男性向けのアンチエイジングブログです。
10年間実践してきた抗老化対策をぼちぼち書いていきたいと思います。

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人の本質(後編) [2007年11月28日(水)]
 女性は恋愛論が好きで、特に若い女性は恋愛の気高さを主張するけれど、人間である以上、それはキレイ事であると気づくべきだと思います。不倫もある。友達の彼氏をとっちゃうこともある。恋愛より打算が優先することもある。人間性よりブランドで選ぶこともある。本人はロマンスに生きているつもりでも、汝、実際にやってることは、盗んだり、妻を欲したり、財産を欲しがってばかり。傍から眺めればロマンスというより地獄絵図です。けれど、それが人の本質というもの。
 こんなことがありました。1631年にイギリスで出版された聖書で「not」を書き漏らし、「汝、姦淫すべし!」になった版が流通したそうです。これは姦淫聖書と呼ばれています。姦淫とは「男女が道義に背いた肉体的交渉をもつこと」(大辞泉より)。まあ、平たくいえば神様が大乱交せよと、おおせになったわけですな。きっと国中が祭りになったことでしょう。僕だってその時代に居合わせたなら言いたい。
「ちょっくらイギリス行ってくる」。
 女子のみなさんは姦淫聖書をどう思いますか。いやらしい! そう思ったって、あなたたちの恋愛対象はみんな「ちょっくらイギリス行ってくる」野郎ばっかりなんです。それに・・オーランド・ブルームやヒュー・グラントと姦淫してもいいですよ、だって聖書が認めていますから! そういわれてあなたは「ちょっくらイギリスに・・」行ってみたくないと言いきれますか?

 恋愛感情を低く見るつもりはありませんよ。けれど、恋愛感情は消費してなくなるものです。非難を恐れずに言うなら、ロマンスの永遠を主張するほど、薄っぺらく、こっけい。恋愛は3年、なんていう学者もいます。恋愛感情を引き起こすホルモンは脳には負担が大きくて、リスク回避の意味でも、次第に薄れるようにできているのだそうです。 
 ですから、恋愛は始まった瞬間にパンドラの箱が開いてしまっている。甘いロマンスは少しずつ漏れ出し、やがてすべて無くなってしまうか、ごく稀に、底に情が残ることがある。その小さな欠けらを拾って、大事に温めるのが結婚というものではないでしょうか。

 恋愛はホルモンが作り出すひと時の舞台装置。人生には大事なものだけど、それは演じて楽しむものだと自覚するべきもの。緞帳(どんちょう)の降りない芝居はない。そして、緞帳は降りなければならない。すべての恋愛の数だけ結婚がある、そんなことが現実になれば、世の中には不幸の種がワンサカ蒔かれることになるでしょう。

 だからね、女子のみなさん。恋愛を、いや、人の本質をよく理解してほしい。
  恋愛時代の彼氏が素敵に見える。人のダンナさんが素敵に見える。
「しゅわっち!」
 それは、男たちがあなたの前で無理してウルトラマンに変身しているからです。けれど、ウルトラマンはたった3分しか戦えない。舞台裏では、ショッボーイ、なんの取り柄もない横分けの男に戻ってしまいます。見えないものを正しく想像できず、ロマンスで埋めるのは愚かです。あなたの前で素敵な彼は、家族や奥さんの前では「これ以上変身できません。しゅわっち!」なダメ男。モコミチとイマイチくらいの差があります。
 結局、無理にして変身している以上、ウルトラマンに地球は救えない。けれど、もしも。横分けに戻った男がその弱々しい手に情を握っていて、あなたがそれを一緒に苦労して育てる気があるのなら。
 
 そこで初めて、恋愛のその先を考えるべきだと思うのです。
posted at 20:10 | 別室 | この記事のURL
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コメント
jijiさん

いい言葉ですよねえ。
僕は結婚に前向きでないまま歳をとってしまったけど、
nahnaさんのような結婚観に触れると、やっぱり人の成長のために必要なことなんだろうなーと考えてしまいます。

一度壊れても大丈夫。
もう一度作ればいいだけのことですよ




Posted by:naokichi → jiji  at 2007年12月02日(日) 03:07

こんばんは、ジジです。
私もナオキチさんと同じように
nahnaさんの
「夫婦とは何をしているのか少し気にかけつつも、邪魔をしない。ワインの澱のように静かに静かに底に溜まるもの」この言葉がとても、心に響きました。
私は一度壊れてしまったけれど、もし、いつか想いを伝える相手が現れたら、こんな風に素敵な関係を築いていけたら幸せだと思いました。。
横から、コメントをさせて頂きましたこと
          お許し下さいませ。
Posted by:jiji  at 2007年12月02日(日) 01:50

こんにちは。
私は、ご立腹にはなりませんでしたよ

>恋愛時代の彼氏が素敵に見える。人のダンナさんが素敵に見える。
>それは、男たちがあなたの前で無理してウルトラマンに変身しているからです。

これって旦那様も同じような事思ってるかも
しれないですしね
女だって恋愛時代の頃のほうがオシャレなどにも
気を使っている事が多いと思いますし…
私だけかな

私、ちょっとオシャレ気を使わなきゃなっ
Posted by:ひろ  at 2007年11月30日(金) 12:48

nahnaさん

重みを感じるコメントありがとうございます

>何をしているのか少し気にかけつつも、邪魔をしない。
理想的です 素敵な関係を羨ましく思います。

結婚とは誰もが犯さなければならない過ちである
byジョージ・ジュセル

僕も結婚する日が来るのだろうか・・
Posted by:naokichi → nahna  at 2007年11月30日(金) 02:29

ひろさん

コメントありがとうございます

こんなこと書いたら女子には総スカンだなー。
もうあのオッサンの文章は読まねえ!
ご立腹の女子が続出かなー。
そう思ってたから、肯定していただいて嬉しいです。

感謝
Posted by:naokichi → ひろ  at 2007年11月30日(金) 02:26

おはようございます。

私は来年結婚30年になります。50歳にも突入します。
それぞれに結婚の形は違うのでしょうが、ここに至るまでの道のりは、人並みの波乱も含んできました。
今、定年を5年後に控えた夫の少し薄くなってきた頭頂をみやりながら、(夫は太った私を眺めながら)思う事は健康でありたいということかな。

夫婦であろうと、一人の人間をまるごと理解していけるなんてことはないわけですが、何をしているのか少し気にかけつつも、邪魔をしない。
べったりひっつかれる濡れ落ち葉にならない程度に、たまには一緒に出かける。

情熱で押し切った結婚も、30年たつとワインの澱のように静かに静かに底に溜まるものなのかな、なんて。
Posted by:nahna  at 2007年11月29日(木) 09:13

こんばんは。
いつも興味深い記事で感心しております。
私もね思うんです。
夫婦って愛し続ける努力をしないと壊れてしまう
もろいものだろうなって。
やっぱり最初の頃のようなドキドキみたいな感情は
確かに消えていきますものね。

> ごく稀に、底に情が残ることがある。その小さな欠けらを拾って、大事に温めるのが結婚というものではないでしょうか。

これはホントその通りだと感じました。
私も欠けらを拾って大事に温めていきます


Posted by:ひろ  at 2007年11月28日(水) 23:09

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