活き活きと生きて逝こう

風邪のみならずインフルエンザも心配な時期になってきました。

その対策として、以前このブログでも紹介したラクトフェリンについて、もう一度お話したいと思います。

ラクトフェリンは、母乳の特に出産後数日の間に多く分泌される「初乳」に沢山含まれていて、免疫力を高め細菌やウイルスの攻撃を防ぐ効果があります。

その他にも、多分皆さん興味があるでしょう？
「ダイエット」　「メタボリックシンドローム」　にも効果があるとのデータが、ライオンさんから
送られてきていたので・・・・・


２００８年１０月９日の　ライオン株式会社のプレスリリースから抜粋引用しますね。

「ラクトフェリン」による脂肪細胞の脂質蓄積抑制効果を世界で初めて確認
　「腸に届いた」ラクトフェリンが内臓脂肪低減に効果
　内臓脂肪低減効果をヒト臨床実験にて実証

具体的には
BMI：２５以上の成人男女（年齢３０〜６２歳）３０名を対象に
「ラクトフェリンタブレット」（１日あたりラクトフェリン３００mg.相当）摂取群
「ラクトフェリンの入ってないタブレット」摂取群　（プラセボ群）
に分け、
２ヶ月間摂取。

CT撮影による腹部内蔵面積、腹囲、体重の変化を比較し、プラセボ群に対して有意な減少が確認された。

「ラクトフェリンタブレット」はヒトに対して脂質改善効果を示すことが明らかになった。

☆この研究に使われた「ラクトフェリンタブレット」は、ラクトフェリンが胃で分解されず
小腸まで届く『腸溶性』を持っています。

ラットの脂肪細胞を使った実験によると、摂取するラクトフェリンが『腸溶性』を持つことが重要であると確認された・・・・・ということです。

　（第２９回　日本肥満学会　２００８年１０月　にて　発表）


さて、私はこの一ヶ月ライオン社製のラクトフェリンを服用していましたが
（一応、歯科医師なんでライオンさんとの付き合いもあり？）
これからのインフルエンザ流行の季節に向かって、経済性を考えて
ＤＨＣのラクトフェリンを購入。

ラクトフェリンの免疫賦活効果は、歯周病毒素を不活性化し、炎症の進行を抑制するため
歯科の分野でも研究が進んで、すでに患者さんにも使われていますが、
その患者さんたちから、歯周病だけでなく
「何故か風邪を引きにくくなった」「なんだか体調が良くなった」
という声が多く聞かれるそうです。

口の中に直接働く「歯科用ラクトフェリン」は、当然『腸まで届く』加工はしていません。
それでも免疫賦活効果は充分期待できるようで・・・・・・・
ＤＨＣに直接問い合わせましたところ、

胃酸で分解されたラクトフェリンは『ラクトフェリシン』という物質に変わるそうですが、抗菌作用には変わりが無いという研究データがあるそうです。
そのため、あえて「腸溶性加工」をしない（低価格実現のためでしょう）、さらにお口の渇きやすい人のためにヒアルロン酸を配合し、トローチタイプにしたとのことでした。



本日の結論☆

ＤＨＣラクトフェリンは、調べた限り最も低価格で信頼できる商品だと思いますが
腸溶性加工はしていませんので、
「メタボ対策」効果は期待できません。

でも、一日量にラクトフェリン３００mg.、その他、オリゴ糖・ビフィズス菌・ヒアルロン酸が含まれており、お通じも良くなりますよ。
トローチタイプですが、小さなタブレットだから、舐めずに水で飲んでももちろん免疫効果に変わりはありません。
お口の渇きが気になる人（ヒアルロン酸は、そのために含有とのこと）は、おしゃぶりしてください。

☆☆☆
メタボ対策としての効果も、期待したい人は「腸まで届く加工」がされているものを選択する。

ちなみに
ライオン（株）の「ナイスリムエッセンス　ラクトフェリン」は
1ヵ月分：　６，１５０円　（定期お届けコース　５，５４０円）　送料無料

　　＊参考までに、ＤＨＣラクトフェリンは、1ヵ月分　１，７８５円　（断然安い）

さて、どっちを選ぶ？？？　高くても痩せたい？　
でもね・・・・・
ＢＭＩ値の高いホントの肥満、または内臓脂肪の多い『隠れ肥満』に効果が立証されたのであって、
『痩せたい願望』だけの　実際には太ってない人には効果無いと思うよ。

特に女性の場合、お腹の皮下脂肪は大切な臓器を守るために、ある程度必要な物だから！
そこんとこ、勘違いしないように・・・・・


ラクトフェリンは、その効果が発見されてもう数十年・・・・・・
これからも研究は進んでいますから、色々なことが判ってくるでしょう。


身体もですが、ふところが風邪を引かないようにね♪

　　　　　
　　　　
　　　　　必要ないから買わない人・・・それが一番よ！