おともだち (2)
fxwill.com
http://www.dhcblog.com/tukitotaiyou/index1_0.rdf

ブログのURL送信
ログイン
Mypagetopに戻る
脂肪腫切除 手術ってどんな感じ?! の巻き [2009年08月22日(土)]
なんか、こんな放置しまくりなのに
カウンターが上がっているのは・・・

どうやら「脂肪腫」で検索を掛けている方が多いみたいで。


なので、どんな手術だったのかを書こうと思います


私の肩にできた腫瘍は直径10センチ程度
できた部分がちょうど肩から肩甲骨にかけての
稼動部だったので、クラゲの形に変形してました

手術は全身麻酔で行いました。

理由は、造影MRIをみた技師の方から
筋肉への癒着が確認されたとのことで。

癒着って事は、手術の時に当然剥がすんですよね。
なので局部麻酔では痛みに耐えられないとの判断で
全身麻酔を使っての手術となりました。

全部で3泊4日の入院でした。




 初日
入院の手続きをして、部屋に案内されます。
担当の皮膚科の先生や、その他の皮膚科の医、
私の場合低血糖発作と言う病気がある為
内分泌の内科の先生や麻酔科の先生とも
色々な連携をとってくださいまして
入院中の血糖値の管理をして下さいました。
なので、問診が本当に多かったです。

食事の面で色々と骨を折って下さった皮膚科医の
H山先生、本当にありがとうございました。
H山先生は、私が食べられるもの・食べられないものを
何度も聞いて下さって、栄養管理の方への連絡を
して下さいました。

結果、細かいGI値の管理は無理と私が判断して
主食はどのみち食べられないので主食はいりませんと
お伝えして、出された食事の中で食べられるものだけを
自分で選んで食べ、足りないものは持ち込みしていた
食事を食べました。

これは、事前に内分泌の先生とお話しをしていて
持ち込みした方が良いとおっしゃって頂いてましたので
当日までに自分で準備をしていたのが良かったです。

初日からブドウ糖の薄い点滴が始まりました。
これは結局退院直前まではずれませんでしたけど
絶食をするのでしかたありません。

10時に受付を済ませ、部屋で着替え、お昼と夕食を食べてから
絶食になりました。食後2時間で血糖値測定。共に100前後。
就寝前も100前後を保っていました。点滴のおかげです。

次の日が手術だったので、眠れますか?って聞かれたけど・・・
ぜんっぜん寝れます。って答えたら笑ってました(笑)


 2日目
さて、今日が手術です。
普通は大部屋のまま手術後に戻るらしいのですが・・・
血糖値の管理が必要な私は、看護長さんの計らいで
この日の朝、手術の前に部屋をナースステーションの近くの
特別室に引っ越しすることになりました(ちょっとラッキー?)

荷物を移動し、一人でひろ〜い部屋に移動。

しばらくすると、準備のために着替えをしました。
この時も点滴が繋がったままだったので
担当看護士のY井さん(とっても良い方!!)に
手伝ってもらって手術着に着替え、髪を被うキャップを被り
移動ベッドへ寝て・・・

いざ!手術室へ!!

前室で、執刀して下さる主治医のS井先生とお話。
なんか私、緊張のきの字もないです(笑)
全身麻酔だし、寝てるだけですし(笑)

手術用のベッドに移動して、ここでも一度血糖値を確認。

いよいよ手術室に入りました。
ベッドを固定、高さを上げられます。

この時の感想・・・

「うわ〜〜テレビで見るライトがいっぱい!!」

って、なにやら感動〜〜(笑)

麻酔を担当してくれる方に、低血糖の話しを聞かれ・・・
糖負荷検査で28でしたって言ったら
「え!?28!?本当に!?」
って、ザワメキが広がる手術室・・・

血糖値28ってですね、昏睡なんです。意識なし。

これはヤバイって感じになって(私は暢気なんだけど・・・)
術中にも何度か計りますって事になりました。

今から麻酔の注射しますね〜眠くなったら寝てもいいよ〜

・・・・はーい・・・・

(*- -)(*_ _)

3秒くらいで寝ました(笑)

よくある「1からゆっくり10まで数えて〜」なんてなくて
それはもうぐっすり(笑)

次に気が付いたのは手術が終わって(まだ手術室です)
意識確認をされた時でした。

あめ。さん〜あめ。さん〜?
手術、無事に終わりましたよ〜
取ったの見る??←ここで覚醒(笑)

見る!!!

