これからの季節
、気になるのが
紫外線
紫外線は、お肌にとって
百害あって一利なしなのです
近年、
紫外線を防ぐための研究は著しいものがあり
、はじめは日焼けを防止
するという目的で始まり
紫外線による老化を防止する
免疫システムの低下を減少させる
さらには皮膚がんを予防する
といった消費者の期待に応えるように発展してきました
そこで、アメリカで開催された
紫外線防御シンポジウムの中から、
最先端研究
の一つとして、Yarosh博士の研究を紹介したいと思います
上述の3つの症状はすべて
直接的には皮膚の光吸収により、
間接的には紫外線によって発生した活性酸素種により皮膚DNAが損傷されたために起こります
彼は、その際損傷した
DNAを修復できるある酵素を発見し
、その酵素を含有したリポソーム(DDS)製剤を用いてマウス実験により肌の改善効果を確認しました
さらに、Yarosh博士は、
DNA修復酵素と
紫外線防御剤を組み合わせたものを30代の女性に使用させたところ、使用後
4週間で
しみの41%、
しわの74%が減少
したという結果を出しています
現在、この酵素は新薬承認申請中とのことです
これからの
紫外線防御研究は、
物質へのアプローチからさらに一歩先の
紫外線による老化やDNAを修復するアプローチへと変わっていくことでしょう