続・人生ネタ十帖

その昔私は縦社会的な他人との繋がりに必要以上の緊張感を覚えたものだ。
特にやりとりするとき。

目上の人
年上の他人
はたまた同輩

特に言葉遣い
話題選び

失礼のないように。
相手が気分を害さないように。

メール一通書くのに２時間以上掛けたことがある。

そうした経験は無駄じゃなかった。

社会人ってその連続なんだよな。
お客さんって誰よりも偉いもんな。

そして今、相手が気分を害さないようにっていう発想が惜しいことに気付いた。
もう一歩だ。相手が喜んでくれるように、だ。

私の生きたい人生を思い描け

本気で共に働きたい人は

共に歩みたい人は

自分が成し遂げたいことは

自分はどうありたいか

おのずと道は開ける

名古屋行く前に思い直したわけですよ。こんなに何でもかんでも思いつめてたら身が持たんって。
前向きに何でも捉えて笑顔で生きようって。
叱られたら時間を割いて叱ってくれた人に感謝しよう。
落とされたら、別の道を示してくれた企業に感謝しよう。
雨が降ったら涼しくなるから雨雲に感謝しよう。

名古屋ではほんといいことばかりでした。
友達とも楽しく過ごせたし、出会いもたくさんありました。
面接も面白かった。自分も気付いていない一面を引き出して貰えた面接でした。

で、帰宅。
高速バスから降りた瞬間
忘れたはずの嫌な思い出がフラッシュバックのように襲ってきて。
ふさぎこんだまま今日は別の企業の面接に行ってしまった。
大したこと言われていないはずなのに
むしろ親切に叱咤して下さった筈なのに
先方の言葉が全部自分を責めているように感じられた。
なぜだか分かりません。

私はハイになってただけなんでしょうか。
あれだけニコニコしていられたのは頭がおかしかったんでしょうか。
何にでも素直に感謝できたのに。

名古屋で3歩進んで地元で2歩下がったんでしょうか。
トータルで1歩進んでるから私は成長している
今日2歩下がったなら明日は3歩進める。
そう思うことにします。

正直言って何もかも自分の思い通りになるなんてことはまずない。

でも時間が解決することもある。

1年前私は私のパートナーの感性や才能がサークル内でもっと評価されるべきだと思っていた。

言葉で訴えても何も変わることは無かった。とにかく彼の作品で人がアッと言わなければ彼は永遠に評価されない。そう思って去年の今頃は全力で彼の制作を支えていた。弱音を吐く彼と、理解の無い仲間の間で作品が完成すると信じて疑わなかったのは私だけだったんじゃないかと思う。あるときは「お前が匙を投げてどうするんだ！完成させられるのはお前しかいない」と彼を責め、あるときは「何が不満なんだ。どうすれば協力してくれるんだ」と仲間を責めた。こうした私の態度が周囲との間に大きく溝を生んだ。そして制作中の仲間との軋轢から私はサークルに行けなくなった。


彼は私の信頼を裏切らずに半年で作品を完成させた。
彼の作品の反響を私はこの目で見ていない。
しかし彼を取り巻く状況は180度変わった。
彼が何も言わなくても制作依頼がポンポン飛び込んできて
何かと不満を言っていた仲間の方から協力を申し出て
毎週末撮影に臨んでいる。


私が焦らんでもよかってん
ちゃんと見る人は見てくれてた
もっと時間が経てば私のとった態度も許してもらえるだろうか。
水に流してもらえるだろうか？
みんなに謝りたいのだ。私の無礼な態度を。

例の最終選考は落選。
書類検査の結果がおかしいなら、書類で落としてくれ。

わざわざ呼び出しといて、
「あんた病気だって結果出てるんだけど
ほんとに病気なの？あ、本当だ。」
という面接か。

そんな企業受からなくて良かったよ、寧ろ。

妬むのと羨むのはどちらも無意味です
エネルギーを膨大に消費します

とあるコラムでＡＣ(アダルトチルドレン)に関する記事を読みました
こんなの誰にもあてはまるんじゃないの？と思ってしまいました
私の属している環境が特殊だからでしょうか

今日は最終面接

志望度はものすごく低いのだけど

役員的な人と世間話して終わったという感じ

で、おことば

「cheungさん、何か悩みでもあるんですかねー
自己信頼度が5段階でＥなんですわ
で、協調性もこんな低い人初めてみたんですけどね」

ああはい。

知ってます。

で、それ言って何になるんだとこっちが聞きたい。