DHC健康食品相談室の担当医が、健康についてご紹介します。
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動脈硬化 [2016年05月17日(火)]
こんにちは
顧問医師のKです。

いい季節ですね!
花粉の季節も収束しつつあり(種類によるかもしれませんが)、盛大に、堂々と、お布団も干せるようになりました!

何年か前に紫陽花の鉢植えを買って庭に植えたのですが、何故かうまく咲く年と咲かない年が。
前の年に気をつけて剪定したのに、昨年は葉っぱがモリモリと茂っただけで花は咲きませんでした
がっかり
しかし!今年は期待できそうですよ。
↓つぼみがいっぱい。



沖縄は梅雨入りしたそうですね。
ジメジメの季節は嫌ですが、紫陽花は待ち遠しいです。

さて、少し前に動脈硬化の勉強会に行ってきました。
ご存知の通り、動脈硬化により、脳梗塞や心筋梗塞、脳出血、末梢血管の閉塞、など様々な病気が引き起こされます。
動脈硬化のリスクファクターとしては
高LDL血症、高血圧、糖尿病、肥満、喫煙、などが挙げられます。

特に悪玉コレステロールであるLDLが高いことは動脈硬化の指標となり、
それに加えてその他のリスクファクターがどのように絡んでいるかで動脈硬化のリスク評価を考えます。

LDLが健診で高かったというお電話も相談室にはたくさん頂きますが、
コレステロールを含むような食品はあまり食べないのに・・・、というお声もよく聞きます。
実際、勉強会でも、摂取するコレステロールを控えてもLDLが下がらない人もおり、個人差が大きいという話がありました。

そのような方にオススメなのは
濃縮紅麹

紅麹はモナスカス属の麹菌を米に食菌して醗酵して得られた食品です。
特有成分としてのモナコリンKがコレステロールの合成を抑えるといわれています。

脂っこいものが好きという方には
植物ステロール」もオススメです。




動脈硬化になってしまうとなかなか健康な血管に戻らないのでは、と思っていたのですが、
リスクファクターである生活習慣病や肥満を改善することにより、意外にすぐに画像診断上で改善が見られるのだそうです。
印象に残るお話の一つでした。
これを聞くと頑張ってリスクファクターを減らそう!という気になりそうですね!

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