和気在貫
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葱鮪鍋 [2012年10月31日(水)]

朝食:大根雑炊(大根・韮・椎茸・玉子)、紅茶(牛乳)
昼食:葱鮪(鮪・葱・若布・焼豆腐)、酎ハイ
夕食:食パン 1/8、酎ハイ、赤葡萄酒、生姜湯
間食:キットカット、巨峰パイ、酎ハイ



 

マグロのアラが廉かったので、葱鮪鍋にしました。
血合いの少ない部位を鍋にして、残りは塩と醤油漬けにします。
これは、後日焼いて、弁当のおかずにいたします。

葱鮪の煮汁は雑炊にはなりませんが、大根を煮るとこれまた美味なものです。

毎日一品江戸料理 焼豆腐 [2012年10月30日(火)]

朝食:焼豆腐のおでん、五穀飯、味噌汁(韮)、香、紅茶(牛乳)
昼食:木ノ子と豚肉塩たれ炒め(繊切りキャベツ)、さんま甘露煮、雪花菜、大根梅肉、飯、味噌汁(若布・豆腐)、香、ビール、茶 〔金町:ときわ食堂〕
夕食:食パン 1/8、酎ハイ、稲子佃煮、燗酒、生姜湯
間食:紅茶(牛乳)、酎ハイ



 

この焼豆腐もやはり、種です。
おかず番附には「焼きどうふ吸いしたじ」しか載っておりませんが、江戸時代には、こんにちよりずっと馴染み深い食品でした。

わざわざ豆腐を焼いて拵えるより、豆腐屋から出来合いを買ってきたようです。

たら鍋 [2012年10月29日(月)]

朝食:菠薐草浸し〈精・春・14〉、牛乳粥、紅茶(牛乳)
昼食:鱈鍋(鱈・白菜・葱・焼豆腐)、酎ハイ
夕食:食パン 1/8、チェダーチーズ、酎ハイ、赤葡萄酒、生姜湯
間食:酎ハイ、インスタント・コーヒー



 

朝のスーパー・マーケットには福がある。
タラの切り落しが198円である。
さて、家には白菜がある、葱もある、あとは焼豆腐を買うのみである。

おい! ふぐ鍋と同じだよ。

地見夜幾望 [2012年10月28日(日)]

朝食:冷飯、白菜スープ、紅茶(牛乳)
昼食:弁当(煮物〔烏賊の足・里芋・大根・高野豆腐〕・人参辛煮・菠薐草浸し・三白飯)、即席味噌汁(あさげ)
夕食:食パン 1/8、チェダーチーズ、酎ハイ、赤葡萄酒、生姜湯
間食:紅茶

/

 

十月念八。陰雨不定。
昏暮驟雨沛然たり。今宵幾望なれど月見る不能也。

十三夜 [2012年10月27日(土)]

朝食:皇帝芋(イカの耳と里芋の煮物)、高粱飯、味噌汁(滑子)、香、紅茶(牛乳)
昼食:干貝炒蛋、飯、羮(蛋花)、咸菜、杏仁豆腐 〔赤坂新町:三彩居〕
夕食:食パン 1/8、チェダーチーズ、酎ハイ、赤葡萄酒、生姜湯
間食:煎餅、紅茶



 

今宵は舊暦の十三夜、舊弊なれどお月見の眞似事に芋の煮ものをこしらへてお月樣にお供へ申せし、これは己の好物なれば多少なりとも明日の弁當にと思ふたれど、己は何か持ち重りがするとて其樣な物は持たれぬと思ふ…

毎日一品江戸料理 ほうれん草浸し [2012年10月26日(金)]

朝食:菠薐草浸し〈精・春・14〉、韮玉雑炊(葱)、香、紅茶(牛乳)
昼食:カレー(チキン 2種・ホウレン草と里芋・豆)、スープ(トマト)、イェローライス、パパド、チキンティッカ、シークカバブ、カチュンバル、チャイ、ウーロン茶、ビール 〔松戸本町:印度亭〕
夕食:食パン 1/8、チェダーチーズ、酎ハイ、赤葡萄酒、生姜湯
間食:酎ハイ



 
 

おかず番附の精進方、春の14枚目の「ほうれんそうひたし」。
ホウレンソウの一番美味しい食べ方は、お浸し(おしたし)ではないかと思うのですが、いかがでしょう。

『料理物語』には、ほうれん草の浸しものは載っておりません。
それより40年後の『好色一代男』の巻八、世之介58歳「一盃たらいて恋里」に
「…ほうれんさうのひたし物、椎茸などにて飲懸(のみかけ)。…」
とあります。

ところで、ホウレンソウといえば、テレビ漫画の「ポパイ」を思い出します。
ポパイも世之介も、ホウレンソウで精をつけたのかしらん。
‘Gosh!’

