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給料日 [2011年08月11日(木)]
どんな場所にも、どんなひとにも、どんな仕事にも、いい面と悪い面があるのは当たり前で。


仕事の楽しさ、大変さ、内容如何と、給料の金額は比例しないしさ。


自由、カジュアル、柔軟・・・は、アバウト、行き当たりばったり、なぁなぁ、にも通じるから、先々のことが不安になったりもするしさ。




何でもとりあえず社会勉強だ〜、先は長いんだからいろんなことやってみよう〜、と無邪気に笑っていられるほど若くはないのも現実だったりして。


上を見りゃきりが無い、下を見りゃきりが無い。


どこでも、誰でも、ね。




バリエーション豊富というか、やたら雑多で煩雑というか、とにかく飽きることない仕事数ではあるから、楽しんでる。


認められて頼りにされてるし、上司の人柄もいい。


家から近くて、通勤に時間やお金をかけなくていいのもラッキー。


問題はただひとつ。


お金なんだよね・・・



ここ、か〜なりの安月給・・・



あけすけな話をしちゃうけど、家賃、電気、電話(FAX電話とケータイ、ネット含む)、ガス、水道、奨学金(日本育英会第一種)の返済、国民健康保険etc、そういう 「これ以上の節約はできない固定経費」 だけで、月12万にはなるからね。


そこに、三度三度のおまんま(!)やら、日用消耗品、交際費に交通費に犬猫用品、化粧品DHCだからべつだん高価ではない)・・・となると、どう頑張っても足が出るのね。


どうするかな〜、と考えている。

今は申告制の週休2日を固定休にしてもらって、バイトを入れてかけもちするか・・・



母の病気に足止めされてた「せい」ではあるものの、家賃の要らない実家暮らしが長かった「おかげ」で少しは貯えもあるけど、そういうのに手を付け出したら、下り坂一直線だしさ


いや、「付け出したら」じゃなく、現にそうなってるし。


なーんせ、今年は、これでもかというほど医療費ばっかりかかっちゃって。

仕事はままならないわ、出費はかさむわ、こういうのをまさに厄年といふ・・・


今日、会社に税理士さんが来て、新事業の融資の打ち合わせやら私の雇用保険の話やらをしたんだけども、その中で、うちの会社(新事業の母体となっている新聞屋さん)が、何と社会保険に加入していないことが判明した。

つまり、厚生年金もないわけで。



おいおい、頼むよ〜

そういう福利厚生が全部あっての、手取り○○円だとしても、かなり切り詰めなきゃ足が出るんだからさ。


「今」の生活を何とか回せたとしても、将来が不安になっちゃう。



帰宅してからネットで調べてみると、やっぱり、


「5人以上雇用している事業所は、社会保険に加入しなければならない」

と定められているのよね、ちゃんと。


でも、これってたぶん、ただ定められているだけで罰則は無いはず。




明日、所長と話をしよう。

加入してください、と。

ここで続けていきたいから、と。



・・・身内が暇なし給料なしで走り回らなきゃどうしようもない、零細企業の経営者の娘だからさ、私。

そりゃね、わかるよ。


ひとを雇って仕事を回すことがどれだけ大変かという事実も、同じ労働時間なら正社員よりパートでいてもらって、目に見えない福利厚生にかける金額はできる限り、抑えられる限り抑えさせてほしいと思うのが当たり前だということも。



スタッフみんなの給料計算をして、紙幣や硬貨をブルーの袋に入れながら、休みなく連日連夜忙しかった父と私の給料は残っていない事実が切なくてたまらなかったことも。



誰も怠けてなんかいないし、ずるく立ち回って私腹を肥やしてもいない。

ボーナスのひとつも出してあげられない不甲斐なさに、スタッフのみんなごめんねと、いちばん頭を抱えているのは経営者とその家族。

わかるけど、今は立ち位置が違うから。

雇用主の懐事情を、スタッフが慮る必要はないんだと、あらためて我が身に言い聞かせる。




給料に限らず、お金のことって、ちゃんと勉強しなきゃね。

いいトシなんだしね、私も(笑)



・・・そんなことを考えて、ちょいと胃が痛くなっている、初給料日の夜です。

posted at 22:45 | この記事のURL
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