〜脂肪肝ヲ改善セヨ〜

至適体重トナルマデアラユル努力ヲ継続シ
更ニハ体力及ビ精神力ヲ増強スルベシ

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カクテルの効用 [2010年07月08日(木)]
カクテルは、ジンやウオッカなどのベースとなる酒に、他の酒や果汁などを加えて作る飲み物である。

その種類は膨大であり、ベースとなる酒だけでも、上述のジン、ウオッカの他、ウイスキーやブランデー、ラムやテキーラなどの蒸留酒、ワインなどの醸造酒と幅広く、各人の好みや雰囲気に合わせて楽しむことができる。

若い頃は仕事帰り、ちょくちょくバーに行ってはカクテルを飲んだ。どちらかと言えば辛口でドライな酒を好む私は、ジンベースのギムレットをよく飲んだ。以前このブログで、暑気払いの特効薬として紹介したジン・ライムのことである。夏場、家では、ライムの代わりにレモンを絞って飲むが、これを飲むと暑さがスーッと引いて行く。ジンの銘柄はビーフィーターがよろしい。

ジンベースのカクテルは豊富にあるが、その中でも、一時期巷を席巻したマティーニはあまりにも有名である。その昔、就職したての私もご多分に漏れず、初めて飲んだカクテルがこのマティーニだったが、楊枝に刺した塩漬けのオリーブが添えられたそのカクテルは、非常に辛口で、これぞ大人の飲み物だと感じたものだ。

甘口のカクテルもたくさんあるが、私が好きだったのはウイスキーベースのマンハッタンである。チェリーが一個グラスの底に沈んだこのマンハッタンは、色合いも美しく、とてもおしゃれな感じがするカクテルである。

有名な甘口カクテルには、ウオッカをオレンジジュースで割ったスクリュー・ドライバーがある。ウオッカはジンのように独特の香りも味もなくあっさりしているため、ものすごく飲みやすい口当たりで、まるでジュースを飲んでいるかのようであり、幾らでも飲めそうな感じがする。ただ、ウオッカベースだからきついカクテルであることには違いなく、あっという間に酔っ払う。女性の皆様は、バーでしきりにこのスクリュー・ドライバーを勧める男には気をつけた方がよろしかろう。

今はもうバーへ行くカネも暇もないが、先日スーパーの酒コーナーをうろついていると、缶入りの様々なカクテルが置いてあり、その中にオジサマーカクテルというのがあった。今時は中年男向けの缶入りカクテルがあるのかと近寄ってよく見ると、オジサマーではなくオレンジサマーカクテルの見間違いだった。私も焼きがまわったものだ。
posted at 22:55 | 嗜好品 | この記事のURL
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ウイスキーの効用 2 [2010年01月23日(土)]
厳しい寒さの折は熱燗にした清酒を飲むが、冬場とは言えこのところ暖かい日が多いので、晩酌は専らウイスキーを飲むことが多い。

ウイスキーは、大麦や穀物をアルコール発酵させ蒸留して製造する蒸留酒の一種である。原料面では、大麦麦芽のみを原料とするモルトウイスキー、穀物をベースとしたグレーンウイスキー、両者を混合して製造するブレンデッドウイスキー等があり、産地面では、英国で製造されるスコッチウイスキー、カナダで製造されるカナディアンウイスキーなど様々なものがある。

学生時代は当然の如くカネを持っていないため、国産のサントリーレッドやホワイトなどの安物を飲むことが多かった。暇を持て余す夜は、アパートで一人、ショットグラスに安ウイスキーをなみなみと注ぎ、グイグイ空けた。ある時、金回りの良い先輩が、下宿でスコッチウイスキーの逸品、オールド・パーを飲ませてくれたことがあったが、世の中にこれほど旨く、喉の通りの良いウイスキーがあるんだなと感動したものだ。

自分で稼ぐようになってからはいろいろ試してみた。荒っぽい味のバーボンウイスキーよりはスコッチウイスキーが好きなので、ジョニーウォーカーの黒や赤、バランタイン、ホワイトホースなどをよく飲んだ。既出「酒の効用」で書いたが、生まれて初めて飲んだウイスキーであるローガンのスコッチウイスキーも忘れ難い思い出のウイスキーである。