毎日一品江戸料理 ふぐ鍋 [2012年10月25日(木)]

朝食:白菜の牛乳煮、麦飯、香、紅茶(牛乳)
昼食:鰒鍋(河豚〔シロサバフグ〕・白菜・葱・豆腐)、酎ハイ
夕食:マヨトー、酎ハイ、赤葡萄酒、生姜湯
間食:酎ハイ



 
 
朝のスーパー・マーケットには福がある。
昨日の売れ残りのフグが2割引きである。
家には白菜がある、豆腐もある、あとは葱を買うのみである。

シロサバフグだけど文句ある?。

おべんとう秋 [2012年10月24日(水)]

朝食:ホワイト・シチュウ、人参甘辛煮、冷飯、紅茶(牛乳)
昼食:おべんとう秋(銀鮭塩焼き・豆腐しんじょ・胡麻肉団子・紅葉蒟蒻甘煮、椎茸・えのきと高菜の出汁炒め・大学芋・玉子焼・鶏茸飯〔舞茸・銀杏〕・茄子と大根の紫蘇漬・蓮根金平*・シウマイ2)、即席清汁(松茸風味)、紅茶(牛乳)
夕食:シウマイ(昼の残り)、生姜湯
間食:酎ハイ、紅茶(牛乳)



 
 

所用があって、湯嶋から下谷車坂・稲荷町・入谷・根岸と這い摺り巡ったので、上野の駅で列車に乗ったときには、ずいぶんとくたびれた。
こういうのを、徒労という。
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毎日一品江戸料理 蓮根筋蒲鉾 [2012年10月23日(火)]

朝食:生玉子、鯨飯、清汁(白菜)、香、紅茶(牛乳)
昼食:蓮根筋蒲鉾〈魚・春・21〉、蕪の葉お浸し(削り節)、源平飯、味噌汁(蕪菜汁)〈精・冬・77〉、香、梅干、白湯
夕食:バゲット、酎ハイ、生姜湯
間食:酎ハイ



 
 

おかず番附の魚類方、春の前頭22枚目に位置する「れんこんすじかまぼこ」。
東京では「すじ」といっているものがこれです。
調理法がありませんが、おそらく醤油味の煮物だと思います。

この番附に種が多いのにお気づきでしょうか。
すじ蒲鉾も、蓮根も、おでん種ですし、↑の調理もまさに‘おでん’そのものです。
しかし、これではまだ「おでん=煮込みのおでん」とは申せません。

それは、いずれ気が向いたときにでも。

鶏鍋 [2012年10月22日(月)]

朝食:牛乳粥、紅茶(牛乳)
昼食:鶏鍋(鶏・豆腐・白菜・葱)、酎ハイ、酒
夕食:バゲット、酎ハイ、白葡萄酒、生姜湯
間食:きなこ餅チョコ、インスタントコーヒー、酎ハイ


  
 

鶏も白菜も、明治以降の流行なのです。
ですから今日は江戸料理ではありません。

地見屋風邪 [2012年10月21日(日)]

朝食:目玉焼き、菽飯、清汁(とろろ昆布)、かくや古漬、紅茶(牛乳)
昼食:担々麺、杏仁豆腐 〔赤坂見附:慶賓樓〕
夕食:酎ハイ、赤葡萄酒、生姜湯
間食:紅茶


 
 

毎日一品江戸料理 鮪雉焼き [2012年10月20日(土)]

朝食:鮪雉焼き、玉子焼、かくや古漬、冷飯、紅茶(牛乳)
昼食:茄子鶏塊、羮(蛋花)、咸菜、杏仁豆腐 〔赤坂:三彩居〕
夕食:酎ハイ、生姜湯
間食:インスタントコーヒー


 
 

まぐろの雉焼きは、まぐろのづけを焼いたものです。

先日の『東海道中膝栗毛』の会話の続き。
 「はじめふ。ヲトヽヽヽヽ。イヤこの肴はおだぶつだぜ。コリヤきのふのまぐろだな。
 てい主「インネハイ、きんによう(昨日)のいを(魚)じやアござらない。
 弥二「それでもさつぱりくへぬ/\。
 てい主「ハアきんにようのがわるかア、おとつい(一昨日)のをしんぜませうか。……

