Xデー その弐 [2008年09月25日(木)]
手術室(放射線室ですが…)へはストレッチャーで運ばれた。ドラマのように頭からではなく、足からでした歩くより早く感じるんですね。麻酔のせいで体が温かくて、この頃からとても眠かったです。記憶が曖昧な部分もありますが、頑張って思い出しますね。

術室には、放射線科の先生と助手の看護婦さんと私です。とてもテキパキと準備をされていました。先生はとてもお若く(みえて?)、爽やか〜な方です。

準備が出来たようです。ここで婦人科の先生が、麻酔チューブの切り替え部分から注射器で麻酔を投入されます。先生は、その後おそらく退室されたと思います。

お腹の上には大きな丸い放射線カメラがきています。モニターで確認しながら進めていけるようになっていると、以前の説明で聞いていました。「では始めます」と先生がおっしゃいました。いよいよだ

遠方のため二ヶ月前に一度来ただけだし、今日は遅れてきたしで、どれくらいの塞栓にするかここで伝えました。「ゆるめの塞栓でお願いします」こちらでは塞栓物質のサイズを小さくしすぎない、また詰め過ぎにならないようにされていて、感染症では5%(以下だったかな?)とどちらにしてもかなり低いのだけど、それよりももちょっとマイルドでお願いします

まず局所麻酔。そのあたりはくすぐったい〜我慢できるか?そしてカテーテルが入ったのだったかなぁ。まさに足の付け根の所でした。麻酔をしてるのになぜ?ってカンジで先生が「痛いですか???」と聞かれ、「くすぐったいんです」と答えた。ちょっと恥ずかしい・・・

手のひら位の大きさのモニターが左側にあり、私のお腹の中が映し出されてます。水中みたいだった。なんか丸いものが何個か浮いててもしや?などと不謹慎なことを思っていると、カテーテルがスルスルっと入っていくのが見えた。TVでこういうシーンを見た時にも思ったけど、早〜い。動脈は映し出されないので、カテーテルだけが私のお腹を泳いでました。

画面が切り替わり、子宮内が筋腫でいっぱいの画面に。、しかも子宮動脈は休むことなくドクドクと筋腫ちゃんに栄養を送っていました。これを見た時はちょっと引いた

また切り替わり、カテーテルの画面です。この時動脈は見えない。先生のモニターは大きいので見えてるんでしょうか。まずは画面右の子宮動脈から・・・足からカテーテルが一旦上に上がって下に下りてきて少し左に曲がる。楽器のトライアングルみたい。子宮にたどりついたカテーテルの先から何か小さいものが出てきた!これがゼラチンスポンジね〜流れたっと思ったら2,3秒で消えていった。

途中どの段階かは?ですが、血管造影を注入。2,3回撮影がありました。反対側は筋腫の数も少なく、同じようにあっという間に終了。動脈の画面に切り替わると、先程見た動脈から筋腫ちゃんに流れる毛細血管のような所が消えてた!すごい!!!「詰め過ぎてないので、子宮にはちゃんと血液は流れてますよ。でも筋腫までは行ってない。成功です。」先生ありがとう〜〜〜