みなさんは子どもの時、どんな昔話や童話が好きでしたか?
今でもそのお話の内容は覚えていますか?
私の思い出のある作品の中で
今回取り上げさせていただく作品は『金のおの』です。
昔は木を切るときは斧で切っていましたが、
現在はチェーンソーを使うのが主流で
斧にお目にかかることがないと思ったことと
このお話に出てくる女神様はどんな人だろうと
想像を膨らませた記憶があったからです。
どれくらいの方がこのお話を覚えておられるでしょうか?
お話の内容は次の通りです。
ある木こりが湖のほとりで木を切っているさなかに
その斧を湖に落としてしまいました。
すると水の中から女神様が出てきて
金の斧、銀の斧、古い斧の順番に見せて
木こりが落とした斧はどれかを尋ねました。
その木こりは正直に古い斧が自分のものだと申し出ると
自分の斧は手元に戻り、金の斧と銀の斧も手にしました。
その木こりはこのことを木こり仲間たちに話し、
彼らは斧を湖に落として金の斧を手に入れようとしたのです。
しかし、落としたのは金の斧だというと
嘘をついたので自分の斧も失った、というものです。
私の思い出の童話、また紹介できたらいいなと思っています。 |