嫁VS姑(プラス夫？)バトル日記

この３通の『週間ヒトラー要望書』。

全てに共通しているのが、お金の事ばかり書いていること。
家族のためといいつつ、結局自分と両親の事を第一優先にしていること。
私とは幸せの価値観が全く逆であること。
夫は、世間知らずで壮大な夢を持つお坊ちゃんである事。


この『ヒトラー要望書』のような内容を夫に言われて、喜ぶ女の人もいるでしょう。

でも、
私の正直な気持ちは、まったく嬉しくない。


むなしい。

この結婚生活はなんだったのかと。

これからの結婚生活は一体なんなのかと。

そして、今の家庭内別居状態。

一緒のマンションにいても話もしない。
目を合わせることもしない。
お互いの名前を呼ぶ事もない。
私は何。
あなたは誰。

重苦しい空気の中、ただわずかな時間を同居しているだけ。
私は、なんとなく夫にご飯を作り、今までの習慣の惰性で夫のパンツを洗い。
夫も、義務で生活費を私にくれ、お腹がすいたところにちょうど用意されているゴハンがあるから、なんとなく食べ。
土日、一緒に出かける事もない。
夫が実家に帰っているときは全くの音信不通。


喜びも怒りも無い。
とくに困窮している訳でもない。

ただ淡々と生きているだけ。


悲しい。
どうしようもなく悲しい。


あの、普通の毎日なのに、楽しくてしょうがなかった日々はなんだったのか。

あの、なんでもない景色が、キラキラ輝いていた日々は一体いつから無くなったのか。

なんでも無い日常なのに、毎日が笑いに包まれていた。

ケンカもたくさんした。
感情のままぶつけた怒鳴りあいも、逆に冷戦もした。
でも、全てが許され、全てが許せた。

何の確かな根拠も無いけれど、永遠に続くと思っていた鮮やかに色づいた日々。



それが、
こんなに不確かなものだったと今さらながらに気付いた。
結婚生活とは、愛とは、ちょっとしたことで壊れてしまうものなんだ。


どれだけ自分が恵まれていたか、失って初めて気付く。


もっと慎重に、大事に大事にしなきゃいけなかったんだ。


こうなったのも自分のおごりと高慢さが原因でしょう。


いつからボタンを掛け違ってしまったのだろう。

最初はただの小さなすれ違いと意地の張り合いだった。
でも、
気付いた時には、
もう修復不可能なところまで来てしまっていました。
もうボタンの掛け違いなんかじゃない。



この現実を受け止めるのに時間がかかってしまいましたが、
もう、
私を無条件で愛してくれたあの人はいない。
いるのは、
私を卑下し、疎ましく思う夫という名の男。

前回の続き。

夫は、自分の地元へ私と娘を連れて行くことに対して、
本当に不慣れな場所で申し訳ないという事で、
条件として４点を提示してきました。

�@H県へは毎月１週間ほど帰る。
相変わらずセレブ生活させてくれるのねえ〜。
・・・ってか、私働き始めたら、毎月１週間も休みとれないよ？
娘も学校通うようになったら、毎月１週間も学校休ませられないよ？
長い目で現実を見据えているのかなあ


�A地元とＨ県に中古のマンションを１棟ずつ購入。
お金は無いので大っ嫌いな借金(ローン)を組む。
大っ嫌いなローンって・・(笑)
ぷっ
うけるんですけど


�B２ヶ月に１度は旅行をする。
俺の地元の方が、Ｈ県より、場所的にどこにでも行きやすい。
キャッ
セレブ〜
だから、現実的にそんな時間あるのかって・・


�C小遣い制にする。
月々の収入を全てさらけ出す。
ようやくパンドラの箱が開かれるのね
とうとう収入公開してくれるの？
一族の代々続いた『収入支出は女にはゼッタイ秘密』という家風を破ってくれるのね？



そして。
以下の説明が追記されていました。


�@について
Ｈ県は俺の第二のふるさと。
ないがしろにするつもりはありません。


�Aについて
自分の昔からの夢は、３５歳で無借金(現金一括)で一戸建てを買う。だったけど、変える。
たとえ○○士でも、所詮は自営業なのでローン組める金額にも限界があるかもしれない。
でも、できるだけ早く家を買う。
家や土地の価格を考え、
やはり地元は田舎で安いので、地元に家を買うけど許して。
完全にＨ県を切り離すつもりは無いという気持ちをわかって。