先の茶屋で出てきた葱鮪は、こいつを煮たものだったわけです。

マグロのあらの血合いの少ないところを、醤油に味醂少々加えた調味液に一昼夜寝かせてからじっくり焼けば出来上がり。
冷めても美味しいので、弁当のおかずにもなります。
また、マグロの刺身が余ったときは、10分ほど浸けて軽く炙ってもいけます。

(´-`) な一日 [2012年10月19日(金)]

朝食:奴豆腐、麦飯、味噌汁(滑子)、生玉子、香、紅茶(牛乳)
昼食:鶏カレー(紅生姜)、スープ(若布) 〔日本橋:串粋〕
夕食:酎ハイ、生姜湯
間食:酎ハイ



感冒をひきました。
蒲団をしいて、モウ寝ます。

毎日一品江戸料理 葱鮪 [2012年10月18日(木)]

朝食:梅干粥(梅干・刻み海苔)、かくや古漬、紅茶(牛乳)
昼食:葱鮪(鮪・葱・若布)、奴豆腐、水菜、酎ハイ
夕食:酎ハイ、生姜湯
間食:酎ハイ



 

明治になってからのおかずの見立番附「おかづのはや見」には頻出するのですが、江戸時代の番附には「ねぎま」は載っておりません。
また、各種料理本や『守貞漫稿』にも見あたりません。

落語の「ねぎまの殿様」は「目黒のさんま」に借りた、古今亭今輔の新作だからあてにはならない。
さて、

『東海道中膝栗毛』三編上。岡部から白子の建場の茶屋でのシーン
 ……
 弥二「そふさ、時にさかなは何がありやす
 てい主「アイねぶかとまぐろの煮たのばつかし
 北八「イヤねぎまのふろふきソレよかろふ
 てい主「インネ、ふろふきじやアござらない。たんだ醤油でにたのだアのし
 ……
 弥二「ハハアねぎまといふから、江戸でするよふだとおもつたらコリヤアきじやきを煮たのだな。よし/\

「ねぎまのふろふき」とは「練馬(大根)の風呂吹き」にかけた洒落。
このあとのやりとりも、面白いのですが、長くなりますのでこの辺で。

毎日一品江戸料理 塩鰹 [2012年10月17日(水)]

朝食:四川風肉豆腐、冷飯、香、紅茶(牛乳)
昼食:塩鰹〈魚・雑・6〉、むき身切干し〈魚・雑・関〉、鯨飯、味噌汁(水菜)、かくや古漬、白湯
夕食:酎ハイ、赤葡萄酒、生姜湯
間食:酎ハイ

/

 
 

おかず番附の魚類方、前頭6枚目の「しほかつを」。
乱暴ないいかたをすれば、塩引きのカツオです。

本来はずいぶんと塩の利いたものでしょうが、今様にしてみます。
皮つきのカツオの刺身に軽く塩をして一晩寝かせ、塩を落としてから炙って食します。
わざわざ作るほどのものではありませんが、刺身の余ったのがあったら試してみてください。
充分に塩を利かせて火を通せば、弁当のおかずにもなります。

毎日一品江戸料理 いなごの佃煮 [2012年10月16日(火)]

朝食:金平牛蒡〈精・雑・小〉、三白飯、味噌汁(蕪菜汁)〈精・冬・77〉香、紅茶(牛乳)
昼食:天丼(海老2・烏賊・南京・青唐・白舞茸)、味噌汁(石蓴)、香、茶、ビール 〔羽田空港第2ビル:天政〕
夕食:蝗の佃煮、酎ハイ、赤葡萄酒、生姜湯
間食:酎ハイ



 
 
 
『守貞漫稿』
螽蒲焼売り いなごを串にし、醤をつけてやきて売之。春の物也。又童子の賈多し」
稲子焼
『大和本草』貝原益軒

後日加筆しますが、いずれにしても下饌です。

毎日一品江戸料理 湯豆腐 [2012年10月15日(月)]

朝食:スクランブルド・エッグ、トースト(バタ)、即席スープ(コーン・ポタージュ)、紅茶(牛乳)
昼食:湯豆腐、摘入れ鍋(つみれ・水菜・葱)、酎ハイ
夕食:マヨトー、酎ハイ、赤葡萄酒、生姜湯
間食:酎ハイ



 

古今を通じて、豆腐料理のチャンピオンは湯豆腐でしょう。
18世紀末の『豆腐百珍』でも「絶品」扱いされています。

「…葛湯を、至極ゆだまのたつほど沸たゝし、豆腐壱人分(まゑ)入れ、蓋をせず、見てゐて、少しうごきいでゝ、まさにうきあがらんとするところを、すくひあげ、もる也。既にうきあがれば、はや烹調(かげん)よろしからず。云々」

当時はたぎった葛湯に豆腐を放り込んで食していたようです。

今日は古法によらず、今様にして食しました。

地見屋宿醉 [2012年10月14日(日)]

朝食:目玉焼き、トースト、トマトジュース、紅茶(牛乳)
昼食:生菜炒飯、羮(豆腐)、杏仁豆腐 〔赤坂見附:慶賓樓〕 
夕食:食パン 1/8、酎ハイ、赤葡萄酒、生姜湯
間食:紅茶、酎ハイ

...

