今朝の話なんですが…
am8:40に息子2を送って、家に戻る途中
あと300mで家、というあたり
道路の左側でおばあさんが四つばいになっている…
「コンタクトレンズでも探してる」 と思ったけど かなりの年配…
じゃあ、何してるの
と思って横に車を止めて
「どうされましたかー」 と声をかけた。
何か言ってるのですが聞き取れなかったので車を降りてそばへ。
具合が悪くなって動けなくなったけど誰も助けてくれない、
合図しても止まってくれない、 というのです。
とりあえず抱えて車に乗せ、1kmほど離れた自宅まで送りました。
少し元気になってたおばあさん、本当に涙を流していました。
「地元の人間は誰も止まってくれなかった。
あなたは土地のひとじゃあないね。本当にありがとう…」
「いえ、ドップリここの人間ですっっ」
ボロボロ泣きながら見送ってくれたおばあさん…
横を何台も通り過ぎられて、よっぽど心細かったんだ…
大事にならなくてよかったね…
ここに越してきて10年。
年寄りを拾ったのは今日で
4回目ですっっ
初めて拾ったのは 強風が吹いてた夕方。
風でころんだおばあさん。おでこから血を流してた…
2km離れた自宅へお届け。
2度目は道で変に座り込んでたおじいさん。
つまずいてころんだそうな。
1km弱離れた自宅にお届け。
3度目は私の車の少し前で、自転車ごとコケたおじいさん。
足を痛めたようだったので、自転車は横の家に預けて
おじいさんだけ2km弱離れた自宅にお届け。
自転車は家人に取りに来させる、と。
…しかし、こんなに人を拾う人間もいないのではあるまいか…
これが、父だったら… 母だったら…
そう思えば けして放ってはおけないと思うからなのだけど…
何でだろう… おもしろい不思議…