フランクフルトというと、空港もあり、ヨーロッパ経済の中心地でもあるヘッセン州のフランクフルトが思い浮かぶと思いますが、
実はドイツにはフランクフルトという街がもう1つあります。
ドイツ語を勉強されたことのある方は、定冠詞の活用を学ぶ際に例として出てきたこともあるかもしれません。
ドイツの地名には、その町を流れる川の名前が付いていることが多いのですが、
この2つのフランクフルトも、川で区別が付きます。
有名な方のフランクフルトは、Frakfurt am Main(マイン川沿いのフランクフルト)
もう1つの方は、Frankfurt an der Oder(オーデル川沿いのフランクフルト)です。
マイン川は男性名詞、オーデル川は女性名詞なので、同じ「〜川沿いの」でも、ちょっと表現が変わってきています。
オーデル川、というと、オーデルナイセ線という言葉を連想される方もいらっしゃるかと思います。
オーデル川の方のフランクフルトは、ポーランド国境の街です。
川を越えるとすぐポーランド(スウビツェ)です。
自分のコレクションを整理していたら、この両方のテューテが出てきました。
生成りの生地に茶色でその街の見所が掛かれたあの定番のご当地テューテです。
オーデル川のフランクフルトのほうに描かれているのは、ゴシック様式の市庁舎。
実際の建物はこちらです。
マイン川の方のフランクフルトには、まさしくマイン川沿いの風景が描かれています。
大きくそびえたつのはバルトロメウス大聖堂です。
このご当地もの、その街でしか手に入らないと思うとどうしても欲しくなり、ついつい数が増えてしまうこのご当地シリーズ。
後々、その街を思い出すきっかけにもなったりするのでいいか、と考えながら、これからもコレクション増えていきそうです。