二日酔いです。

宝の眠る場所 [2012年10月13日(土)]

朝食:牛房太煮〈精・秋・52〉、蕪菜味噌水(滑子・葱)、紅茶(牛乳)
昼食:秋野菜天そば(舞茸・芋・隠元・かまぼこ) 〔赤坂:小諸そば〕
夕食:カーヴァ、赤ワイン、ビール オープニング、二次会でいろいろ
間食:紅茶

大手京子さんの個展「宝の眠る場所」に行ってきました。
例によってオープニング・レセプション、2次会はで盛り上りました。

明日の朝が早いので、私は中座。

毎日一品江戸料理 さつま芋薄葛 [2012年10月12日(金)]

朝食:目玉焼き、冷飯、清汁(とろゝ昆布)、朝鮮漬、紅茶(牛乳)
昼食:薩摩芋薄葛〈精・秋・53〉、蕪の葉浸し(削り節)、蕎麦飯、味噌汁(蕪菜汁)〈精・冬・77〉、香、梅干、白湯
夕食:、生姜湯
間食



 

おかず番附の精進方、秋の53枚目に位置する「さつまいもうすくづ」。
吉田屋版では「さつま薄くず」、川柳点版は「さつまいもうくず」となっています。

薄葛仕立ての吸い物風の煮物だと思いますが、どうも食指が動かない。
そこで、さつま芋の天ぷらをあんかけにしてみた。

少し濃いめの天つゆに葛でとろみをつけ、天ぷらにかけます。
大根おろしを天盛りにすれば出来上がり。

天ぷらは、前日の残りものやスーパーの惣菜品ならば、トースターで少しあぶるといいでしょう。
ナスの天ぷらにも合うと思います。

毎日一品江戸料理 鯖ひと塩 [2012年10月11日(木)]

朝食:バナナ、トマトジュース、紅茶(牛乳)
昼食:鯖一ト塩〈魚・秋・51〉、金平牛房〈精・雑・小〉、高粱飯、味噌汁(若布)、香、白湯
夕食:食パン 1/8、チェダーチーズ、酎ハイ、白葡萄酒、生姜湯
間食:面白い恋人、インスタントコーヒー、酎ハイ



 

おかず番附の魚類方、秋の51枚目「さば一しほ」。
申すまでもなく、サバの塩漬けです。
ひょっとしたら干したものかもしれません。

秋祭り [2012年10月10日(水)]

朝食:金平牛房〈精・雑・小〉、人参罌粟、冷飯、即席味噌汁(ゆうげ)、朝鮮漬、紅茶(牛乳)
昼食:食パン 2/8、ハムカツ、即席カレー、ビール
夕食:ビール、酎ハイ、いろいろ
間食:酎ハイ



 
  ボケているのは御愛嬌
今夕パート先の秋祭りが、浅草の花やしきで開かれたので、初めて参加いたしました。
旧知にも遇え、よく喰いよく飲みました。

毎日一品江戸料理 戻り鰹 [2012年10月09日(火)]

朝食:奴豆腐(茗荷・削り節)、木ノ子雑炊(占地・葱)、香、紅茶
昼食:堅魚指身(大葉・茗荷)、金平牛房〈精・雑・小〉、麦飯、味噌汁(蕪菜汁)〈精・冬・77〉、香、白湯
夕食:酎ハイ、赤葡萄酒、生姜湯
間食:おむすび、ガトー・モンブラン、インスタントコーヒー、酎ハイ

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  山紅葉 軒に鵯 秋堅魚
初鰹に狂乱した江戸っ子ですが、秋の戻り鰹にはいかなる反応を示したのでしょうか。
ここは是非とも、研究家諸先生方に御教授願いたいところです。

茄子のよいち漬 [2012年10月08日(月)]

朝食:とろろ汁(青海苔)〈精・秋・56〉、奴豆腐(梅肉)、麦飯、味噌汁(なめこ)、生玉子、茄子のよいち漬、紅茶(牛乳)
昼食:ハムカツ、ジャガ芋塩煮、人参甘煮、ビール
夕食:酎ハイ、赤葡萄酒、生姜湯
間食:紅茶(牛乳)



