暑い日が続く。今や気温33、34度などというのは当たり前で、ひどい時は40度に喃喃とする。昔も暑かったが、それでもせいぜい気温は29、30度位だった。確実に、昔より暑くなっている。
昨日は午後、野球の練習試合だった。前日来、雨よ降れと強く心に念ずるも、残念ながら降雨の神は聞き給わず、カンカン照りの猛暑だった。ただ、少し風が吹くのが救いだった。
試合中は日陰にいるものの、立ちくらみがし、頭がふらふらした。また、残念な事に一人怪我人が出て救急車を呼ぶ顛末となった。
終了後、道具を職場に運び、やれやれと帰宅してすぐ入浴し、喉を鳴らして五百ミリのビールを飲み干した。
脳血栓が怖いので、練習中も適宜水分は摂っているが、くたびれた後のビールは実に格別である。
銘柄は特にこだわらないが、昔ながらの苦味を髣髴とさせるキリンラガーが好きだ。ただ昔飲んだ熱処理時代のラガービールほど苦くはないのが少し物足りない。
アサヒスーパードライもよく飲む。非常にすっきりとしていて、切れがよい。喉が渇いている時は幾らでも飲めそうだ。
予算の関係上、発泡酒とかその他の雑酒等も飲むが、明らかにビールとは異なる味わいだ。ただその中で、最近飲んでいる麦とホップなる製品は、田村正和がCMで言うように、真正のビールにかなり近い味がするので割と気に入っており、しばしば購入しては飲んでいる。
また、何かの時にはエビスビールを飲む。大変苦く、芳醇な味だ。ただ単価が高いので滅多に買わない。
買うのは缶入りがほとんどだが、本当は瓶ビールの方が旨い。理由はわからないが、薄い金属の缶に比べ厚いガラス瓶に入っている方が、ビールの適温が良く保たれ、旨さが持続するためだろうか。また、コップに注いで飲む時も、瓶から注ぐ方がいかにもビールという感じがして旨さもひとしおだ。
そこまで言うのなら何故瓶ビールを買わないのかということだが、かさばる瓶のごみが出るのを最近嫌がる妻が瓶ビールをなかなか買ってくれないからである。瓶くらい酒屋に持って行って換金したらええやんか。
ビールは、程よくアルコールを含み、食事中は勿論、それ単体で飲んでも実に旨い。
麦汁の旨味とホップの苦味がまことに絶妙で、渇きを癒すには最高の飲み物だ。
また、醗酵麦汁からビールを絞った後に残る
ビール酵母は、麦汁自体に含まれる様々な栄養分や醗酵過程で生じる栄養分がギュッと凝縮された、極めて多彩な栄養分に富む優れた食品だ。これについては既出「
ビール酵母の効用」でも少し触れた。あと、妻の足が浮腫んだ時、
ビール酵母を飲ませると、その夜頻繁に尿意を催し、翌朝には浮腫みが引いていた事もあったりしたので、新陳代謝も活性化してくれるようだ。
という訳で大変暑く、炎天下で運動もして喉が渇いたため1リットル位飲んだのだが、その後ブログを見たりしながら今度はスコッチウイスキーのオン・ザ・ロックスをダブルで四杯位飲んで寝たため、今日は朝から暑さによるものではない立ちくらみがしていたが、昼までには復旧し、今こうしてつらつらと書いている訳である。