�Bについて
娘の長い入院生活の繰り返しで、
狭い空間で１つの目的に進んでいくという時間、
大変だっただろうけど、
何か家族の結びつきのようなものを感じた。
それがナゼ旅行になるのかはわからんけど、
家族全員で、日常生活を抜け出し、一緒に行動するという意味で大事だと思う。


�Cについて
今まで俺の事を不信に思ってたのは、
どんな仕事をしているか、
どれだけ収入があるのかわからないことも助長していたと思う。
それを解消するための措置として小遣い制に。
俺の小遣いは別になんぼでもいい。


以上。
良い方向で検討してくれたらと思います。
すぐにとはいいません。
”俺の地元”と聞いて拒否反応を起こすのではなく、
俺のワガママを許してほしい。
ただ、対家族、対顧客のバランスを考え、
これが一番良い選択肢だと考えている。

これが一番、嫁と子供を２０年後、５０年後、幸せにできる方法だと考えた。
理解してください。
そしてついてきて欲しい。


なんともロマンチックな３度目？のプロポーズを受けてしまいました(笑)

この手紙がこの先も変わらない本当の夫の心なら、
つっこみどころは満載ですが、
妻と子供を大切にするように変わってくれたのね〜
と涙もんなんですが・・・
じゃあ、あの２種類の趣旨の違う手紙はなんなんだ・・・？？

と
やっぱりツッコミどころ満載です(笑)

『ヒトラー要望書』最新号の続きです。


Ｈ県の赤字プラス地元への出張での補填で、
半年前にあった、貯金２００万円、国債２５０万円、投資商品３０万円が、
今は、俺名義で貯金１４０万円、子供名義で５０万円という状況です。
これでは、娘の教育資金、家の購入など夢のまた夢です。
現実は厳しいです。

地元の名門○○士事務所に今、Ｈ県から出張して稼いでいますが、
ここの代表者から、
もうすぐにでも社員になって、正式に来て働いて欲しい。
と言われています。
でも、家族の気持ちを考え、もう少し待って欲しい。
と返事をしています。


肝心の給料の方は、
５０万円を最低保証。
それに、自分の客の売上分を歩合として積み増し。
加えて、本店は俺の地元ですが、
Ｏ県にも支店を出すとの事。
その支店での顧客拡大を先頭に立って拡大して欲しいと言われています。
すでにＯ県での客の売上は１０００万円あり、
順次俺に引き継ぐ予定です。
１０００万円全てが俺の収入になるわけではないけど、
一部は入るし、
おそらく今年中もしくは来年中には年収１０００万円にはなるでしょう。
Ｏ県でのテナント探しも早くして欲しいと言われている。
もちろん、社保になるし、国民年金ではなく、厚生年金になる。

そこで、
数ヵ月後、もしくは来年でもいいけど、一緒に地元に行きませんか？

これは、
俺のワガママだと完全に言い切れると思う。

でも、
イチ○○士として、従業員が１５人ほどいる所の代表として働いてみたいし、
やはり、Ｈ県とは違う単価の高いところで勝負してみたい。
Ｈ県には無い内容の、でかい仕事ができる。
自分がその器でなかったとわかれば、
またＨ県で細々とやるのもいいけど。

ただ、せっかく
この若さでこの資格を持っているし、
地元で良い条件も提示してくれているし、
大きな勝負ができる土台がある。

俺も、
後に後悔はしたくないので、
比較的無茶のきく今、
やりたい。

行ってすぐは、不慣れな場所だし、
その意味で、家族の意向をないがしろにすることになるのかもしれない。

ただ、
長期的に見れば、
自分なりに限界の見えつつあるＨ県よりも(先輩の対応や売上の面で)
幸せになれると思う。
自分もその意味で、背水の陣の覚悟でやる。



こう言われても全然嬉しくないのはなぜでしょう・・。

夫にとって『幸せ』とは『金』なんだと、本当にわかりました。
悲しくなりました。
私も、お金がある生活は好きです。
愛があってもお金が無いと、現実は生きていけません。
お金は大事です。

