かーなーりーの名作らしいし、秋にNHKでドラマ化されるし、キャストの阿部ちゃんと香川照之にも惹かれるし、いっちょ読んでみっか〜って手を付け始めたの。でも全8巻、読破する自信もなかったので(^^;、オトナ買いはしませんでした。
で、いま2巻の半分でストップしてます。
明治時代に海軍と騎兵隊で活躍した秋山兄弟と俳人正岡子規の青春群像劇・・・という趣ながら、戦争や軍事の記述が多くて多くて、軍艦のナニとナニが何トンで烈強のに比べたらどうだとか、各種戦闘の作戦やら、そこらへんがあたしにとっては文字だけで追うには正直退屈する箇所。これって、もしかして男の人向きの本?だって男ってそういうの(戦いゴッコ)好きだもんね〜なんて思ったり。
でも、そこんとこを抜け出すと、またかっこいい秋山のお兄さん(ドラマでは阿部ちゃん)が出てきたりするのでなんとかチビチビ読めてるという状況。
けどね、いろいろ改めて知ることが多くて勉強になります。恥ずかしながら、あたしは日清戦争と日露戦争、どっちが先だったかなんてこともうろ覚えだったけど、これでバッチリ覚えちゃったし(いばるな)、なんとなく学校でいいかげんにさらってた歴史の断片が、実在した人物の生き様を通して頭の中で整理されてゆく感じがうれしい。興味深いエピソードには事欠かないしね。
秋のドラマが始まるまでに、少しずつでもいいから読み進めていきたい本。