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ガスなし　

風呂なし　

電気なし

携帯電話も通じない無人島で１週間過ごしたことがある高橋佑奈です


今年の春休みに子供達のキャンプリーダーとして、無人島に行きました
子供が大好きで日本の子供達のために何かしたいなあとずっと考えていた私は、去年毎日大学のボランティアセンターに通い、見つけた瞬間びびっときた、この無人島で子供達とキャンプするボランティアに参加する事にしたんです

西表島の近くにある、海と山以外何もないところでの子供達とのキャンプは私にとってかなりの試練でした

まず、当たり前ですけど生活の不便さ

水道がない生活って本当に大変なんですね
顔を毎朝塩水で洗うのですが、もうしょっぱくてしょっぱくて
皿洗いも海ですると砂がついてしまって、洗えているのかどうかなぞでした

電気がないということも不便そのものですよね
夜に物を探す時とか、真っ暗でとても苦労しました



それよりなにより、子供達

私はウサギ班のリーダーだったのですが、私が朝から晩まで一緒に過ごすウサギ班の子供達１０人がこれまた元気で個性的で

まず朝、７時起床なのに６時に起こしにきたり

海では私も泳ぎが得意でないのに、子供達がしがみついてきてリーダーである私が溺れそうになったり

そして１０人が同時に全く違う話を私にしてきたり

「りーだー、もう帰りたいよ〜、疲れた〜」
「はいじ（私のあだ名）〜、あそこにかわいい貝殻見つけたから一緒に取りにいこうよ！」
「はいじ〜、デスノートの○○知ってる？」
「ねぇねぇ、コップがなくなっちゃったよ！どうしよう？」
「はいじ〜、トイレどこですればいいかな」
「ね〜、にゃんにゃんゲームしようよ」（にゃんにゃンゲームってなんだろう？って思ってもつっこむ余裕なし）

私は聖徳太子にはなれませんでした

こんな感じで朝から晩まで続くんです

さらに食事は子供達の創作料理

カレーでも鍋でも、ケチャップにみそにマヨネーズにしょうゆにソースなどとある調味料全て混ぜてしまうので、とんでもない代物が毎日できあがりました
しかもまな板の代わりにダンボールを使ったり、砂まみれの包丁を使ったりしたので、１週間全ての食事が砂の味と食感だったり


不便な生活、子供達と朝から晩まで四六時中過ごす事で心身共にだいぶタフになった気がします


でもなんだかんだ言って、子供達はとても素直でかわいかったです
最近の小学生は〜、とよくテレビなどで言われるけれども、私はいつの時代も子供たちの根本的な部分は変わらないと思いました
優しい子供もたくさんいて、私が疲れていると「大丈夫？」と声をかけてくれたりしたんです
無人島から帰る日には子供達から似顔絵とメッセージをもらいました

今、ウサギ班の子供達が元気にしているかとても気になります

みんな無人島で学んだことを忘れずにいてくれるといいなあ



無人島の写真ではないのですが、今日はボランティアで行ったフィリピンで仲良くなった子供達との写真を載せます






話は変わりますが、昨日発売されたプレイボーイにミス立教候補者が載っています
私も人が少ないコンビニでこっそりチェックし、お父さんに買ってきてもらいました