著者は森村誠一。
よく読む作家の一人です。
書籍紹介
あらゆる悪の手口を詳述したベストセラー『悪魔のガイドブック』にそそのかされた少女輪姦事件が発生。世間の批判は版元社長・金山に集中するが、責任を認めない彼はある日、「私刑人」と名乗る謎の人物に襲われる。社会的に批判を浴びる人物に、法に代わって天誅を加える私刑人とは?法と私物化した正義の手に汗握る攻防戦がついに始まった。
悪事をしているのに、法律よって裁かれない…
私刑人が脅迫して悪事の償いをさせるところに、つい共感をもってしまいます
でも、それを支持するとあだ討ちを許してしまうことになります。
それも危険なことだと思いました。
一つのアパートの住人のそれぞれの人生が描かれていて、事件と絡み合ってたりしています。
私刑人と言われる人がそうでなかったり…
最後まで楽しめました
どうしても
棟居刑事が
佐藤浩市さん、牛尾刑事が
片岡鶴太郎さんになってしまいました
※この作者(森村誠一)で読んだ
『完全犯罪の使者』『黒い墜落機』『終列車』他51冊。