DHC健康食品相談室の担当医が、健康についてご紹介します。
みなさまからのご質問も受付中。テーマ募集より投稿してください。

土用の丑の日 [2015年07月30日(木)]
内科医のC.Nです。
毎日暑い日が続いていますね。熱中症の搬送のニュースを
しばしば耳にしますし、病院にも外でバーベキューをして
気分が悪くなったとか、部屋にいたらめまいがして立てなくなった
など、熱中症と思われる患者さんがこのところ増えています。
まさか自分がと思っていると、急におかしくなったりするので
対策をしっかりしたいものです。





先日は「土用の丑の日」ということで、体力をつけるために
奮発してうなぎを買い込んで、「ひつまぶし」にして食べました。
最近はうなぎの収穫量が激減してしまっているということで、
お値段が高騰していて、この前デパートの上の鰻屋さんを覗いたら
うな重が一人前4000円くらいしていて、倒れそうになりました
自宅で買って食べるほうがまだ安く済みます

お値段はさておき栄養価は抜群ですよね
油はDHAEPAなどのω-3系脂肪酸が中心で、
ビタミンAビタミンBも豊富ですね。夏バテにはビタミンB
もってこいです。ビアミンEやカルシウム、吸収を高めるビタミンDも
豊富ということで、もちろん高蛋白です。高カロリーでも代謝が良くなるので、
美容にもいいようです。
焼くととぬるぬるするのは豊富なコラーゲンが溶けだしてゼラチンに変わっているとか。
頂いた時の幸せ感も健康維持に一役買うかもしれません。





ご存じの方も多いと思いますが、「ひまつぶし(笑)」ではなく「ひつまぶし」は
名古屋の栄で食べて以来大好きになりましたが、おひつに入れた御飯に鰻を
細かく切って混ぜ合わせ、1杯目はそのまま、2杯目は刻んだ長ネギや
のりをかけて、わさびなどを載せて、3杯目はお茶かだし汁をかけていただく
という3度楽しめるのが魅力です。まだ未体験の方は次の土用の丑の日にでも
お試しあれ。





暑いからと冷たい飲み物やアイスクリームばかり食べていたのでは、
胃腸の働きも弱まってしまいます。
水分は大事ですが適度なエネルギー補給としての炭水化物と、それをきちんと
代謝させてエネルギーとして使うために、特にビタミンB群の摂取が必要です。
また筋肉が衰えると疲れやすくなり、また熱中症にもなりやすくなるので
しっかりと良質の蛋白質を摂るようにしましょう。
枝豆や豚肉などはビタミンBも蛋白質も含まれるのでお勧めです。
サプリで摂るならビタミンBミックスがお勧めです。

夏のダイエットでも「プロティンダイエット」のシリーズなら、蛋白質やビタミンミネラル類などしっかり補給できるので、夏バテ予防しながら続けられそうですね。
14:31 | この記事のURL |
紫外線対策 [2015年07月21日(火)]
こんにちはchikoです

すっかり夏 暑い日が続きますね



梅雨のじめじめした天気は嫌ですが、ここまで暑いのもちょっと
外は暑く、建物の中は冷房で涼しいので、温度差で身体がだるくなってしまいそうです。
水分補給をしっかりして体調を崩さないように過ごしたいです

夜も毎日寝苦しい暑さ

そんな中、我が家の子供と犬は、涼しい場所を求めてコロコロコロコロ、、、、、
たくさん転がって、しっかり一番涼しい場所で寝ています
眠っているのにスゴイ!と毎回関心してしまいます

そんな暑い暑い毎日ですが、せっかくの夏
引きこもってばかりではつまらないと、できるだけ外に出るようにしています

近所のお祭りに行ったり

プールに行ったり

先日はバーベキューもしました



鶏の丸焼きおいしかったー

花火を見たり、海にも行きたい
しっかり夏を楽しみつくしたいと思います

そんなこんなで夏満喫大作戦、スタートダッシュは順調なんですが、

ふと家に帰って鏡を見ると、、、、、

く、黒い!!!焼けてしまった

表皮が紫外線を浴びるとメラノサイトに信号が送られ、メラニンができます
メラニンは紫外線から皮膚の細胞核を守る働きをしてくれます

通常の一時的な日焼けならターンオーバーで約1ヶ月後には消える仕組みですが、、、

長時間または強い紫外線を浴びるとメラノサイトの数が増え、メラニンの生成が活発化
また加齢やストレス、紫外線の浴び過ぎなどでターンオーバーのサイクルが乱れると、
メラニンも停滞してしまってシミになってしまうわけです

ただでさえシミやそばかすやシワに悩んでいるのに

昔は対して紫外線対策もせずに外で遊んでいましたからね、、、
今頃後悔しても遅いですね

ですがこの先また同じように後悔しないように!
紫外線対策もしっかりしていきたいと思います

サプリメントで紫外線の害からお肌を守るのにオススメなのはビタミンC
ビタミンCの商品もいくつかありますが、しっかり量を摂りたいのであればこの2つ



あとは美白対策のホワイトセルフ



どちらもメラニンの生成を抑制してくれる働きが期待できます。
ビタミンCコラーゲンの合成も高めてくれるので、シワ対策にも良いですね

もちろん日焼け止めや帽子など外からの対策も大切
しっかりお肌を守ってあげつつ、せっかくの夏を楽しみましょう
14:03 | この記事のURL |
薄着の夏! [2015年07月14日(火)]
こんにちは
顧問医師のKです。
急に暑くなりましたね〜
朝玄関を開けたらすでに灼熱の真夏で、思わず家に戻りたくなりました
熱中症には益々ご用心を。
のどかわいたなーと感じるより前に
早めに水分補給をするのがおすすめです。

