ブログ巡り中、 完売 という文字に、思わず反応してしまいました
行きたい候補に入っていたため取り分けていた、何枚かのチラシ。
よし、行こう! と決心してネットでチケットを買おうとしたら、
公演事体が表示されません。
あれ? と思ったのですが、思い当たるのは・・完売。
チケット購入画面ではなく、公演スケジュールを見ると
やっぱり
意外に? 人気のあったこの公演は、
新春に響く 能楽コンサート
囃子と舞、音楽で愉しむ能の世界・・
以下、
プログラム ・・と、裏面より、解説です。
能の音楽のお話
案内役 久田舜一郎さん
ゲスト 藤田六郎兵衛さん
狂言の舞『三番三(さんばそう)』
祝い狂言のひとつ。大鼓が小鼓の半間半間に打ち込まれ
華やかに弾んだ囃子に始まり、律動的な笛・大鼓・小鼓の
演奏で、狂言方は足拍子を踏みながら明るく力強く舞う。
「籾の段」「鈴の段」の二編成のうち「籾の段」を演奏。
舞囃子『高砂(たかさご)』
「高砂や、この浦舟に帆をあげて、月もろともに出汐の、
波の淡路の島影や、遠く鳴尾の沖過ぎて、はや住の江に
着きにけり」という有名な謡の曲で、シテが登場して
春気色を賞し、御代を祝ってテンポの速い神舞を舞う。
松の命長きこと、葉色のさわやかで変わらぬことを賛美する。
素囃子『下り端(くだりは)』
笛が主となり、小鼓、大鼓、太鼓が囃す登場楽。天人が
舞い降りるイメージで登場してくる時の曲で、きわめて
伸びやかなノリの良い囃子の曲。
一調一管『安宅(あたか)』
“一調”とは、鼓一人謡い手一人で演奏する。これに笛が
加わり“一調一管”という。打ち方も複雑で高度な技術が
必要な曲である。
舞囃子『船弁慶(ふなべんけい)』重キ前後之替
源義経が弁慶等を引き連れ、舟にて西国に下る際、
摂津・大物浦で急に波風が荒くなり、平家の亡霊が現れる。
弁慶の祈祷で怨霊も波間に消えていく。囃子による
暴風雨の描写などが聴きどころ。「重キ前後之替」は、
“小書”といい、変わり演出のことで、高度な演奏になる。
2007年1月19日(金)7時開演
兵庫県芸術文化センター 小ホール
・・残念でした。