しばしば飲んだジョニ黒も、昔はデパートで進物用に売られており、とても手が出る値段ではなかったが、円高や酒税法改正のためか、今ではスーパーで二千円前後で売られているから、時代は変わったものだ。

最近は国産ウイスキーを飲むことが多い。現在我が家の台所には、既出「博打の効用 3」でゲットしたサントリーの高級ウイスキー「山崎」とサントリーオールド、その後再び1円パチンコで景品にもらったサントリーローヤルが2本、スーパーで購入したサントリーの黒角が並んでいる。

先日ローヤルの封を切ったが、高級品だけあって喉の通りが実に滑らかだ。ストレートで飲むが、口に含むと華やかな香気と明るい余韻が実によろしい。今、一番気に入っているウイスキーだ。

ウィキペディアによると、ウイスキーはカロリーが低く、通風の原因となるプリン体がほとんど含まれない上、ウイスキーを貯蔵・熟成させる木の樽から溶け出した抗酸化力の高いポリフェノールや、メラニン生成を抑制し美白によい成分が含まれるという。

書いているうちにだんだん一杯やりたい気分になってきたが、今日も遅くに子供の塾送迎があるため、お楽しみはまだまだ先である。
posted at 18:41 | 嗜好品 | この記事のURL
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煙草の効用 2 [2009年09月12日(土)]
一時期、ある目的があって禁煙していたが、それも潰えたので再び煙草を口にするようになった。ただ、以前ほどは吸わない。よく吸っても一日十本程度である。

会社では吸わない。街中での歩き煙草もしない。車を運転する時、若しくは夕食後、また書斎で一人くつろぐ時のみである。

これほど私をリラックスさせてくれるものはなかなかない。一日の務めを全て終え、ゆったりと煙草をくゆらす時、心の底から解放感を覚える。

何か考え事をする時にも煙草は良き友である。ふうっと吐き出した煙の行方をぼんやり眺めていると、実に心が落ち着く。

最近は米国製のポールモールを愛用している。くせがなくて旨く、葉がぎっしり詰まっていて、吸っていても長持ちするのが気に入っている。それでいて値段は280円と安価だ。それに比べ、JT製国産煙草のほとんどは葉がスカスカで、少し強くふかすとたった三口くらいで早や燃え尽きてしまう。これで300円以上も取るのだから非良心的だ。

また、葉巻も味わい深い。以前は平べったい缶に入ったラ・コロナの細巻シガーを愛用していたが、残念な事に販売されなくなって久しい。そこで最近はヘンリー・ウインターマンズの細巻シガーをたまに買って味わっている。ただラ・コロナに比べ少し巻きが甘いのが残念だが、安物しか吸えないので贅沢は言えない。

不景気で給料も上がらず、何かにつけカットされる一方であるが、一方で子供の教育費にはできるだけ注いでやりたい。自分の楽しみのためにあまりカネを使うことができないが、そういう中でのささやかな慰めのひとつが、煙草なのである。
posted at 17:07 | 嗜好品 | この記事のURL
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赤ワインの効用 [2009年02月20日(金)]
少し前から、晩酌に赤ワインを愛飲している。

赤ワインは言うまでも無く、ブドウの果実を果皮共々アルコール発酵させて醸造した果実酒である。従って、その中には果皮由来のポリフェノールやタンニンなどの成分が溶け込んでいて、人体に有益である。

フレンチ・パラドックスという現象がある。フランス人は獣脂を多食するが、比較的心疾患死亡患者が少ないという。これは、赤ワインを常飲しているためらしい。

赤ワインは大変奥が深く、かつ幅広いものであるため、正しい知識を持たない私は薀蓄を傾ける事ができない。ただ、自分が経験した範囲で語るのみである。

私が愛飲するのは専ら安物の国産ワインである。しかし、高級ワインと味の差がわからない私にとって、それは大した問題ではない。

最近はポリフェノール2倍とか3倍とかの、聞くだけで体に良さそうな触れ込みの、しかも安価なワインが種々店頭に並べられており、健康志向である私の興味を強くそそる。今日も仕事帰りにスーパーの酒屋で、ポリフェノール3倍含有というやつを買ってきた。

