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進み具合 [2010年11月03日(水)]
わしゃ今までプロットの存在をナメとった…!!


どうもおはようございます。


昨日5時間で12ページ進みました。ネーム。

今年の1月、同じ作業に確か10時間とか11時間とか掛けてました。プロット無しで。

9月頃に1回めちゃくちゃ粗いプロット作ったんですが

作業ペースが倍になりました。。。。(´д`;)

プロット無しって、今なら「お前新妻エイジか」ってツッコミたくなりますね。

目指せ今週末完成。
「絵がお上手ですねー!」 [2010年04月26日(月)]
と言われることが多い。職業柄。

この前のマインドマップのセミナーでも多々コメントを戴いたのですが(ありがとうございますm(_ _)m)

小さいときはそう言われると素直に嬉しかったんだけどねー

最近そうでもないです。

嬉しくない=イヤだ、とかそういう意味ではありません。

あ、よかった。何か心に残せたのね、と安心する。

逆に言うと人前で描かないかん時はいつもドキドキしてるのよね。「何もコメントなかったらどうしよう…ヤベーヤベー漫画家失格だよ(((゜д゜;)))」という感じで。

更に欲を言えば「お上手ですねー」よりも
「スゲー」とか「面白いー」とか「ギャアア萌エ!!!!!」の方が嬉しい。

だって漫画家の絵を見て「上手だなー」とは誰も思わないだろ。

はい。頑張ります。
ダメ出し [2010年02月17日(水)]
ネームの進行状況記録。

一昨日・昨日と原作者と打ち合わせ。

今67ページまで進んでいるのだが

久しぶりに進めたページ全改定喰らってしまった。
といっても、「ダメ出しされたー」と落ち込むことはない。

むしろこういう打ち合わせは超楽しい。

ダメ出しの後は何を描くかはっきりするので
1回目より集中できる。
そして1回目→2回目→3回目…と上達が目に見えるので
それだけで楽しい。

会社に居たときも社長も先輩もそういう意図(次が1回目より上達するように)
でダメ出ししてくれてたんだよなー。
でも1回1回の上達が全然目に見えなかったんだよなー。
自分に判らんぐらいだから何一つ上達してなかったんだろうけど。何事も。
言っても言っても全く向上しない私に
周りが歯がゆい思いをしていただろうと、今更思ってみる。
やっぱり退職したのは何ヶ月経っても悔しい。

それは置いといて。

一昨日のダメ出しの要旨
・「抜き」の使い方がヘタ→読んでる途中で訳がわからなくなる

※「抜き」とは…映画用語。
 説明のために静物や手元や唇や目などをアップで撮ること。
 1秒に満たなくてもそういうカットを挿入すると、
 視聴者は物語の中で「今何が起こっているか」を格段に把握し易くなる(というか挿入しないと判らない)。

⇒「抜き」のタイミングや構図の研究方法
 カンフー映画のアクションシーンを観ること。
 たとえば連続パンチのシーン。「致命的な一撃」だけは「抜き」のハズ。
 俳優の動きは変わらないが、カメラワークを変えることで与えるメッセージが変わる。

で・・・
朝から「SPL」を観ながら改訂(2ページだけ)。

ウィルソン・イップ監督 ネ申ーー(゜д゜;)


昨日のダメ出しの要旨
・「抜き」の使い方は良くなった。
 が、もっと被写体に大胆に寄ってもいいはず。
 あと、根本的な問題として、静物もっと練習しようね。特にクラッシュした車とか。

⇒原稿に入る前に、画の技術を底上げする必要あり。
 つうか画がヘタだと脚本が死ぬ。
 やっぱ学校行きたいなー。

・表紙=映画のスチール。
 物語のテーマとキャラクターの心情描写だよ。

⇒参考に萩原健一の「傷だらけの天使」のオープニング観てね。

で・・・今に至る。
今日は朝っぱらから昼寝してて「インファナルアフェア2」のコメンタリーしか観てねえ。
今からyoutubeにお参りしにいかなきゃ。
さあ行こうぜ、絶望の微かなこっち側へ [2010年02月14日(日)]
漫画描き始めてから1ヶ月ですが、大きく変わったことがあります。


まず、以前に比べて圧倒的に自己管理能力が上がった。

カウンセラーさん(っつーか、能力開発の師匠みたいな感じの方。亀仙人みたいだな)に定期的にアドバイスを戴いているのもありますが。

達成したい目標がある

達成するにはどうすればいいか考える

必然性があるから行動が変わる

例えば

漫画を完成させるには遊び心が要る

遊び心を維持するには今以上の体力が要る

体力を向上させるには何が必要か?

運動を継続する

運動を継続するにはどうすればいいか?

