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だけど死ぬまで春の服を着るよ [2011年12月06日(火)]
今日、寒かったね〜

1月並みの気候だったとか!?


風は北向き 心の中じゃ 朝も夜中もいつだって吹雪・・・


なんて、みゆきさんの昔の歌なんぞ、つい口ずさんでしまう



仕事がさ〜、決まらないんだわよ、なかなか



今日も派遣会社からの紹介で、赤坂まで面談に出向いたけど、結果は、


「申し訳ありません、今回はお見送りということになってしまいまして・・・」


判で押したような決まり文句。


今回は、じゃなく、今回も、でしょ?


雇う側や紹介業者からすれば当たり前の話だけど、ひとつの案件に対して、何人を(いや、十何人か、何十人かな?)同時に天秤にかけてるんだろう。



実家が会社だから、面接や選考に立ち会ったこともあるし、そっち側の事情も悩みもよくわかる。



その時にそのひとが不採用となるのは、必ずしもマイナス要素(能力不足、経験不足、性格や言葉の悪印象など)があるわけじゃないことも重々わかっている。



たとえば、仕事は普通にできても性格的にちょっとアクが強かったりイジワルな部分があったりする「先輩スタッフ」がいる現場に、追加で1人雇うなら、見るからにテキパキと仕事ができそうな雰囲気の「頼もしいひと」は、実務に役立ちそうな経験が豊富にあろうと笑顔がステキだろうと、NGだったりするから。


この場合なら、ただ真面目でおとなしそうで、何を言われても反論したり喧嘩になったりすることはなさそうで、その先輩スタッフより明らかに若くて力不足であることがわかる新人を入れたほうが、現場はスムーズに回りやすいだろうから。



やるせない妥協だけど、それも現実。



そもそも世の中全体として、泣いても笑ってもシゴトの需要と供給のバランスが取れていないのも事実だから、20脚の椅子を並べて30人が椅子取りゲームをするみたいに、かなりの人数が入れ替わり立ち代わりしながら常にあぶれてつっ立ってる状態にはなってしまうしね



だから、私の再就職活動が連戦連敗なのも、それは私が「採用する価値が無い、能力不足で性格に問題アリの使えないヤツ」だから、というわけじゃないんだけどさ。



わかってるけど、さ。



でもねぇ・・・



もう何連敗だか数えるのもばからしくてやめちゃったくらいの回数になるとさ、強がっててもやっぱり生身だからさ、ふと黙って蹲って泣きたくなったりもするわけよ



実際には、しないけど。


しそうになっても、絶対しないけど。


一度でも蹲ってしまったら、もう二度と立ち上がれないかもしれないこと、それも自分でわかってるから。


立ち上がれなくなった私を、それでも愛して支えてくれて、立ち上がらせてくれるひとなんてどこにもいない。


それは特別寂しいことじゃなく、どんな時も変わらずにある、当たり前の現実。




ちょっと美味しいパンを買ってきて、ソーセージとかぶのクリームシチューを作って、録画しておいたサンドラ・ブロック主演のコメディ映画を観ながら食べた


ん〜〜〜、美味しい


落ちそうなときは、美味しいもの食べて笑うしかない。



愛しきムスメたちもいることだし





ごろにゃん、ごろにゃん・・・


気持ちよすぎて変顔になってる美羽にゃんこ(笑)





選手交代、で今度はネルが膝によじのぼってきて、妙に静かだと思ったら、早くもウトウト・・・


さて、明日も1件、面接に行ってきます



   だけど 死ぬまで春の服を着るよ
   そうさ 寒いとみんな逃げてしまうものね

     ――中島みゆき 『断崖〜親愛なる者へ〜』


posted at 22:50 | この記事のURL