夕食にマイワシのフライを食べたが、赤ワインは実によく合った。

私が赤ワインを気に入っている理由の一つは、適度な渋みがある事である。これはタンニンと言う成分の作用らしいが、この渋みがワインの味を引き立てる。

赤ワインは、歴史上重要なシーンにも度々登場する。その中でも代表的なのは、何と言っても「最後の晩餐」だろう。幼い頃、キリストの伝記を読んだが、この部分だけは良く覚えている。

その席上、イエス・キリストは、このワインを私の血と思って飲みなさいと言って弟子達にワインを飲ませ、このパンを私の体と思って食べなさいと、パンをひとかけらずつちぎって弟子達に食べさせた。

私も今日、赤ワインと共にフランスパンを買ってきたので、夕食前のひと時、少しだけそのパンをちぎって赤ワインと共に口にした。ただ、凡庸の身なるが故に、最後の晩餐に臨んだイエスの胸中を窺い知る事は難しい。

また第二次大戦中、熱砂のアフリカ戦線でドイツ・アフリカ軍団を率い、神出鬼没の大活躍で米英軍を翻弄した「砂漠の狐」エルヴィン・ロンメル将軍も、赤ワインを愛飲したと聞く。ドイツ軍人でありながらナチスに加わらず、騎士道精神に溢れ、常に最前線に立って部下を慈しんだというこの人は、私が尊敬して止まない一人である。

イエスやロンメルにはとても及ばないが、せめて彼らと同じように赤ワインを飲み、ほんのわずかでも彼らに近づけるようになりたいと思う。ただ飲み過ぎには注意せねばならない。
posted at 23:30 | 嗜好品 | この記事のURL
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ハイボールの効用 [2008年12月05日(金)]
しばらくスコッチウイスキーを切らしていたが、先日、よく行くスーパーに入っている酒屋で気になる製品を見つけたので、早速買って帰った。

英国製のスコッチウイスキーで、ベン・ネヴィス蒸留所蔵出しという、何となく美味そうな名前に惹かれてしまった。実は、「蔵出し」とか「搾りたて」といった形容詞に弱いのだ。しかも、値段が900円程で、かなり安い。

その日は早速ストレートで飲んだが、やはり美味かった。

次の日、ハイボールを試してみようと思い、スーパーでソーダ水を買って帰った。ソーダ水と言っても、酒を割るために使われる、全然甘味のついてないやつである。

ソーダ水を冷蔵庫でよく冷やしておき、まず、グラスにウイスキーをツー・フィンガー分ほど入れ、その上からソーダ水をゆっくり注ぐ。普通の水割りはマドラーでかき混ぜるが、そうすると炭酸が抜けてしまうためかき混ぜず、そのまま飲む。

ハイボールを飲んだのは初めてだが、実に爽やかな口当たりだ。炭酸が口中で弾ける感触が心地よい。味わいもドライで、食前・食中酒としてぴったりである。あまりの美味さに、ついお代わりを作って飲んでしまった。

今日も、食前の風呂上り、ビール代わりに作って飲んだが、やはり美味かった。

このハイボールという飲み方は、かなり昔に流行ったそうであるが最近はあまり聞かない。しかし、その日の気分次第で自由に濃さも決められるし、何より、私の好きなスコッチウイスキーをベースにしているところが気に入った。

ちょっと喉が渇いた時、冷えたソーダ水さえあれば手軽に作って飲むことができ、渇きを癒し爽快な気分にさせてくれる、実に手頃な飲み物である。
posted at 22:05 | 嗜好品 | この記事のURL
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白ワインの効用 [2008年09月10日(水)]
今、白ワインを飲みながら入力している。本日2合目だ。

