子供っていつぐらいから暗がりを怖がるようになるんだろう?
幽霊の存在を怖がるのはいつからなんだろう?
って息子を見て思っていました。
だって、随分前、今小六の甥っ子がまだ息子より小さい頃(恐らく2歳ぐらい)、お化けを怖がり、なぜかお化けを「うー」と呼び、何か悪さしたり、なかなか寝なかったりすると姉が必ず「うー来るぞ!」って脅かしていたから。
これって、親が結構使う手。
育児漫画を色々見ても大抵怖がるものが出てくると、それを親は便利に利用して言うことを聞かせようとする。
それが、お化けとかじゃなくて呼び方が各家庭で違っていて面白い。
だけど、息子ちゃんはなかなかお化けとかの話をしても、理解できてないのか怖がる事は無かった。暗闇も平気だったし。
だけど…
今年の夏、
保育園の遊びでお化け屋敷大会をしたらしい。
それからというもの、極端に暗闇を怖がり、お化けの存在を認めるようになった。
これには成長を喜ぶ気持ちと、トラウマになっちゃうかな?という気持ちと半々だった。
(実際トラウマになってお漏らしをするようになった子もいるらしいからお化け効果は凄かったようだ)
うちの子はここまでではないが、お化けという言葉を極端に怖がる。
そして、勿論今リバイバルで人気の「ゲゲゲの鬼太郎」は絶対に見ない。
そんな時、なかなか寝ないで遊んでいる息子に、お化けくるぞ!と脅かした。
そしたら、効果は絶大ですぐに遊びをやめお布団に入った。
でもその効果はすぐに薄れ、また次第に平気になってきたので、旦那と私は、実際お化けが来たような雰囲気作りをしてみた。(たとえば、リモコンで電気を消しておいて、勝手に消えた事にしたり、見ていないところで壁を叩いてみたり)
そしてどんなお化けと遭遇したか具体的なビジュアルイメージを語った。
そのお化けは「お目目一杯お化け」
かなり怖がってくれたんだけど、それも効果はすぐに無くなってきつつある頃、たまたま通っている歯医者さんに置いてある本に、目が沢山あるお化けが出てきた。
実際に存在するんだ!
と改めて認識したらしく、また怖がるようになったんだけど、それも効果が薄れるのも時間の問題だった。
お化けをあんまり怖がらなくなってきた最近の事。
寝る前にたまたま息子に、絵を描いて〜と言われた。
「何を描くといい?」
と聞くと
「何でもいい」
と言うので
お目目一杯お化けを書いてあげた。
あまりの下手糞さに、書きながら笑ってしまいそうになる。
「こりゃぁ全然怖くないや。逆に怖いもの無しになっちゃうかな…?」
と思いながら見せた。
そしたら、
以外にもこの絵を物凄く怖がってくれた。
ふざけて
「枕の所の壁に貼ってあげようか?」
と言うと、
「駄目〜。ゴミ箱に入れて〜。」
と言う
だから
「とりあえず、ゴミ箱に入れるけど、そして壁に貼らないように努力するけど、間違って万が一ゴミ箱から拾って、間違って壁に貼っちゃったらごめんね。」(間違えないって…)
と言うと
「うん、わかった。」
と納得してくれた。
それからこれが間違えて貼っちゃったり、間違えて布団に入れたりしてとても便利に使っていて、かなりくたびれています。
こんな絵怖がるのは息子ちゃんぐらいだよ。。。