犬や猫を飼おうと考えておられる方は、保健所や保護団体で、
里親を募集しているので、そうゆう所から引き取ってもらえませんか?
沢山の犬猫が殺処分されています、奪われそうになってる命を救って下さい。
流行りやブランドでなく、家族として一生大切にして下さい、お願いします。

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人気の そのあとは・・・[2010年08月13日(金)]
★★ テレビで人気の そのあとは・・・ ★★★

犬や猫だけでなく、今やいろんな動物が

テレビの情報番組やインターネットを通じて

紹介されています。

紹介されるとブームになることもあり、

人気に火が付いた動物は、一躍有名に。

飼う人が増えたり、DVDや写真集などが

発売されたり。

たちまち人間の経済活動の波に乗ってしまいます。

しかし、ブームが去ったそのあとは、どうでしょう?

今回はそんなことを、ちょっぴり考えてみようと思います。


〜★ かわいいのは一瞬だった ★〜

この記事を読んでいただいている人の多くは、

1970年代後半にテレビ番組の世界名作劇場で

放映された「あらいぐまラスカル」をご存知だと思います。

この物語は作者の実体験を通して、少年とアライグマの

友情物語をテーマとしているように思えますが、実は、

自然と人間の共存の難しさにふれたアニメでした。

しかし放映が始まった日本では、

北米からアライグマがペットとして持ち込まれます。

そして、テレビを見た人が、アライグマを飼い始めました。

しかし。

アライグマがかわいいのは、小さい頃のほんの一瞬。

大きくなるとその凶暴性を発揮し、

手に負えなくなった人々は、

テレビで主人公の少年がラスカルを山に帰したように、

アライグマを山に捨てました。

そして現在。アライグマは、

在来種にとっての驚異であるばかりか、

農作物や文化財に甚大な被害を及ぼす存在に

なっています。

20世紀後半には

その被害と対策が叫ばれていたにもかかわらず、

政府や自治体が重い腰を上げぬまま

いたずらに時が過ぎ、気付けばその被害は、

日本全土へ拡大。

平成5年に東京、北海道、愛知など

5都道府県だった被害報告は、

そのわずか10年後、

平成15年になると41都道府県に拡大。

その後も増え続け、

平成20年には、ついに全都道府県で

確認されるまでになってしまいました。

農作物への被害を数字で見てみると、

平成18年度のアライグマによる農産物被害は

全国で約1億6000万円、これは、

平成14年度と比較して約2倍。

それだけではありません。 京都の社寺では、

国宝や重要文化財までが被害に遭っています。


〜★ かわいさ余って・・・ ★〜

さて、ここまで被害が深刻になってきて初めて、

全国の自治体のなかにも、

対策に乗り出すところが現れ始めています。

対策の最終目標は、完全駆除。

なぜ駆除しなければならないのか?

それは、

そもそも日本にいない生物であるアライグマが、

在来の生態系を破壊していくからです。

アライグマは雑食性。

野菜も食べれば果物も食べる。

魚やニワトリだって食べる。

犬や猫が襲われたという報告も各地で出ています。


『 人間のエゴのために連れてこられ、

  そして、捨てられたアライグマ。

  彼らには恐らく、罪はありません。 』


なのに、置かれている立場は、

まさに「かわいさ余って憎さ百倍」

ただ、問題が深刻化の一途を

辿っているのも事実。

国内の野生アライグマに

高病原性鳥インフルエンザウイルス(H5N1型)の

感染歴があったことも昨年分かりました。

放っておいた結果、人間の生活を

脅かす存在にまでなってしまったアライグマ。

悲しい話ですが、駆除するしかないのです。


『 人間が持ってきて、

  好き勝手に人間社会に取り込み、そして捨て、

  人間に害を与える存在になったがために駆除。 』


ペットとして多く飼われている犬や猫にも、

同じ事があてはまると思いませんか?


