著者は、浅田 次郎。
書籍紹介
パリはヴォージュ広場の片隅にたたずむ、ルイ十四世が寵姫のために建てたという「王妃の館」。今は、一見の客は決して泊めない、パリ随一の敷居の高さを誇る超高級ホテルとなっているこのシャトーに、なぜか二組のワケあり日本人ツアーが同宿することになった。しかも、倒産寸前の旅行代理店の策略で、客室を昼と夜とでダブル・ブッキングされて…。ぶっちぎりの笑いと涙満載の傑作人情巨編。
「笑いたい人には。。。」とあったので買ってみました。
笑いましたよ〜
笑うだけなく泣きもしました。
150万円の贅沢三昧ツアーと、19万8千円の格安ツアー。
2組のツアー参加者の場人物もいろいろ訳ありです。
その2組がドタバタ劇を繰返すのをユーモアたっぷり描いています。
ダジャレに笑いました
でも、それだけではなく宿泊している「王妃の館」に秘められた
太陽王・ルイ十四世の物語が織り込まれています。
こちらはシリアスな話で泣けます。
最後はハッピーエンド、前向きでいいです
上下巻ともテンポよく読めました
※この著者(浅田 次郎)で読んだ
『地下鉄に乗って』『壬生義士伝』『憑神』他