でも・・・・
でも・・・・
やはり私にとっての『幸せ』とは『金』ではないのです。

いくら『年収１０００万円』と言われても、全く輝く未来が想像できないのです。
楽しい毎日が想像できないのです。

家族を養う重責も背負わない者のキレイゴトなのかもしれません。
本当の貧乏を知らない者の理想論なのかもしれません。

でも・・・
どうしても
夫の主張は『金、金、金、金オンリー』に思えて、賛同ができないのです。

手紙には
『家族のため』と何度も書かれていますが、
本当に家族のためを思っていたら、こんな風では無い気がするのです。
所詮は『自分のため、親のため、金のため』というニュアンスがちらつくんです。

これは
ナナメの見方なのかもしれませんが。
もっと、素直に喜ばないとダメですよね
普通の妻なら、ここで「嬉しい私たちのためにありがとう」と思うのかな。。。

私は、
ただ、ただ、悲しい。
心から、むなしい。



次号、
この壮大な野望を実行に移すための、私達への条件などが提示されていたので
ご紹介します(笑)

週間『ヒトラー要望書』

最新号です〜



出だしからイキナリきました
アイラブマネーの夫らしく、金の話。

○○事務所を退職し、先輩と二人で独立開業してからの収入支出面での説明です。

先輩を代表、自分を社員として給料をもらう形でやっています。
開業最初の３ヶ月は、月々２５〜３０万円。
俺にそれだけの売上が無いにもかかわらず、もらっていました。
その後、税抜き後の手取りで２０２０００円に統一されました。
微々たる賞与ももらっています。
その中から、
社会保険代２３０００円、国民年金代２人分３００００円、○○代××円・・・・・
以下ズラズラ続くので省略。
相変わらず細かい男です。



Ｈ県だけの収入では収支赤字の状態です。
地元へ帰る事で補填しています。
どうやら、何も言わずに実家にほとんど帰っていたのは、
私たちを養うために、身をすり減らし地元で仕事していたみたいですね
ありがたや〜



収支赤字ながら、事務所を開設したばかりだし、
あまり気にせずやろうと言い聞かし、
１年間ガマンしてやってきました。
しかし、その間、
俺の営業の甲斐あって、俺の売上が６００万までにふくらみました。
そのうちで給料としてもらったのは３００万弱でしょうか。
残りのものは、俺が売り上げない中でも給料としてもらった恩返しだと思っています。
あとは事務所の維持費用として。

最近、ようやく売上に見合った金額に給料を上げてもらおうと話をしたところ、
提示された金額は額面で２５万円。
ほとんど変わらん。
売上は６００万で頭打ちだけど、変わらず６００万の売上を出している。
正直、キレそうになったけど、
今なお、給料を交渉中です。
おいおい
ウチでやるみたいに、職場でもキレてカベに穴開けんなよ〜


というか、
今、夫がいる事務所は、先輩が借りてるもの。
仕事に必要なシステム費用や、事務所にかかる雑費は全部先輩持ち。

そして、
最初の２人の話合いで、
先輩を代表にして、自分を社員にするという形態で合意したんなら、
自分の稼いだ売上分、
全部給料にしてくれなんて、
会社運営側としては、おかしな言い分じゃないかい？？

夫は、社員になる事で、
○○士特有の訴訟が起こった時、
責任を逃れる事ができ、
代表である先輩が、
うん百万円、うん千万円になるかもしれない損害賠償を払う事になるのです。

