映画・ノルウェーの森 [2010年12月10日(金)]

映画 ノルウェーの森 が、
いよいよ公開になった。。





以前の記事にも書いたけど、
今年の春頃、ひょんな事から、
この「ノルウェーの森」の上巻を戴き、
そんなに期待することなく、
暇つぶしがてら読んでいたら、
想像以上に面白くて、一気に読み進み、
下巻を買いに走って続きを読んだ私。

なぜか…
それまでは、名前はよく耳にするものの
「村上春樹」の小説は
一度も読んだことなかった私だったけど、

読み進むうちに、その独特の空気感の
村上ワールドにひきこまれ、
大ファンになってしまった。

…以前の記事は、コチラ…

程なくして、今回の映画化の話を耳にして、
とっても楽しみにしていました〜!

予告とかを見ると、
昭和レトロな雰囲気とすごく繊細で綺麗な映像で、

キャストの雰囲気もピッタリで、とっても魅力的。





特に、松山ケンイチの渡辺君と、
水原希子の緑が、とっても存在感ありの
オーラを放っている気がします。

どんな映像に仕上がっているのか…

とっても楽しみ











映画レポート からコピペ

「ノルウェイの森」セリフの距離感で見せる村上春樹の世界観

トラン・アン・ユン監督の作品にしては、今回はかなりシンプルでわかりやすい作品になっている。
とはいえ原作者は村上春樹である。
俳優と役柄のイメージがマッチするかどうかという問題ではない。
村上作品独特の世界観を直接的な表現媒体である映像でいかに表すか、その方法論を見出さなければならない。
そのキーは、セリフの距離感をいかに計るかという点だと考えていた。
村上作品のセリフはどこか相手ではなく、もっと遠くに向かって発せられているようなところがあるからだ。  
かくして本作は、脇の俳優陣に60年代の日本映画のような独特のセリフ回しを徹底させるという方法を採った。
リズミカルで感情を排したような喋り方は、メロドラマになってしまう危うさを回避させ、トラン・アン・ユンのクラシックなテイストともマッチ。
また彼の得意とする肌を通した表現は、登場人物それぞれの若さゆえの存在の危うさと、それに反する生の強さを浮かび上がらせた。
とくに緑役の水原希子の頬やうなじから発せられる若さは、それだけで生を肯定している。
存在の確かさが発する説得力は、映像ならではのものだろう。
彼女がもたらした新鮮さは、この作品最大の収穫といえる。  
ラストでビートルズのノルウェイの森が流れると、小説ではピンとこなかったメロディが、妙にしっくりきた。
ということはこの冒険、かなり健闘したということか
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