早寝した方が良い

早寝するには…

てな感じ。

動機があるから疑問が沸いて、疑問を解決するためにピンポイントで質問するから、カウンセリングも有意義になる。

この中心軸、「自分が何をしたいか」がブレてたから、今まで何でも簡単に挫折してたんだ…。

自分が何をしたいか。
それは、本当に命懸けで達成したい事か。

超重要。


次。

漫画の面白さと可能性に気付き始めた。

一人で映画撮ってる感じがする。

ネームに向かう瞬間は、キャラクター個人の視点と監督の視点を常に行ったり来たりしている。

何かを説明したい

何を見せるか

どんな画格で何撮ろう、どんな演出で…

と、同時に

〇〇はこういう人生を送ってきた

結果こういう人間になった

こんなシチュエーションではこう感じてこう考えるから、こう行動する

っていうのを、幾つもシミュレーションする。

それ自体が超面白い作業。

俳優はひとつの作品で一人の人生しか生きられないが

漫画家はひとつの作品で、何通りの人生も生きられる。

で、それまでの漫画家個人の経験が、何一つ無駄にならない。

それと同時に、他人に対する目線が変わる。

例えば、母親ととりとめのない話をする。

会話が終わった後、一人になった時に「なぜ母親がそんなコメントをしたのか→彼女がどんな人間で、どういう人生を送ってきて、会話の際に何に焦点を当てていたのか」をすごく高い所から考えている。

そうすると、今まで見えてなかった事が色々見えて来る(私に対する辛辣なコメントは親心と迫り来る「老い」に揺れる女心が入り交じって出てきたんだなー、この人結構可愛いじゃん、とか)。

結果、生活が面白くなる。


日本に漫画があって良かったー
ネームが一段落 [2010年02月01日(月)]
BLまんが、40ページ描き終わりました。というわけで小休止。
おそらく全体で120ページくらいになると思います。

そろそろFXもやらないと。先週1回しかチャート見てねえや。

いやー怒涛の勢いだった。この2週間ちょいでスケッチやミスショットも含めて100枚近く漫画描きました。
時間も手帳に記録してるんですが、16日間で通算115時間漫画描いてた。
平均8時間ちょいです。実際はちょこちょこ外出してるんで、描ける時に11時間くらいまとめて描くって感じですが。

やっぱり私は漫画描いてるときが一番幸せなんやなー、と実感しています。

これが仕事とか勉強に置き換わったら、絶対に不幸な人生を送っていた。


さて、今の問題はネームをもうひとつのブログの方にアップするかどうか。

私は沢山の人に見てもらって、感想が聞きたい。

が、「BL」となるとそれなりに敷居は高くなる。
私のブログには非オタの読者様の方が多い(と思う)わけで、「男同士の恋愛」っていうだけで嫌悪感を抱く人は沢山居るだろう。
更に「露骨な性描写」が含まれる時点で
webにアップできない。

「性描写」は表現方法のひとつだが、BLには欠かせない要素。

うん、無理。

とか言っておきながら実を言うと、私の漫画はBLに嫌悪感を抱く人(特に男性)に読んで欲しい。正確に言うと、これを読んで、オタク男子とオタク女子の共通の話題にしてほしい感じ。
(そして「となりの801ちゃん」的に相互理解の進んだカップルが日本にもっと増えれば、日本は平和になると思う)

「男が惚れる男」って絶対カッコイイに決まってるんですよ。

カッコ良すぎて色々越えちゃいけない一線を越えさせてしまうわけですよ。
それって物凄く非日常なことで、読者の納得(というか共感)を得るのが難しい。
逆に共感を得られたら、その作品は絶対に面白いと言える。

共感を得るためには、リアルな感情の揺れを拾わないといけない。男性の感情の揺れ。

女性である自分にそんなものが描けるのかと。

ハードルが高すぎて挑戦せずにいられない感じです。未知の世界。

未知の世界だからこそ
日夜「取材」と称して香港のヤクザ映画ばかり観て
テスト中の彼氏に「このシーンのこの演出ってどういう意味なのー?なんでこの人はこんな風に行動するのー?」と執拗に質問を繰り返してきたワケです(こういうトチ狂った質問に答えてくれる男性って本当に親切だよな…現実の世界に男性の友達がほとんど居ないから、こういう取材方法になるのだが)