さて、週末に近所のパン屋さんに久しぶりに行きました。


店内写真NGだったので残念ですが、
パンが並ぶすぐ横でパン作りをしているのを見る事が出来ます。
圧巻です。
そしてこのパン屋さん、開店と同時に大盛況。
たくさんの人がパンを選ぶ光景を毎度目にします。

焼きたてのパン、美味しいですよねー。
とまりません。
いや、とめましょう。
ハイカロリーな事は否めませんから。

パン食べたい、でもカロリー気になる。
夏だし薄着だし・・・
そんなときのおすすめは

ファビノール


「主食ブロッカー」


ファビノールは白インゲン豆抽出物がαアミラーゼの働きをブロックすることで
炭水化物の分解、吸収を抑えると言われています。

主食ブロッカーはファビノールを更に強化。
白インゲン豆抽出分に加え、サラシアエキスがαグルコシダーゼの働きをブロック、
二糖類が単糖類に分解されるのを防ぐため、炭水化物の吸収をより抑えると言われます。

いずれも食事の30分くらい前に摂るのがおすすめです。

でもこれを飲めばいくら食べても太らない!というわけでは
決してありません
食べ過ぎにはもちろん要注意です。

もし食べ過ぎてしまったなーと思った時には、
次の食事、翌日の食事等を
プロティンダイエットに置き換えてみるのはいかがでしょうか。

毎日少しずつ運動し、毎日規則正しくバランスよく適度に食べるのは大事な事ですが、
「ちょっとまずかったな」という時もありますよね。
そんなときにはサプリや置き換え食をうまく使い、
また新たな気持ちで規則正しい生活に戻す、というのはいかがでしょうか。

何事もバランスって大事ですよね!
12:47 | この記事のURL |
カルシウムと血尿 [2015年07月07日(火)]
こんにちは。内科医のA.I.です。

我が家には先日来たフェレットのほかに、4年目になるウサギがいます。










人間でいうと私と同じ中年期であり、そろそろ健康上の問題が出はじめてくる頃です。

春先には毛球症(糞に体毛が絡んで便秘になってしまう)になってペット病院で治してもらったのですが・・・

今度は先週末、いきなり多量の血尿が・・・

梅雨の合間の日光浴でしばらく庭に出していたのがいけなかったのか・・・

夕方、ぐったりしていたウサギのお腹がべっとり血で濡れて・・・




慌てて近所のペット病院に連れて行ったところ、レントゲンで膀胱が真っ白になっていてびっくり!

泥のような石灰化結石が充満していて、それが血尿の原因になったのでは、とのことでした。


人間も腎結石や尿管結石が排尿の際につまって血尿になることがあるのですが、それと同じような状態だというのです。

実際には、ウサギのカルシウム代謝は人間と違い、大量に尿中に排出されるためにレントゲン写真を撮るとたいてい膀胱は真っ白に写るんだそうです(驚) 

普通の状態でも、ウサギのおしっこは、人間のように透明ではなく、どろっと濁っているのが普通なのです。

結局、病院で尿カテーテルを挿して膀胱洗浄をし、点滴をして帰宅。

しばらくぐったりして元気がなかったのですが、翌日には元気になって、血尿も消えました。

今後は、再発防止のため、カルシウムのたくさん入ったペットフードや野菜はなるべく控え、脱水にならないように注意していかなくてはなりません。


さて、では人間はカルシウムをたくさん摂ると、腎結石になるでしょうか・・・?○ ? × ?

答えは、○ です。


カルシウムを多量に摂り過ぎると、人間も腎結石ができてしまうのです。

ただし、それは大量に摂り続けた場合の話。

成人の上限量は1日で2,300mg 。これを上回る量を摂り続けることで、尿中にカルシウムが析出、結晶化して結石になるリスクが高まります。
また、マグネシウムカルシウムの異所性沈着を抑制する作用を持ちますので、心配な方は、カルシウムマグネシウム両方を含むサプリメントを使う事でそのリスクを下げることができます。


まあ、実際には、1日摂取目安量の300〜700mgを上回ることはほとんどなく、むしろ不足している方が圧倒的に多いのが実際のところですが・・・



カルシウムを積極的に捨ててしまう割には、ウサギの骨は弱く、カルシウムの吸収を助けるビタミンDの不足の予防に日光浴が必要なところは人間と一緒です。
が、うちのウサギに人間用のサプリメントをそのまま使うわけにもいかず・・・

人間の健康食品で培った知識を、少しでも我が家のペットたちに活かしていければ・・・(笑)
と思った出来事でした。

(付記) 弊社のワンちゃん用のサプリメントは充実しています!



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