恋するわたしは狂っている。そう言えるわたしは狂っていない。わたしは自分のイメージを二分しているのだ。自分の眼にわたしは気のふれたものと映る(わたし自分の錯乱のなんたるかを識っている)のだが、他人の眼にはただ変わっているだけと映るだろう。わたしが自分の狂気をいたって正気に物語っているからだ。わたしはたえずこの狂気を意識し、それについてのディスクールを維持しつづけている。
 
   ー『恋愛のディスクール・断章』 ロラン・バルト

[2016年02月11日(木)]
バレンタインデー
チョコどうしてる?

バレンタインデーが休みなので
上司にチョコを渡した

4000円弱の高級なもの

今の上司はよくしてくれるので
お礼として

前に派遣で行っていた会社でも
機嫌よく
上司とチーム全員
10人くらいかな、にチョコを渡した

私が働いていた業界は
ケチな男性が多く
お返し等なかったのだけれど
その派遣で働いていた大手日系企業では
お返しをたくさんもらった

こういうのはいいね
気持ちの問題じゃない?

その前に働いていた
外資とは名ばかりのブラック企業では
セクハラパワハラが激しく
当然のようにチョコをスルーしたところ
呼び出しされ怒鳴られ続けた
2回も
気がすまなかったのだろう


その会社はチョコ、高級チョコを
絶対に貢がなくてはならない掟とかで
(お返しはないらしい)
破ったのは私くらいか
直ぐに私のリプレースメントの求人が出た

男のチョコへの執念を知る

毎日監視され
心拍も早く微熱が続いていた
既に辞める気でいたし
自分には直ぐにより良いオファーがくる
という確信があったので
暫く休みを取った
ストレスで出血も酷くなっていたのだ

私がロバだとすると
タヌキの国に迷いこんでしまった感じ
とでもいうのか
なにもかも常識が違っていた

いま思い出してもぞっとする
けれど
あのときのことと比べれば
仕事で大変でも少し嫌なことがあっても
なんでもない
とても恵まれているのだから
感謝しなければと思う

やはり
何かしら不幸や不便を経験しないと
日常の平和の幸せを感じることは難しいだろう

不幸ばかりだと
苦悩に満ちた人相になって
気持ちにも余裕がなくなるけれど
苦難を全く経験していない人が
薄っぺらくなるのはいた仕方ないとも思う




posted at 10:53 | 徒然 | この記事のURL
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