1日のスタートはまず徳ちゃんから…
そして1日の終わりも徳ちゃん…
3度の飯より徳ちゃんが大好きな私(* ̄σー ̄)ゞヘヘ♪
コちゃんがだ〜い好きな方・:*:・(*/////∇/////*)・:*:・
気になっている方(。-`ω-)ンー
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今まで小さな封筒で送られてきた会報が1993.Vol.30で終わり
新しくVol.0から現在の会報のようになりました。折り目もなくとても奇麗な状態で
嬉しいですね

Vol.0からVol.1へとんでこちらの会報では「Nostalgiaライナー・ノーツ」が
取上げられていました

Nostalgiaライナー・ノーツ

徳永英明による、「Nostalgia」全曲解説です。
ただし、この解説は93年の11月現在の解説です。
「いま言ってる事は、明日変わるかもしれないしね。
いま喋ったことがすべてじゃない」ということです。
徳永英明のように曲たちも、みんなに聴かれ徳永に歌われ
みんなに歌われ続けることによって、いろんなものを背負うからなのです。
いろんなものを背負った曲たちは、時代の呼吸の中で
どんどん変化し、新しい魅力を兼ね備えていくのです。



「Nostaljia」

「FRIENDS」
この曲は、すべて前号の「プリズム」に
書かれてあるので、そちらをお読みください(笑)。
お持ちでない方は、バックナンバーをお求めください(笑)

「恋の花」
この曲は、童謡を意識して作りました。
僕は童謡を聴いていた年代なんでね、「あかとんぼ」とか
”夕焼けこやけの赤とんぼ〜”という詞やフレーズがずっと
心に残っているんだよね。こういう童謡のね、シチュエーションを
思い出しながら、恋をした女性がその恋に破れて、
あぁ片思いをしているときの方が楽だな、恋をしてしまったら
もっと大変なことがあるんだな、というようなことを童謡ぽく
歌いたいなと思って作ったんです。

「魂の願い」
頑張れ、とうたい叫んでしまうフレーズ。スタッフから
すごいと言われた。普通だったら日本語で
”頑張れ"とは歌えないもんなの。”トライアゲイン”とかね、
英語のフレーズにするものなんだよね。僕も相当悩んだ。
頑張れと歌いきってしまって、子供ぽいかな、
音楽にならないかな、とね。でもアレンジャーの国吉さんが
デモテープを聞いて「コちゃんさ、すごいよ、これ。この”頑張れ”と
言ってるのはすごい」と言ってくれたんだ。ライブではこの曲、
変な話さ、泣きながら歌ってしまうかも知れない。
感極まったらそれぐらいのテンションになってしまう曲だね。

「また明日は来る」
僕らの年代の男たちは、叫んだね。「やったね最高!」(笑)。
要するに、こういう詞をさりげなく書けて歌えるよになったという
ことだよね。10代の頃なら、こんなシチュエーションは考えられないもの。
お前となんか明日はねえから出てけよ、ばか野郎だもんね。
ないぞ、もうお前との明日はないぞ、だよね。
で、次の日には違う女がいるんだよ(笑)。
でも、僕たちの年代になると、さぁ明日は来るから眠ろうなんだ(笑)。
これしかないよ、ホンマに(笑)。されど、されど明日は来るのだ(笑)。

「Jealousy」
このアルバムは自分がプロデュースした作品です。
誤解を恐れずに言わせてもらえば僕がプロデュースする
作品はすべて100%自分のビジョンだけではいきたくない。
90%まで。残りの10%は周りのスタッフの意見を尊重して
作り上げたいのね。僕はね、スタッフの意見をすごく尊重したいんだ。
だからこの曲に関しては、僕は入れなくてもいいと思っていたの。
でも、スタッフが「あの曲は入れたほうがいいよ。ライブで盛り上がる
はずだから」というんでね。で、入れました。

「もう一度あの日のように」
この曲は、「Nostaljia」の原点なんです。この曲を入れたのも原点を
忘れちゃいけないと思ったから。
インタビューでしゃべったことなんだけど(注・もう一度前ページの
インタビューを読み返して下さい)、この曲は前のライブの時に作ったのね。
そう自分が視覚で見える頂点に達したと喜んでいる時に
作った曲だから、まだ気力があった。よし、もう一度あの頃のようにだ、と
漠然と思っていて、それを追求していったら自分が迷路に迷い込んじゃって
倒れてしまった。それがスタートだったからね。
そして、”あの日”ということを見つめ直すといういことで、
アルバムが完成した後に「Nostaljia」が完成したわけだから。
本当に、原点だね、この曲は。

「MONEY」
話題のブルセラとか、少女買春とかね、今の性風俗などを
チャカしている作品。最後に「未来は売れないから」と
歌ってるんだけど、やはり未来は売っちゃいけない。
ブルセラショップに通う子たちはよくない、と簡単に
言えるんだけど、そういう子たちは現代の大人たちに
飽き飽きしているわけなんだよ。だから、魂は売らないで、
どんどん肉体だけを売ってしまう。逆に肉体だけを
売り尽くしちゃって、魂だになってしまった方がいいかなとも
思ったりする。この曲は僕が歌い続けることによって
どんどん変わっていくよ。

「僕のそばに」
日記の中の片隅に書かれているシーンのひとつだよね。
絶対人には見せられない文章というの(笑)。
見られちゃったら、私、自殺してしまうわ、ていうやつ(笑)
だからさ、本当はね、自分の好きな女が悲しんでいたら
キスでもしてやれよ、抱きしめてやれよと言いたいんだよ。
でも、言えない。僕はただ抱き寄せることしかできない、
というね。照れ屋さん・・・、だな(笑)。

「過ちの夏」
1曲目は2曲目の「NAVIGATION」もってきた方が
ピッタリとくると思う。オープニングぽいしね。
だけど、徳永はこういう音楽をやっていきたいんだ
ということを示したかったんだ。この曲を聴いて、
若い人たちが、”何だ、徳永って暗いじゃん”と
言うかもしれない。でも僕はそう言われてもかまわない。
この曲は、スローなフェイクなんだけど、
この曲が似合う舞台や照明の中で将来的には歌っていきたいからね。
この曲はね、ホント1曲目に入れなきゃ駄目。
後に入れるとそこまでの曲が全部飛んでしまうからね(笑)。

「NAVIGATION」
社会の流れがね、左から右に流れてるとする。で、自由を叫ぶ人は
逆に右から左に流されなさいという。そういうことで
自由を教えようとする。でもね、人間も30歳を超えると左から右に
流れたことのない人間が、自由とか愛とか夢とかを語ってはいけないと
思うようになるんだ。もうね、その左から右の流れに乗ることを
耐えられた人間だけが、穏やかな気持ちで”夢を愛していますか”
”時代の流れは
左から右なんですけど、そこで夢を語れますか”と
言えると思うのね、それが大人としてのメッセージソングだと思う。


posted at 22:19 | 会報(▽ ̄o)ノ | この記事のURL
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