だから、
開業○○士の人は、
普段いくら稼いでいても、
１回の訴訟で、全てを失う危険性があるのです。

↑以上は夫から聞いた話です。
「だから自分は代表にはなりたくない」と。


それなら、
企業の代表である先輩は、売上全てを社員に還元せず、
ある程度、
積み立てしておくのが当たり前なのでは？？


というか、
自分の出した売上分だけ給料上げろなんて言ってたら、
世の中のサラリーマンはどうしたらいいんでしょう。
そんなことしてたら、
企業はつぶれちゃいます☆


なぜ、夫はその事に気付かないのでしょうか。
ますます夫の性格と人生が心配になってきました。


余程、
世間知らずなのか、
自分をスゴイ男だと自負しているか・・・


このアイラブマネー話、次号に続きます。

前回の離縁状の続きです。


あなたが再婚するまでは、養育費は月４万円。
慰謝料も含めた分与額は１００万円。
家具財産(冷蔵庫、ベッド、デジカメ、テレビ、パソコン、洗濯機、炊飯器、棚)、
結納品(指輪、バック、服)、
それ以外のバックなど、全て持っていってくれてよい。
ありがたや〜
私はなんて恵まれた離婚をするんでしょう〜
・・・・つーか、こ・こ・・細け〜！！！
じゃあ〜・・・電気ポットは書いてないから、持っていっちゃダメなのかなあ〜
電気ポットも欲しいなあ〜




新しい旦那がいやがらなければ、再婚後も養育費は払う。
も・・・もう、ワタシ新しい旦那さんいるの？



余計なおせっかいかもしれないが、
ぷりんの地元に帰るのもいいと思う。
何より、今住んでいる市より地元の方が、娘の味方が多い。
何？！
なんでそんな言い切れるの？！
本当なら、両親が娘の第一の味方になるんじゃないの？！
実の父親と祖父母でさえ味方にならない現実があるのに・・・。



おそらく、俺は、
極悪非道の男と(娘からも)皆から言われるだろうけど、
覚悟は決めました。
な〜んか覚悟の決め方間違ってないかい？！



車の中で何度も泣きました。
娘の写真はずっと財布の中にあります。
なになに？！
アナタの家の伝家の宝刀『悲劇のヒロイン泣き落としの術』？！
さっすが、
師範代の姑を身近で見てきたせいか、
使い方がうまい



つらい決断だけど、受け入れて欲しい。
ごめん。
今までひどいこと言ってごめんな。
地元から帰ってきたら、申し立て人を俺として裁判所に行きたいと思います。
養育資金を貯めるためにも、実家に滞在する時間帯は増やそうと思います。
最後に温かい言葉ありがとうございます！！
ハイルヒトラー！！！！
ざっざっざっざっざっざっざっ・・・・/(　＝＝)//(　＝＝)/

前回のプロポーズの手紙の下に・・・・

もう２個。

手紙がありました。

どうやら３部作だったようですね(笑)

今、流行の長編映画かよ


２部作目は、
こりゃまた全く趣旨の違う手紙です
日付が、１部作目の『ヒトラーからのラブレター』より後になっています。


続編はじまりはじまり〜


あなたもご存知の通り関係は冷え切ったまま。
そして、今、夫婦間の信頼関係が完全に崩壊した今、やはり離婚した方がよいと考えています。

あなたのお母さんの葬式から始まり、同棲、結婚、妊娠、出産と色々な事があり、
精神的に支えたつもりだし、
経済的にも支えたつもり。
逆に、同様に俺にとっても支えになってくれた。

しかし、
そのような経緯を経た上でも、あなたの親戚からおかしいと言われている有様。

これは、
以前
夫から
『俺の両親は、最初からぷりんの事おかしいって言ってた』とか
『皆、ぷりんの事、人を非難することでしか自分の存在を確かめられない人間って言ってる』とか言われた時に、
売り言葉に買い言葉で
『私の従兄弟だって、あなたの言動はおかしいって言ってるよ』とケンカした時のことを指しているようです。



結婚や家族に対する意識の違いはどうしようもなく、
おそらく、
この先も、
お互いを信頼しあう関係を築く事は不可能だと思う。
おいおい
あのプロポーズの手紙はなんだったんだ


このまま冷え切った、不信に満ちた環境下で娘は育ち、
ほとんど先天的に、人に対する不信感、異性に対する不信感が備わってしまうように思う。
そこまで娘の事を心配してくれて、
わかってんなら、改善しようよ



感謝の心や謙虚さの無い、ひとりよがりのうぬぼれは、一時的には人は寄ってくるにしても、
いずれは自分にとって大切な人までを遠ざけてしまう。
ど・ど・どゆこと？！
読解できません
ムズカシ〜
東大入試の二次試験現代文かしら



