DHC健康食品相談室の担当医が、健康についてご紹介します。
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脳への栄養 [2015年05月08日(金)]
内科医のC.Nです。
ゴールデン・ウイークもあっという間に終わってしまいましたね
お仕事だった方もいらっしゃるでしょうし、なが〜く休まれた方も
いらっしゃるでしょうね。
私は後半のみ休みの、一番普通のパターンじゃないかな。
「連休なんてどこ行っても混んでるし、高いし〜。」と言って
出かけなかったのは一昨年まで。昨年からは連休に出かける
楽しみに目覚めました
というか連休以外になかなか、続けて休みがないことに気が
ついたのです。まあ、子供が大きくなって、相方と旅行など
楽しむしかないというのが実情ですが。






関東最東端の犬吠崎(銚子)に行って、魚介類など堪能して
きました。

お天気に恵まれて海もきれいでした。

(もう入っている人がいました!)
夜はこんなオレンジ色の月も。

江戸情緒の残る古い街並みも、あったんですねえ。

普段何かとあくせくしてますから、たまにはを休めて
ぼ〜っとしないと自律神経のバランスがくずれちゃいますから
しかし「五月病」とは4月から何かと新しいことがスタートして
ここに休みがあるから、起きるのではないかと思ってきました





張り詰めた神経が少し緩んだり、終わってほっとしたりすると
気分が落ち込んだり、空しくなって軽いうつになったりすることが
あります。これが「五月病」かもしれません。
学生さんや新入社員の方などは、想像していた生活とちょっと
違うということで、それを振り返る余裕が出たところで落ち込んで
しまうこともありますね。
そういう意味ではゴールデン・ウイークはないほうがいいのかも???





気分をコントロールするにも、食品の栄養成分や香りが
役立ちます。
ラベンダーの香りが脳内のアルファ波(リラックスで↑)
増し、レモンの香りは脳の活性化に働く(リフレッシュ)
などは、良く知られたところです。
またコーヒーの香りでは、グアテマラやブルーマウンテン
アルファ波を増加させ、モカやブラジルは、リフレッシュに
働くそうなので、朝はモカやブラジルが向いているかも
知れません





トリプトファンというアミノ酸の仲間の成分がありますが、
脳内に取り込まれると、セロトニンという成分に合成
されます。セロトニンは、精神を安定させる働きが
あり、うつ病や片頭痛と密接な関係があります。
セントジョーンズワートには、セロトニンが低下するのを
防ぐ働きが、あるといわれています。
また、トリプトファンは、炭水化物の摂取によって
脳内に取り込まれるので、甘いものやご飯を食べると
精神が安定するのと、関係しているのかもしれません。

また旨み成分でグルタミンというアミノ酸の仲間の成分が
ありますが、こちらは脳内の神経を興奮させる働きを
持っています。
集中力を高めたいときには、摂るとよいかもしれません。
GABAギャバという成分は、これに反して脳内の
神経を抑制させ、リラックスさせる働きを持っています。




さらに運動で汗をかいたりすると、ドーパミンが増えて気持ちが
明るくなることが解っています。うつ病の回復期などにも
有酸素運動が推奨されています。
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