事前に絶対見たいって伝えていたので、ちゃんと
見せてくれました♪

うわ〜(笑)黄色いクラゲがでましたね(笑)


が、ここで懸念されていた咳が出始める・・・

気管支喘息を元々もっている私。
全身麻酔って初めは点滴に注射で麻酔薬を混ぜて
眠らせるんですが、その後は気管挿入をして、肺に直接
麻酔のガスを送って呼吸の確保をしながら麻酔を続けるんです。

このガスが事前にも説明されていましたが、喘息のきっかけに
なりやすいと。刺激が強いんです。

しゃべりたいけど、咳がとまりませんっ
吸入器が無理なら、せめてマスクして〜〜って言ったら

あ!これは?!って

酸素マスクしてくれまして(笑)

でも、酸素マスクでも多少は湿気があるのでちょっとだけ楽。

そのまま私は寝る事なく、部屋まで移動しました。咳しながら。
(過去に睡眠薬よく使ってたから、覚めるの早いんだろうな・・・)

部屋でのベッドの移動、TVでみるシーツを持って
1!2!3!!ってやつ、体験しました♪

咳があまりにも酷くて、ここでもなんだか凄く心配されて
肺の音とか聞かれたけど、
「大丈夫です発作まではいかない」と答えました・・・
ヤレヤレ(笑)

H山先生〜ガンバレヨ〜(笑) ベッド移動でヘタってたから(笑)

暫くして、執刀医のS井先生がきて

「ねぇ、思ってたより大変だったんだよ・・・」って

私は当然寝てただけだったのでわかりませんが
実は3時間ちょっともかかった大手術になってました

実際開いてみたら肩甲骨にべったりと癒着していて
肩甲骨の周辺は腕への大切な神経がたくさんある所。

そこを傷つけないように、慎重にゆっくりと、綺麗に剥がす。

これが本当に大変だったみたいです

暫く先生とお話して、今夜はゆっくり寝てくださいと言われ
それでもまだ、母親と普通におしゃべりしていた私って・・・
ツワモノ扱いされてました(笑)

術後、1時間くらいしてから母親に
「もう大丈夫だから、ありがとうね」と言い、居てもどうせ
暇なので帰っていいよと言う私♪

その後、なんだか妙に眠たくなって寝たり起きたり。
でも、寝ようとすると血糖値の測定やら、癒着を剥がした所からの
大量出血(けっこうあるらしい)がないかの確認やらで
看護士の方や先生が出入りしていて

全然寝れません

夕方になって、やっと落ち着いて少し眠れました。
で、次に起きて気が付いたこと・・・
心拍計・血圧計・点滴・カテーテル・・・

なんか自分の体からいっぱい管やら紐が出てるんだけど?!

はい、全身麻酔での手術、けっこう大事でした・・・

夕方過ぎには完全に麻酔も覚め、痛みを覚悟していたのですが

??

思ったより全然痛くないし。

それより、咳が辛いですよ・・・

夜になって元気になった私は、カテーテルを抜いて欲しくて
ワガママ言ってみた

そしたら、血糖を計りにきた看護士さんが先生を呼び出してくれて
H山先生、着替えて帰り途中なのにとんぼ返り・・・
スイマセン(笑)
H山先生が「も〜なんで回診の時に言ってくれたらいいのに〜」
って。回診では、皮膚科の部長も一緒なんです。
だから、部長の許可があれば一発で取れたけれど、僕が今
良いよって言って取ったら明日の朝になって「誰が言った!」
って、怒られちゃうよ・・・
と、正直な先生(笑)
仕方ない・・・先生が正直に言ってくれたからガマンする。
ごめんね、戻ってきてもらっちゃって、本当にすいませんでした。
ううん、僕に力がなくてごめんよ・・・