そのような、不信や怒りの中で育つのではなく、
母親の愛情下、
そしてその母親を理解してくれる親戚の中で育つのが良いと思う。
あら〜。
娘の将来を考えてくれてありがとう。
だから、わたしにゃ、親も、親しい親戚もいないんだってば




結婚は、どうしても互いの家族との関係がつきまとう。
・・・えっ？！
私が『姑からこんなこと言われたんだけど・・・』って相談するたび、
『結婚に親は関係ない！！夫婦の中で何が起こったかが大事だ！！だから親の事は言うな』って、散々言っていたのに・・・？？



俺も、故郷や親への思いやりを忘れずに生きていくつもり。
”配偶者が病気になった時、もう片方の配偶者が面倒を見れば良い。”
”『家族』といっても優先すべき順序がある”
という合理的な意見ももっともだけど、
礼を失した合理性ほど非合理なものはない。
だ〜か〜ら〜
難しいんだって！！
理解不能だよ
カントかなんかの哲学書か



マザコンの一言で片付けられると思うが、
特に母親には父親以上の尊敬の念を覚えるのも事実。
へえ〜。
あれだけ男尊女卑で、専業主婦を”寄生虫”という夫も
自分の母親だけは特別なんすね



今まで縁があってここまでやってきたのだから、
もう不満をぶつけ合い、けなしあうのはやめて、円満に別れたい。
愛情や恋愛感情も含めた、結婚を継続する上で一番大事な情を、
俺は欠いてしまったと思う。
ほうほう
自分をそこまで分析できていますか



・・・・・つ〜か離婚？！
・・・・えっ？！
アナタについて、地元へ行くお誘いは？！



この離縁状・・・
まだまだ続きます。

前回の夫からの手紙の後半戦です。
それでは、後半部分始まり始まり〜



・現在、各方面から様々なお誘いがある
１、家賃は全て負担するから東京で独立しないか
２、Ａ会社の財務部長をしないか
３、自分の地元で名門の○○士事務所の代表社員をしないか(実家のすぐ近くの事務所)
４、今のままＨ県で、先輩と自分の２人で独立させた○○士事務所をそのままやっていく
以上の選択肢で、３人の将来をふまえ、３が一番いいと考えている。
・・・・そ・そうか〜？！
ワタシ的には、断然１か４ですけど



・しかし、この選択は自分勝手にうつる可能性もあるので、今のままＨ県と自分の地元の２拠点で活動したい。主拠点は自分の地元に移す。
イヤイヤ
『自分勝手にうつる可能性もある』じゃなくて、『自分勝手』なんすよ
なんの相談も無く、もう決めてるんすね
事後報告なんすね
妻には、決定権もアドバイス権も無く、夫一人で決めた事について行くしか道は残されてないんすね



・Ｈ県でマンションをかりたままにするので、ぷりんは好きに帰ればよい。
旅費は出す。
Ｈ県に別荘も買う。
すげ〜
セレブ生活〜



・自分達の将来も考えての事もあるが、
故郷に貢献したいという自分のワガママでもある。
理解して欲しい。
正直になりなよ
考えているのは『自分達の将来』じゃなくて、『自分の将来』でしょ？


・転勤も無いし、定年もない。
経済力も同年代より高い。
好きなときに、ぷりんはＨ県に帰ればよい。
あ・・・ありがたや〜
こんな経済力のある旦那さんつかまえられて、ワタシ幸せ
一生セレブ社長妻生活ね



・きっと幸せにする。ついてきて欲しい。
アラヤダ
同じ人から、人生２度目のプロポーズを受けちゃった
ありがたや〜



・家は、地元に、３５歳までに買う。
そのために今は資金が必要。
だから、今、実家に俺が帰っていることを、”ただ単に実家に帰っている”と同義に短絡的に考えない。
現在、それ相応の収入を得ているし、近々それ以上の収入になる。
そんなに収入がある割りに、
家には４万円しかいれないのかい
・・・んで？！
結局キミの給料はいくらなんだい？！
そろそろ教えてよ