飼ってみて、手に負えなくなったから捨てて、

野良犬や野良猫が増えすぎたからと対策を講じる。

保護された犬や猫は、

ほんの一部だけが次の生活を見つけることができ、

多くは処分されている現実。


『 生きる権利、共に暮らす責任、

  そんなことを、もっともっと考えていく必要がある。 』


アライグマの事例を通して、強く思うのでした。



              「ペットと共に生きること」 より
Posted at 08:37 | 【歩みや想い】 | この記事のURL | コメント(4)
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だんごさんへ

こんばんは☆
お久しぶりでしょうか!?
だんごさんのブログ、読んでいますよo(^-^)o
(読んでるだけですみませんm(__)m)

こうゆう記事に
共感していただけるのが一番 嬉しいです

怒り私も感じます。
呆れてものも言わない、じゃなく
無力ながらもガンガン言うつもりです!!

子供も、ほんと事件が絶えないですね・・・
「お前らの所有物じゃねえぞ」って思います。
他人でも身内でも、腹が立つことはありますが
虐待も殺害も理解できないですね。

同時に、子供でこれだけ被害があるんだから・・
共に暮らす動物も・・と思うと辛過ぎます・・・

大阪のワンルームマンションで二人の幼児が
遺体で発見された事件も、「暑さと空腹」を
人間に飼われている動物たちに置き換えてしまい
考えると頭がおかしくなりそうでした。

子供も動物も、自ら、生きる場所を選べる訳じゃない。
周りや社会が守っていかなければいけないのに・・・
本当に憤りを感じます。
Posted by:だんごさんへ  at 2010年08月16日(月) 05:20

猫ママさんへ

もし来たらどうしたら良いのだろう・・・
私もそう思います。

駆除するしかない、との記事に複雑な想いもあります。

口蹄疫のニュースが毎日流れていたときも・・・
連日、埋葬場に運ばれる動物・・・むごいなぁと・・
悲しい想いと嫌な気分でした。

贅沢なくらい高度な医療に頼る人間。
病気になれば殺される動物。
邪魔になれば殺される動物。
仕方ない、だけで、済ませて良いのか?と思います。
ちょっと話がそれちゃいましたm(_ _)m

閉園してサルを開放しちゃったんですか・・・
飼えなくなって動物を捨てる、無責任ですね。
解放して終わりじゃない、ですよね。勝手な話です
増えすぎた野生動物による被害は深刻ですね・・・

全ての命を救うことは出来ないですが
相手の立場(ここでは動物)に立って考えれる人が
もっと増えてほしいです。
根本的に変わらないと、犬や猫の処分も減らない・・
1匹だけですが私も幸せにしたいと思います
Posted by:猫ママさんへ  at 2010年08月16日(月) 04:32

こんばんは〜
京ちょこさん、お久しぶりです

この記事に共感です
怒りを感じることも多々あります。

なんでもかんでも【流行り】に流される人間が
いるのは間違いないです。

どうにかならないのか!

だから子供までもひどいことになっているケース
があって・・・・憤りを感じます。

自分だけはとも思うけどどこかエゴはあるんだろうな〜
何事にも負けない屈しない人になりたいです
Posted by:だんご  at 2010年08月14日(土) 20:23

アライグマにインフルエンザが感染するのですか!
勉強になりました
まだ私が住むあたりでは確認できていませんが(ハクビシンはいます)もしきたらどうしたらいいのだろうと思いました。
今はサルの被害が深刻ですが、このサルも近くにサル園があり、閉園してサルを開放させてしまったんです。
それが野生化して繁殖し、作物を荒らしてます。

人間のエゴって怖いですね。
犬や猫も人間に運命を握られてるみたいで、その責任を人間は負いきれてないんですね。
せめて我が家の猫ちゃんだけは幸せにしてあげようって思ってます。
Posted by:猫ママ  at 2010年08月13日(金) 17:35

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