UAE よもやま話@ [2008年09月29日(月)]
この治療の良い所、なんといっても開腹しない

これでしょう。

子宮には傷をつけず、様々な症状が軽減されます。
特に私のように多発性の筋腫は、一網打尽にできます。

子宮が残せるってことは(無月経にならなければ)、妊娠の可能性もあるってことです

UAE後、妊娠された例もあるようです。その場合でも
必ずしも帝王切開の必要はないのです。

ただし、UAE後の妊娠、及び胎児・新生児への影響や
安全性を確認することは出来ていないとのこと。


この治療は後が痛い。(これは一時的)

しかもまれに無月経になる可能性もあります。
それは卵巣機能の停止内膜萎縮とが考えられるようです。

前者は閉経の近い年齢の方に稀にあり得ますが、
45歳未満ではまずないようです。

後者は年齢に関係なく内膜への塞栓物質の過度の流入に
よって起こりえます。いわゆる詰め過ぎによるものです。

当病院では上記に留意して実施されて以後、重症感染症
無月経とも起こっていないそうです(07年8月時点)。


筋腫の縮小・症状の改善を優先するか
無月経を避ける為マイルドな塞栓にするか、希望を聞いて
調整してくれます。

でももし不幸にも無月経になったら、妊娠までは遠い道のりになるでしょう。