作品に入り込みすぎて多少(かなり)ゴーマンになっているだけな気がする。
漫画アップしました6 [2010年01月17日(日)]
もうひとつのブログ更新しました。

今回は姪ではなく、祖母ネタです。


ついでにアイデアスケッチもアップしました。

紙に描いたのを直接見るのと

webにアップしたのをモニターで見るのとでは印象が変わります。

紙だと自己補正フィルターがかかって、ちょっと(かなり)美化して見たりするんですが

モニターの方が客観的に自分の絵を見られる気がします。

目下のところタッチの雑さと空間把握能力が課題。
漫画アップしました5 [2010年01月17日(日)]
もうひとつのブログ立て続けに更新しました。



試みとして

「消しゴムをかけ終わっていない漫画の下書き線をコントラスト操作で誤魔化す」

「鉛筆書きのイラストも載せてみる」

というのをやってみました。

ペン入れした完成品しか載せない、というのは
今の私には継続するにはハードルが高すぎる感じでした。

これも大事な気付きですね…
専業同人作家 [2010年01月15日(金)]
お久しぶりですー。

生理から回復しました。

昨日・一昨日くらい体調も精神面もかなり不安定だったんですが
彼氏、友人、その他大勢の方々に
助けてもらいました。
本当にありがとうございます。

特に間一髪で安定剤の大量服用を止めてくれた孔明に
感謝してもしきれません・・・


さて今日の話題。


体が起こせない間、頭の中で漫画の構想を練っておりました。

といっても

「殺し屋Aと標的Bが
男同士なのに恋に落ちる

雰囲気だけ香港ノワール(ジョニー・トーの映画『放逐』や『復仇』のイメージ)」

という構想とは言い難いもの。


で、何気なくそれを彼氏に電話で話しました。


※こんな内容が何気なく話せるという事実だけで、
私の彼氏がかなり寛容な人物だとは分かると思いますが
寛容、というよりだいぶ変わった人です。
ちなみに私は香港映画ヲタの彼氏に調教され、香港映画で大学の卒論まで書いてしまいましたが
彼は中学以来筋金入りの腐女子の私の指導の結果、「男子なのにBL大好き・妄想全開」という腐男子になりました。

彼からの返事↓

「あー、それ面白そうやね。
まずAは女が抱けない体でそのコンプレックスを殺人のカタルシスで晴らしてるねん。
で、BはバイセクシャルでドSって設定で、自分を殺しに来たAを返り討ちにして苛め抜いて、苛められる背徳感でAはBに恋を……(以下60分喋り続ける)」


即興で80分の映画の脚本にしよった((((゜д゜;;))))))

やっぱり狂人天才だこの人。

そこで思いました。

お金とか何とか不安なことは山ほどあるが
この人とタッグを組んで漫画を描いて生きたい。

原作=彼氏
作画=自分

で、そう伝えました。

「やったらええやん。
市川崑と和田夏十の逆バージョンやね。
専業同人作家やったら資格も面接も試験勉強もいらんし、一番簡単になれるやん。」

マジかーーーーーー!!!!!!!


そんなに軽く許可していいのか!!!!!!!!


とりあえず↑の脚本は漫画にしようと思います(面白すぎるので)。
内容的にブログで公開できるかは微妙ですが…。
漫画アップしました4 [2009年12月31日(木)]
姪っ子ちゃん漫画アップしました。

今回もお転婆さんです。

ご覧下さいませ〜

私と漫画と世界 [2009年12月29日(火)]
来月の診察に向けて、幼い頃の通信簿や

ノートなんかを引っ張り出してみた。

「Fu仔ちゃんはいつも臆病ですね」
「もう少し積極的になれるといいですね」
「誤解が少なくなるといいね」

そうなのだ。あんまり苦しくて忘れていたけれど
私は幼少期臆病かつ、早トチリな子だった(いや、今でもそうか)。

特に体を動かすことと人の話を聞くのが苦手だった。

たぶん、前者は怪我をするのが怖かったからで
後者は、相手が話し終わるまで待てなかったからだと思う。

当然人間の友達はいなかった。

しかし、唯一友達になってくれた奴がいた。

漫画。

漫画だけは、話が終わるまでちゃんと待てたし
一緒に遊んでも怪我をしなかった。

なぜ人が笑ったり、怒ったり、泣いたりしてるのか理解できて、面白いと思えた。

難しい言葉の使い方も、全部漫画で覚えた。

漫画で覚えた言葉で、教科書も読めるようになった。文章も書けるようになった。

それだけではない。

中学生の頃の日記なんか
もう燃やしたけど、思い出してみると
全部漫画形式だった。

その日に起こったことや感じたことを漫画にする。

当然時間が掛かるので、それをやってる間は勉強しなかった。

親に見つかった時は(勉強してないから当然)殴られたし、禁止も没収も食らった。

でも今思い返すと、「漫画にする」ってことでしか
私は身の回りに起こったことを理解できなかったのだ。

自分に一番分かりやすい形式で、表現していただけなのだ。
自分で描いて、何度も何度も自分の漫画を読み返して
やっと理解できたのだ。

漫画は、自分と世界を繋いでくれる扉だった。



さっき部屋で漫画描いてたら、母親が通りがかった。

昔の名残で、とっさにノートを隠そうとした。

しかし、思いとどまり、彼女の目の前で続きを描いた。

もう、禁止される理由は無いのだ。
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