人生に終止符を打つ時 [2019年12月12日(木)]
私は100歳まで生きる気満々なのだが、先週
メーカー時代に最後にお世話になった女の先輩
が50代半ばで旅立っていた事実を知り、人と
して生きている上での終わりが来る時について
考えざるを得ない。

退職後もメーカー人事のつながりは深く、広範
なネットワークでつながっており情報が飛ぶの
は早い。彼女の訃報の知らせが遅れたのは、も
ちろん彼女がひっそりと旅立ってしまったから
だろうが、独身でありご両親も高齢であったこ
とより会社関係者への知らせまで手が回らなか
った事実もあろう。

自分だったらどうするだろう。癌で余命告知を
受けた時、わざわざあと何年なの!と明るく伝
えらるだろうか。別れが近づいて来たので会っ
ておきたいと言えるだろうか。そもそもそんな
余裕はなく闘病生活でげっそりするのだろうか。

考えても仕方ないけど、私はしっかり心の準備
をしてお世話になった人たちにありがとうと言
ってから旅立てるといいなと思う。

そんなのきっと理想でしかなく、今も闘病に苦
しむ人たちは今日1日が精いっぱいなのかもし
れない。
posted at 06:45 | Around 50's | この記事のURL
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