斜陽を感じる [2019年12月16日(月)]
年末が近づいて来ると1年を振り返る。あんな
こともあった、こんなこともあった。暗い話ば
かりで申し訳ないが、付き合いのあった人が若
くして4人も今年は亡くなってしまったため、
突然訪れる死と言うものを意識するようになっ
た。

生を持って生まれた以上、いつか死ぬ。それは
大分先かもしれないし、明日かもしれない。自
分の寿命はそれこそ宿命で誰にもわからないの
だ。

誰しも死ぬ。それは一定の年齢に達すれば子供
だって知っていること。私だってそうだった。
だが、知っていることと現実味を帯びて来るこ
とと言うのに大きな開きがある。同年代の人が
この世を旅立つことで、明日は我が身かもしれ
ないと本気で感じる。

伊集院静さんのエッセーがベストセラーの上位
に入った。タイトルは「ひとりで生きる」。ま、
人間基本誰しも単体で存在しているわけだが、
ソロ化、高齢化が進む中で誰しも最終的にはひ
とりになることへの心の準備を説いているのか。

私は独身でも全然大丈夫だが、実は完全一人暮
らしの経験はない。留学時代も寮やシェアハウ
スで人の気配を常に感じながら生きて来た。今
も父と2人暮らし。同居人としていい距離感だ。
完全一人は寂しいので同居人でも募集するか。
posted at 07:04 | Around 50's | この記事のURL
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