・この先、娘から、俺の実家へ帰っている理由を聞かれても、
キチンと『娘のために働きに出ている』と説明して欲しい。
間違っても、俺の勝手で働きに行っているという説明になれば、
即刻、
親への不信に繋がるし、
それが、他人への不信、大人への不信、異性への不信に繋がる。
そのような先入観を持っていると、
自分に必要な人を自分から遠ざけてしまう。
なになに？！
牽制球投げてる？！

・・・はっ！！／(　･　・)／
十分承知いたしました！！
ハイルヒトラー！！



・生まれ故郷で働くということ、
しかもその地の名門の事務所で代表として働くという事、
Ｈ県で働く以上に神経をすり減らして営業している事、
それは俺達にとってベストと思って行動している事を理解して欲しい

はっ！！
ワタクシと娘のためにお疲れ様です！！
ハイルヒトラー！！
ざっざっざっざっざっざっざっざっ・・・・・・・(／＝＝)／(／＝＝)／

ウチのヒトラー(＝夫)から要望書が届きました。

相変わらず、直接言う勇気も、直接手渡す心構えもないようで、
そのヒトラー要望書は、夫の机の上にポツンと置いてありました。


夫がいつものごとく自分の実家に帰っている時、
夫から
『机の上に手紙があるから読んで』とメールがきました。

メールが来て、夫の机を見てみると、このヒトラー要望書が置いてあるのに気付いたのです。


すごいです

６枚のＡ３レポート用紙をホチキスで留めている手紙です
グラフなんかも４枚にわたりついています。
何かの実験レポートかなんかかと見間違う手紙です。
こんな時でも、
さすが細かく厳格な性格の夫です(笑)



書き出しがまたスゴイです。

『�@まず全面的に俺を信頼する事』
と一行目から唐突に、なんとも男らしい発言から始まります(笑)


そして箇条書きで
・懐疑的な目で物事を考えない
・長期的な視点で考える
・態度が冷たくても、言葉少なでも、子供を嫌いになるのは有り得ない事
・自分なりに３人の幸せを願っている事、それに向けて責任を持って行動する事⇒それが結婚という覚悟であるという認識
などなど・・・


手紙というか・・・・(笑)


そして、
『�A金が全てではない。でもキレイ事で済まないのも事実』の項目へと続き、
また箇条書きで
・子供はあと２人は欲しい。大学にも行かせたい。一人暮らしもさせたい。親の経済力で選択肢を狭めたくない
・以上の事を念頭に死ぬまでの資金算段をした。グラフにしたので見てくれ。
と、保険会社で養老保険に入るときのようなグラフが添付してあり
それによりますと、
子供は、今いる娘以外に、２歳差で男を２人産むことになっており。
娘は、下宿生活で私立文系大学に行く事になっており。
息子２人は自宅で公立大学に行く事になってます

そして、娘は２７歳で結婚。
息子２人は２８歳で結婚し、
そのお祝い金として、親からそれぞれ１００万円渡す算段です。

なぜか、家賃支払いもローン返済もゼロで、住宅資金は一生にわたり全くのゼロの予定だそうです。


多分、夫の性格と日ごろの発言から察するに、
現金一括で一軒家を買っている予定なんでしょうね〜。
(普通は無謀と思いますが、夫はマジで自分にはできると信じている模様)


・・・っていうか、なんでこのご時世に
『娘だけ下宿』？！
普通、一人暮らしか自宅を想定して、資金計算しないか？！
なんでわざわざ最初から下宿を想定？！
しかも息子２人は公立なのに、娘だけ私立文系限定。
その違いは何？！
と一瞬ギモンに思いましたが、
答えはカンタン