 

先日妹が手土産に持ってきた、当地の名産茄子のよいち漬。
総州東葛のこの地に移り住んで45年にもなるけれど、地元の名産品を口にするのは今日が初めてであります。
 
はたして名物にうまいもの有りや無しや。
御自身の舌で確かめられたし。

地見屋小吃 [2012年10月07日(日)]

朝食:牛乳粥、馬鈴薯塩煮、人参甘煮、紅茶(牛乳)
昼食:台湾ラーメン、杏仁豆腐 〔赤坂見附:慶賓樓〕
夕食:酎ハイ、赤葡萄酒、生姜湯
間食:紅茶

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地見屋健忘 [2012年10月06日(土)]

朝食:しめじそぎ豆腐〈精・秋・67〉、三白飯、味噌汁(韮)、香、紅茶(牛乳)
昼食:揚州炒飯、羮(蛋花・西柿)、杏仁豆腐 〔赤坂見附:慶賓樓〕
夕食:バッゲット、酎ハイ、赤葡萄酒、生姜湯
間食:紅茶



 

毎日一品江戸料理 芋のおでん [2012年10月05日(金)]

朝食:お芋のおでん、小豆飯(胡麻)、味噌汁(葱)、香
紅茶(牛乳)
昼食:ミックス・ピザ、ビール 〔流山街道沿:ガスト〕
夕食:バッゲット、酎ハイ、白葡萄酒、生姜湯
間食:チロルのきなこ餅、酎ハイ



 
 
式亭三馬の『浮世風呂』に出てきた「お芋のお田」。
『守貞漫稿』記載の「上燗おでん」の芋の田楽はこのようなものでしょうか。

芋が少し大きくて不格好なのは御愛嬌。
小さめの里芋を茹で、山椒味噌をぬって食します。

明治になってからの番附にも、必ず載っているくらいポピュラーなものでした。

田楽(『和国緒職絵尽』)

毎日一品江戸料理 さば味噌煮 [2012年10月04日(木)]

朝食:むき身切干し〈魚・雑・関〉、冷飯、清汁(とろろ昆布)、朝鮮漬、紅茶(牛乳)
昼食:鯖味噌煮、小松菜浸し物〈精・雑・7〉、小豆飯、味噌汁(滑子)、香
夕食:ゴーフル、紅茶(牛乳)、生姜湯
間食:バッゲット、チェダーチーズ、酎ハイ、白葡萄酒、生姜湯

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江戸時代のおかず番附の破れつゞら版の魚類方、春の12枚目に「さばみそ煮」があります。
吉田屋版他4種の同じ位置には、さば味噌漬けとなっています。

みそ漬の誤記かとも思われますが、天保10年の吉田屋版から、安政6年の「破れつゞら」までの20年の変化と解釈したほうがおもしろいでしょう。

毎日一品江戸料理 はらゝごからじる [2012年10月03日(水)]

朝食:烏賊の足煮付、茶粥、香、焙じ茶、紅茶(牛乳)
昼食:茄子揚げ出し〈精・夏・38〉、銀杏大根、五穀飯、はらゝごから汁(腹子・雪花菜・若布・葱)〈魚・秋・62〉、香、焙じ茶
夕食:バッゲット、チェダーチーズ、酎ハイ、赤葡萄酒、生姜湯
間食:酎ハイ

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魚類方、秋の62枚目に位置する「はらゝごからじる」。
はららごは腹子ともいい、魚の卵のことで、とくに鮭の卵のことをいいます。
つまり、すじこのことです。

『黒白精味集』の「きらず汁」の項に
「きらず能摺り、毛すいのふにこして仕立、はららこ・ひず・
五分切りねぎ・又生鰯つぶつぶ切入れてよし。ひしこの頭を取入れてもよし。吸口刻ねぎ。中味噌也」
とあるのがまさにそれではないかと思われます。

上記にワカメを加え、江戸甘味噌で仕立ててみました。
腹子は生のままよりも、塩に漬けたもののほうがよいかと思います。

食事日記 [2012年10月02日(火)]

朝食:目玉焼き、サンドウィッチ(キューリ)、紅茶(牛乳)
昼食:腹子烏賊の足(大葉・河童)、むき身切干し〈魚・雑・関〉、菽飯、味噌汁(豆腐・三葉)、香、白湯
夕食:バッゲット、チェダーチーズ、酎ハイ、赤葡萄酒、生姜湯
間食:酎ハイ

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