普段は清酒を飲んでいるが、先日、白ワインを買って飲んでみると結構いけたので、昨日もスーパーの安売りで予備の白ワインを一本買った。380円を切るスペイン産白ワインだ。この値段でフルボトルだから安い。

今飲んでいるのは、国産の無添加ワインだ。これもフルボトルで500円位だった。

これまでも時々ワインを買って飲む事はあったが、赤ワインばかりだった。白ワインを飲む事は数年に一度位だった。

なぜ白ワインを飲もうと思ったかと言えば、ちょっと前にDHCブログのスタッフブログで、白ワインには多量の有機酸が含まれていて強力な殺菌作用がある、という記事を読み、それならばきっと体に良いに違いないと思ったからである。

有機酸とは、クエン酸、リンゴ酸、酢酸などの各種酸であり、これらが体にとって有用な働きをなすらしい。

かすかな薄黄色、若しくは薄緑色のその液体は、非常にすっきりとした口当たりで、心地よい酸味が口中に染み渡る。今飲んでいるのはやや辛口のワインだが、渋みはほとんど感じられず、実に飲みやすい。

翌朝にも残らず、有機酸が疲れまで取り去ってくれるのか、目覚めも爽やかだ。

白ワインは、マスカット種などの白ブドウ果汁を、果皮を取り去った上で醗酵させたワインである。だから赤ワインのように果皮由来のポリフェノールは含まれていないのだろうが、それでも、上述のような有効性があるから、魅力的な飲み物である。

ワインの事はよく知らないし、知識も無いし、お金も無いから、買うのは専ら上記のような安物ばかりであるが、私のような庶民にはこれ位の安物で十分だ。見栄を張らざるを得ない独身時代のデートならいざ知らず、日々の晩酌にはコストパフォーマンスの方が重要なのは言うまでも無い。

また、単に飲むだけでなく、昔聞いた白ワインのレシピとして、様々なフルーツをカットしたものに白ワインを注ぎ混ぜると、すごく美味しいデザートになるそうだから、一度試してみようと思っている。

今最後の一口を飲み干し、そろそろ日付も変わるので、今日はこの辺で寝ようと思う。
posted at 23:59 | 嗜好品 | この記事のURL
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饅頭の効用 [2008年08月31日(日)]
甘いものも辛いものも含め、私は饅頭が大好きである。

饅頭にもいろいろある。

一般的にお茶受けに食べる普通の饅頭。
進物などに使う、ちょっと高級感のある上用饅頭。
酒母を使用し酒の風味を添加した酒饅頭。
もみじ饅頭などに代表される焼饅頭。
ケシの実や卵黄などで栗の形を表現した栗饅頭。
どちらかと言えば落雁的な口当たりの塩饅頭。

様々な饅頭があり、更に、各地域によってそれぞれ名物の饅頭、独特の饅頭がある。

饅頭の起源はその昔中国からもたらされた、いわゆるパオズ(具入り饅頭)だという説がある。この場合の具というのは肉であり、現在我々が肉まんとして親しんでいる肉饅頭がその原型だそうだ。

しかし日本は仏教国であるため、肉餡を忌避し、肉の代わりに小豆餡などを具に採用したとの事である。

どの饅頭も、それぞれに魅力があって旨いが、一番馴染があるのは普通の饅頭である。

子供の頃、親戚内で法事などがあると、供物が持ち帰られた。その中には必ず饅頭が入っており、それを食べるのが楽しみだった。

昔の法事用の饅頭は、蓮の花を表現するため大変カラフルで、大きさもかなりあったため、包丁で切り分けて皆で食べたものだ。今は法事も減り、そういう饅頭もなかなか目にしないが、今でもあるのだろうか。