って会話が微笑ましくないですか?(笑)

痛みはないの?本格的に痛くなる前に、痛み止め処方して
あるから、ナースコールしてね?おやすみなさい〜。

なんてイイヤツ・・・惚れそうだわ(笑)

結局その日は痛み止めも使わないまま、
そのまま寝ちゃいました


 3日目
翌朝、まだカテーテルは入ったまま・・・
これ、けっこう屈辱・・・でも仕方ありません・・・

朝の回診で、出血の様子もないし、合格!!って。
ドレーンと言う管を傷から入れて固定してあったけど
それも取れました。

で、カテーテルを取りたいと言ったら、すぐにとってくれた
手術着から自分の服にやっと着替えられたぁ。

部屋、移るのかとおもったのだけど結局一人部屋のまま。
まぁ、まだ咳もいっぱいしてたし、これじゃ他の人が寝れないね。

昼間、様子を見に来た主治医に
「先生〜せめて髪洗いたいよぅ〜〜」って言ったら
防水タイプ貼るから、洗っていいよ〜と言われ・・・
速攻で髪を洗ってさっぱり

暫くゆっくりしてたら看護士さんがきてくれて
「あれ?髪洗うの手伝いにきたんだけど・・・?」
もう洗っちゃいましたよ?
「傷、痛くないの???(汗)」
え?別に?ちょっとは痛いけど、騒ぐほどじゃ??
「ならいいけど、手伝うから遠慮なく言ってね♪」
すいません(笑)

この日は寝たり本を読んだりしながら回診を何度も受けて、
血糖も計ってもらって。ゆっくりしていました。

明日はもう退院です。



 最後の日
朝起きて、最後の朝食を食べ、最後の血糖値を計り。
血糖値はずっと100をキープできていました。
こんなに楽な生活をしたのは久々だったので、
点滴キットが家に欲しくなりましたよ・・・

お会計も済ませ、無事に退院〜♪

最後に主治医の先生と皮膚科の先生に今後のケアと
次回の抜糸までの通院予約の予定を組んでもらって・・・・



タクシーに乗って、さくっと帰って来ました


続きはまた今度・・・


長くなりましたが、これが脂肪種の全身麻酔での手術の
全ての流れです。

どなたかの、参考になれば良いと思います。


あ、かかった費用が知りたいですよね?
私は入院が決まった時点で「限度額適用認定証」を申請したので


総額(払ってきたお金ね)


72530円


でしたよ。


御参考までに。包み隠さず(笑)
脂肪腫切除の巻き7 切りましたぁ [2009年08月21日(金)]
昨日、無事に切りました。


詳しくは自宅に戻ってからになりますが



脂肪腫ね



肩甲骨にまで、べったりと癒着してて



先生が指先で少しずつ剥がして…



本当なら30分もあれば終わるのに



癒着が酷かったせいで



3時間ちょっと



寝てました



麻酔が醒めた時

まだ手術室にいるときに先生に約束してもらってた



見たいから!起こして!って



ちゃんと見せてくれました



なんかこんなのが



入ってました(笑)



出血も対してなくて



明日には退院できます



ではでは



おやすみなさい…
脂肪腫切除の巻きE 入院してきまーす [2009年08月18日(火)]
さて、いよいよ明日から入院です。


でも


まだ用意が終わってないのでこれからやります・・・



ではでは 



いってきまーす!!





あ、インスリノーマの方の血液検査の結果ですが


食後約90分での採血で血糖値94!!

素晴しい 優秀な数字〜


でも


出てるインスリンの量がやっぱり多すぎ


で、次回検査なんだけど


造影剤を使ったCTやってきますが



10月の終わりまで予約が開いてませんでした


まぁ2ヶ月くらいどうって事ないでしょ〜



先生はなんだか必死に開きを探すって
言ってくださったんだけど


色々諸事情があり、時間的約束が難しい状況なので


「10月までに倒れたりしないって約束しますから


って事で、納得してもらいました。



とりあえず、明日から脂肪腫の修理治療の方を


頑張ります

| 次へ