内科医のC.Nです。
ゴールデン・ウイークもあっという間に終わってしまいましたね
。
お仕事
だった方もいらっしゃるでしょうし、なが〜く
休まれた方も
いらっしゃるでしょうね。
私は後半のみ休みの、一番普通のパターンじゃないかな。
「連休なんてどこ行っても混んでるし、高いし〜
。」と言って
出かけなかったのは一昨年まで。昨年からは連休に出かける
楽しみに目覚めました
。
というか連休以外になかなか、続けて休みがないことに気が
ついたのです。まあ、子供
が大きくなって、相方と旅行
など
楽しむしかないというのが実情ですが。
関東最東端の犬吠崎(銚子)
に行って、魚介類
など堪能して
きました。
お天気
に恵まれて海
もきれいでした。
(もう入っている人がいました!)
夜はこんな
オレンジ色の月
も。
江戸情緒の残る古い街並みも、あったんですねえ。
普段何かとあくせく
してますから、たまには
脳を休めて
ぼ〜っとしないと自律神経のバランスがくずれちゃいますから
。
しかし「
五月病」とは4月から何かと新しいことがスタートして
ここに休みがあるから、起きるのではないかと思ってきました
。
張り詰めた神経が少し緩んだり、終わってほっと
したりすると
気分が落ち込んだり、空しくなって軽いうつになったりすることが
あります。これが「
五月病」かもしれません。
学生さんや新入社員の方などは、想像していた生活とちょっと
違う
ということで、それを振り返る余裕が出たところで落ち込んで
しまうこともありますね。
そういう意味ではゴールデン・ウイークはないほ
うがいいのかも???
気分をコントロールするにも、食品の栄養成分や香りが
役立ちます。
ラベンダーの香りが脳内の
アルファ波(リラックスで↑)を
増し、
レモンの香りは
脳の活性化に働く(リフレッシュ)
などは、良く知られたところです。
またコーヒー
の香りでは、
グアテマラやブルーマウンテンが
アルファ波を増加させ、
モカやブラジルは、リフレッシュに
働くそうなので、朝はモカやブラジルが向いているかも
知れません
。
トリプトファンという
アミノ酸の仲間の成分がありますが、
脳内に取り込まれると、
セロトニンという成分に合成
されます。セロトニンは、精神を安定
させる働きが
あり、うつ病や片頭痛と密接な関係があります。
セントジョーンズワートには、セロトニンが低下するのを
防ぐ働きが、あるといわれています。
また、
トリプトファンは、炭水化物
の摂取によって
脳内に取り込まれるので、甘いもの
やご飯
を食べると
精神が安定するのと、関係しているのかもしれません。
また旨み成分で
グルタミンという
アミノ酸の仲間の成分が
ありますが、こちらは脳内の神経を興奮
させる働きを
持っています。
集中力を高めたいときには、摂るとよいかもしれません。
GABA(ギャバ)という成分は、これに反して脳内の
神経を抑制させ、
リラックスさせる働きを持っています。
さらに運動
で汗をかいたりすると、
ドーパミンが増えて気持ちが
明るく
なることが解っています。うつ病の回復期などにも
有酸素運動
が推奨されています。