上品なのは上用饅頭である。白くつややかな饅頭皮は、口にすると少しモチッとした感じで、普通の饅頭とは一味違う。

酒饅頭も美味い。田舎風の形と色が懐かしく、生地も噛み応えがあり、大変素朴な味わいだ。

焼饅頭も各地に多種多様な品があるが、代表的なもみじ饅頭はあまりにも有名だ。小豆餡のみならず、クリームその他いろいろなバリエーションがあると聞く。

栗饅頭は、饅頭皮に上記の原料を塗布又は付着させて焼き上げ、艶のある栗の形状を忠実に再現している。場合によっては、栗の実そのものが入っているものもある。

塩饅頭はスーパーなどでも売られているが、饅頭と言うよりは干菓子に近い食感だ。

肉饅頭も好きである。以前は、特に冬場の朝食に食べる事が多かった。レンジですぐ温められ大変手軽に喫食可能だ。しかも辛子を塗りながら食べると、肉饅頭そのものの熱さと相まって、寒い時期の体温を上昇させてくれる、実に有難い温熱食だ。

甘系の饅頭に関して言えば、私は粒餡の饅頭が好きである。あまり甘すぎない、小豆の舌触りが豊かに感じられる粒餡がぎっしり入った美味い饅頭は、いつ食べても飽きない。

昨日、妻が私の大好きな粒餡饅頭を幾つか買ってきたので、日曜の楽しみに置いておいた。
今朝の早朝から子供の学校の廃品回収や校庭の剪定奉仕などで汗を流した後、シャワーを浴びてさあ食べようと袋の中を覗くと、既に饅頭はなかった。

少し悲しかった。
posted at 16:02 | 嗜好品 | この記事のURL
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駄菓子の効用 [2008年08月12日(火)]
先日商店街を歩いていると、ふと駄菓子屋が目に留まったのでふらっと入ってみた。

店内には懐かしいお菓子がたくさんある。その中でもひときわ私の目を引いたのは、麩菓子である。

子供の頃よく食べたこの麩菓子は、安くてボリュームがあり、私にとって遊びの途中の貴重なおやつだった。

表面に細かい砂糖の粉をまぶされた、角の丸い、四角に近い断面を持つ、長さは十数センチのこの菓子は、薄紅色や黄色や薄黄緑色などに着色され、かぶりつくとパリッとした麩の食感で、表面の砂糖が甘く、実に食べ応えがあった。

確か、一本十円だったと思う。わずかな小銭しか与えられなかった私は、近所の店で、また学校近くの店で、この麩菓子をよく買って食べたものだ。

小遣いをふんだんに持っている同級生達は、百円以上もするチョコレートだとか、袋入りの菓子だとかをしきりに買って食べる事ができたが、私はそうはいかなかった。たとえ十円でも貴重だったのだ・・・


私は、その麩菓子を買って齧ってみた。

パリッとした食感と、程よい甘さは昔と変わらない。カラフルではあるが全然毒々しくなく、その薄い色がかえって美味しそうに見える。パリパリ、ムシャムシャと一気に食べてしまった。

贅沢なお菓子には縁がなかった子供時代だが、遊びの時間を彩ってくれたこの素朴な菓子に出会えて、きっと私は幸せだったのだと思う。
posted at 22:37 | 嗜好品 | この記事のURL
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ビールの効用 [2008年07月19日(土)]
暑い日が続く。今や気温33、34度などというのは当たり前で、ひどい時は40度に喃喃とする。昔も暑かったが、それでもせいぜい気温は29、30度位だった。確実に、昔より暑くなっている。
昨日は午後、野球の練習試合だった。前日来、雨よ降れと強く心に念ずるも、残念ながら降雨の神は聞き給わず、カンカン照りの猛暑だった。ただ、少し風が吹くのが救いだった。
試合中は日陰にいるものの、立ちくらみがし、頭がふらふらした。また、残念な事に一人怪我人が出て救急車を呼ぶ顛末となった。

