DHC健康食品相談室の担当医が、健康についてご紹介します。
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赤ちゃんがきました [2015年05月16日(土)]
こんにちは。内科医のA.I.です。

突然ですが、我が家に赤ちゃんが来ました。

といっても、359グラムの小さなフェレットの女の子ですが。

4年前からウサギを飼っている次女が、以前からイヌを欲しがっていたのですが、ある日ペットショップで出会ったフェレットに心を奪われ・・・

イヌやネコに比べると、まだまだ一般的なペットではないらしく、ネットなどでいろいろ調べた上で、小岩の専門店に赴きました。

次女は10匹ほどの赤ちゃんたちからおとなしそうな子を選びました。
電車に乗るために専用のキャリーケースに入れ、トイレの砂やいろんな種類のエサなどをいっぱい抱えて帰ってきました。

3000年くらい前からネズミの駆除やウサギの狩りのために飼われていたという動物だけあって、本来気性が荒いのですが、最近は海外の繁殖場(ファーム)で生まれた時から躾や手術(避妊やお尻の臭腺の除去)がされており、とても飼いやすくなったのだそうです。

特に身体が小さく、ほとんど鳴き声も出さないことから、最近都会で人気のペットとか。

家に連れ帰ってからは、毎日1時間くらいケージから出して子供たちと一緒にフェレットと遊んでいます。

フェレットは1日の半分以上を寝て過ごします。布団状のハンモックに潜り込んで寝ている姿も愛嬌があります。一度寝ると、大声を出しても揺すってもなかなか起きません。

狩猟本能が強いのか、動くおもちゃには飛びかかっていきます。
夢中になったかと思えば飽きっぽくてすぐに次にいく自由さはネコっぽくもあります。

鋭い4本のキバがあり、遊びに夢中になると人間にもかなり痛く噛みつくので、そんな時には首をつまんで叱り、いやがるのを無理やりケージに閉じ込めて躾をします。

肉食動物のためか、トイレの習慣はかなりしっかりしており、かならずケージ内のトイレの隅に糞をするので、掃除は比較的楽です。(長時間遊んでいると廊下の隅でソソウしてしまいますが・・・

胴長の身体に似合わず腸管は短く、成体でも小腸は2メートル弱、大腸は10センチで、そのために食べたフードは4時間ほどで便として排泄されます。

肉食のためか腸内細菌の種類や量は少ないそうです。
ショップで勧められた数種類のフードには、ベースとなる肉製のもの以外に、それに混ぜるビタミンや脂肪酸、乳酸菌のサプリメント(!)もあります。
特にビフィズス菌が肉食の消化を助けたり、糞のにおいを抑えたりするのだそうです。





人間は肉食動物に比べさらに多種多数の腸内細菌を持ち、その重要な働きが最近の内科学会のトピックにもなっています。

私も最近腸内細菌の重要さに目覚め、ヨーグルトメーカーでヨーグルトを増やしてガッツリ食べるようになりました。

乳酸菌やビフィズス菌サプリメントもたくさん試しています。

最近使用しているのは、「ビフィズス菌オリゴ糖」。



粉末をそのまま飲み込むことができて、お手軽に200億以上の生きたビフィズス菌を摂っています。健康維持のためには、1日に10億から50億以上の摂取がおススメです。

一緒に含まれるオリゴ糖は、善玉菌のえさとなって腸内環境を一層改善します。

ビフィズス菌が優勢だと、腸内でビタミンBもたくさん生成され、私たちの身体にも吸収されます。

消化の過程で胃酸で死んだ菌体成分も、免疫機能の刺激となって、免疫力・抵抗力の向上に役立っているのです。

これを使うようになってからは、明らかにお腹が快調です。

これから暑くなってくると人間もフェレットも免疫力が下がってきがちですが、善玉菌のパワーで乗り切りたいと思います。



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