どの作曲家でもだいたい変奏曲を作曲していますが
その主題は民謡や何かの曲の一部から取られていたり、
表向きにはちゃんとした曲名があるけれど
一部、あるいは全部が変奏曲になっている場合もあります。
(例:モーツァルトのソナタ第11番イ長調『トルコ行進曲付き』の
第1楽章が変奏曲になっているなど。
この曲はニンテンドーDSのBGMにも使われていました。)
今朝、出勤途中で聴いていたラジオから
モーツァルトのきらきら星の主題による変奏曲が流れてきました。
日本では『きらきら星』の名前で定着しており、

を習う子どもに人気のある曲で
モーツァルトの曲としても演奏される機会が多いみたいです。
でもこの曲は前述の通り、原曲はフランス民謡で
春秋社版の楽譜によると、『ああ、お母さんあなたに申しましょう』
という曲名がついているそうです。
春秋社版のモーツァルト集第3巻の2曲目に載っています。
この曲が作曲された時、日本は江戸時代で鎖国のさなか。
それが150年ほど前に開国し、西洋の波が押し寄せるなか
この民謡も入ってきたはずです。
この曲集を手にした小学生の時、ページをめくっていて
主題を見てすぐにこれはきらきら星だとわかりました。
それゆえ、アナウンスではきらきら星ではなく
原曲の名前で曲紹介をされても全く動じませんでした。