終了後、道具を職場に運び、やれやれと帰宅してすぐ入浴し、喉を鳴らして五百ミリのビールを飲み干した。
脳血栓が怖いので、練習中も適宜水分は摂っているが、くたびれた後のビールは実に格別である。
銘柄は特にこだわらないが、昔ながらの苦味を髣髴とさせるキリンラガーが好きだ。ただ昔飲んだ熱処理時代のラガービールほど苦くはないのが少し物足りない。
アサヒスーパードライもよく飲む。非常にすっきりとしていて、切れがよい。喉が渇いている時は幾らでも飲めそうだ。
予算の関係上、発泡酒とかその他の雑酒等も飲むが、明らかにビールとは異なる味わいだ。ただその中で、最近飲んでいる麦とホップなる製品は、田村正和がCMで言うように、真正のビールにかなり近い味がするので割と気に入っており、しばしば購入しては飲んでいる。
また、何かの時にはエビスビールを飲む。大変苦く、芳醇な味だ。ただ単価が高いので滅多に買わない。
買うのは缶入りがほとんどだが、本当は瓶ビールの方が旨い。理由はわからないが、薄い金属の缶に比べ厚いガラス瓶に入っている方が、ビールの適温が良く保たれ、旨さが持続するためだろうか。また、コップに注いで飲む時も、瓶から注ぐ方がいかにもビールという感じがして旨さもひとしおだ。
そこまで言うのなら何故瓶ビールを買わないのかということだが、かさばる瓶のごみが出るのを最近嫌がる妻が瓶ビールをなかなか買ってくれないからである。瓶くらい酒屋に持って行って換金したらええやんか。

ビールは、程よくアルコールを含み、食事中は勿論、それ単体で飲んでも実に旨い。
麦汁の旨味とホップの苦味がまことに絶妙で、渇きを癒すには最高の飲み物だ。
また、醗酵麦汁からビールを絞った後に残るビール酵母は、麦汁自体に含まれる様々な栄養分や醗酵過程で生じる栄養分がギュッと凝縮された、極めて多彩な栄養分に富む優れた食品だ。これについては既出「ビール酵母の効用」でも少し触れた。あと、妻の足が浮腫んだ時、ビール酵母を飲ませると、その夜頻繁に尿意を催し、翌朝には浮腫みが引いていた事もあったりしたので、新陳代謝も活性化してくれるようだ。

という訳で大変暑く、炎天下で運動もして喉が渇いたため1リットル位飲んだのだが、その後ブログを見たりしながら今度はスコッチウイスキーのオン・ザ・ロックスをダブルで四杯位飲んで寝たため、今日は朝から暑さによるものではない立ちくらみがしていたが、昼までには復旧し、今こうしてつらつらと書いている訳である。
posted at 15:25 | 嗜好品 | この記事のURL
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ウイスキーの効用 [2008年07月04日(金)]
西の方では梅雨も明けつつあり、暑い夏はもう目前だ。
熱燗の季節は遠く過ぎ去り、最近では、ウイスキーのオン・ザ・ロックスを飲みながらブログを打つ日が続いている。
ここ数年飲んでいるのは、キリンのブレンデッドウイスキー、「富士山麓」だ。
「18年」と「樽熟50°」の二種類あるが、予算の関係で、飲むのは後者だ。
しかし、これが実にあなどれないほど美味い。
安売時には900円を切るほどなのだが、とてもそんな安物とは思えない味だ。
甘みさえ感じるほどの豊かな味わいと、芳醇な口当たり。
標準的なスコッチウイスキーはアルコール度43°だが、これは50°もあるので、その分、貯蔵樽の豊かな香気成分等をたっぷり溶かし込んでいる。
蒸留所は富士御殿場にあるそうで、富士山の伏流水を使用しているとの事だ。
御殿場はだいぶ前に2回ほど行った事があるが、富士の裾野の、非常によい所だ。

特に今日のような週末の金曜の夜、風呂に入ってさっばりし、夕食もたっぷり摂って、ブログを打ちつつ傾けるグラスは最高だ。実にくつろげる。
清酒も好きだが、今の季節はウイスキーが合う。

贅沢できないから高いのは飲めないが、安くても美味いウイスキーはある。
ウイスキーは、心身ともに私をリラックスさせてくれる、数少ないアイテムの一つだ。
生まれて初めて意識して飲んだ酒がウイスキーだったし・・・その詳細は、既出「酒の効用」をご一読願いたい。

こうして、束の間の安らぎの時間は過ぎて行く。
posted at 23:16 | 嗜好品 | この記事のURL
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