またラジオ番組でありがたいお話を聴くことができました。
それは「人の憂いと書いて優と書く」ということ。
「優」の読み方には「ユウ」や「やさしい」のほかにも
「すぐれる」とも読めることはみんな知っていると思うけれど、
最近は「不況の時だからこそ優秀な人材が欲しい」など
人の品定めや良し悪しに使われていることが多く、
あの人よりも優れている、だから自分は優秀なのだと
独り善がりな思い込みにおぼれる人間が多いのも目につきます。
でもちょっと待った!といいたい。
その前に一人の人間として認められるのが先だろうと。
人の痛みや悲しみがわかるから優しくなれる。
いくら優秀な人でもそれがわからない人はだめだということを
もっとたくさんの人に知ってもらいたいです。 |