娘の人生は、姑の人生そのものを重ねて想定しているのです。
姑は、下宿で私立文系大学に通っていました。

以上。
自分の母親がそうだからです。


そして、
お家存続に命を懸けている夫の実家では、嫁は男の子を産むことが絶対条件。
だから、２人目３人目は『男』と決まっているのでしょう


なんだか、
一見、
大変男気あふれる手紙ですが、
ちょっとコワクなりました・・・・


このヒトラー要望書、次回に続きます。。。。。

夫が今一番腹が立つことが、
私がマンションに居座っている事らしいです。


夫の言い分としては、
私が義両親に失礼なメールを出し、
結婚生活を破綻させるような取り返しのつかないことをして、
夫に対しても色々と意見を言う・・・

なのに、夫が家賃を払うこのマンションに住んでいる・・・

この矛盾が腹が立つらしいです。

これで、私が自分で家賃を払って住んでいるなら、別に全て許せるそうです。
まあ、つまりが
『俺が養ってやってるんだから、俺に服従しろ。
俺に何か言いたいなら、自分で稼いでからにしろ』
ってことですね(笑)



「いっぱしの意見を言うなら、
何も持たずにお金の援助も受けずに、
このマンションを子供を連れて出て行くくらいの根性を見せろ！！
そうしたら、オマエの意見も聞いてやる！！」
と、いう事です。

ここで、
『子供を連れて出て行け』というのが夫らしいですよね(笑)

よく一般的に聞くのは
『子供を置いて出ていけ』というセリフ(笑)



女性の人権って何なんでしょう？
出産・育児って何なんでしょう？


お金の稼いで無い主婦は、お金を稼いでいる夫に意見してはいけないのでしょうか。
確かに『養っていただいている』『お金を出していただいている』。
それは事実です。

夫がいないと、私には、明日住む場所も食べるものも無い。
子供を養う力も無い。
夫に支えられているのは事実です。
それならば、やはり、夫に従順にならなければいけないものなのでしょうか。

夫婦対等にいたいなら、自分も夫と同じくらい稼ぐしか、道は無いのでしょうかね。

そうしたら、
女性には必ず妊娠出産で、稼げない時期がある。
この無収入の時期をどう生きたらいいのでしょう。

お金を稼がないと、発言権も人権も認められないのが現実なのでしょうか。

夫みたいな人が、
世の中、少子化に拍車をかけているんじゃないの？と思いました☆

夫の実家は、全員日本人万歳です

普通に『日本人の優秀なＤＮＡを・・・』というセリフが出てきます。
私しゃ、遺伝子レベルで日本人という人種を考えた事なんて無いよ！！


だから、ハーフやクォーターなんて、非国民を見る目です。
「日本人の優秀なＤＮＡを、他のアホな国のＤＮＡと混ぜるなんて！！
汚れる！！
純粋な日本人のＤＮＡをそのまま後世に残さないとダメだ！！」
最初聞いたとき、冗談だと思っていました。
最近気付きました
本気なんだと。


夫の一族皆こうでした。


テレビで日本の首相が出てきたら、
「アメリカの犬が！！
日本人は偉いんだ！！
アメリカの言いなりになっていないで、もっと日本の考えを貫け！！
金髪の毛唐なんかと仲良くしやがって！！
優秀な日本人の血を下に見てはいかん！！」(祖父談)



ハリウッド映画を見た後・・・
「さすが、頭の悪い金髪ヤローの考える話だな
まずい物ばっかり食ってるから、こんな薄い話しか考えられないんだ」(夫談)



ハンバーガーに対して・・
「こんなの食べたら、白人と同じく頭悪くなるで
さっすが、白人のつくったものやねえ〜
向こうの食べ物は体に悪い物ばかりやね
やっぱり日本食よ
ウチでは皆、日本食以外食べへんで」(姑談)




輸入食品に対して・・・
「味覚のバカな人種の作ったもの」(舅談)
プリングルスなんてゼッタイに買えません！！




和食に対して・・
「さすが日本人やね〜
繊細な盛り付けに、味付け
この遺伝子と伝統を、純粋なまま残さなあかん。
これが、ハンバーガーばかり食べておかしくなった毛唐にできる？？
やっぱり日本はすばらしい」(祖母談)




アメリカ人がテレビに出てきたら・・・
消す！！
「メリケンヤローが！！」という捨てゼリフつき。

外国全てに対してというより、
なぜか、
アメリカに対してだけものすごい敵対心を抱いている気がするんですよね〜



今は何時代・・・？！

ここだけ、まだ鎖国中・・・・？！


ペリーさん早く来て〜！！
黒船来航〜！！