営業関係の本で
『直しようのない欠点は チャームポイントにする』 という言葉を読んだことがあります。
いっそ この際 林真理子さん自身で
“100キロを標準サイズとしたファッションブランド” を立ち上げられるというのはどうでしょうか。
東京の最先端モードにリアルタイムで触れつづけ、
海外でも有名ブランドに親しんで磨いてきた真理子さんの感性は
唯一無比のものと思われます。
そんな真理子さんが 創りだす服やコーディネイトは
ファッション業界を一世風靡するに違いありません。
確かに太るということは身体的にマイナスのイメージがありますが、
健康にこだわるあまりムリな
ダイエットでからだを壊したり
強い自己否定感で精神まで病んでしまうことの方が問題です。
食べ物を美味しいと感じて食べられる人生の喜び、
気に入った服で綺麗に装う女としての充実感。
それが満たされてニコニコしていれば
オトコはオマケでついてくると思います。
たとえばショールとテイストを揃えた袖なしのドレス。
たとえばふくよかな身体を最大限に活かす生地とカッテイングの
セクシーかつ知的なデザインの服。
たとえば再婚で第二の人生の門出を寿ぐ 大人のウェディングドレス。
高い美意識と 深い教養を持つ真理子さんなら
海外ブランドのセンスと日本のワビサビの精神を合わせもつ
本物の素敵な
ファッションをプレゼン出来るでしょう。
日本中の着たい服が無くて困っている女達に
着るべき服をを示して下さい。
若作りのイタいオバサンたちの
ファッションセンスを
底上げしてください。
これは文学で裏打ちされた深い洞察力のある知性と
いつまでもトキメキを忘れない少女の心を持ち、
各業界に豊富な人脈を携えた林真理子さんでないと
成し遂げられない事業だと思います。
芳醇な
ワインのように 私たちを酔わせてくれる
『MARIKO』ブランドの誕生を
ひそかに願っております。
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