今日、オイル交換のために行きつけのSSへクルマを持ちこんだ。
整備担当の人がいつもと違っていたが、見覚えがあった。
ここのSSではなくて、系列の、もうなくなったSSにいた人だ。
そのSSには、当時の職場から家に帰る途中よく立ち寄った。
いつもの給油や整備だけでなく、
その人には以前職場関係のことでお世話になった。
向こうも覚えてくださっていたようだ。
もう5年ぶりぐらいになるというのに。
人当たりがよく、自社で扱う商品に誇りを持っていて、
それでいて必要以上の押し売りはしない。
もちろん必要なことと思えばちゃんと勧めてくれる。
素敵なSSマンだ。
それにしても、最近こんなふうに、
以前お世話になった人に偶然会う機会が増えた気がする。
1ヶ月ほど前にも、夕食を外で摂ったときに、ある再会があった。
その日、注文を取った店員さんが内容を復唱しなかったため、
1つだけ注文したものが3つ運ばれてきた。
その後対応してくれた女性の店員さんの凛とした物腰に、
なにかを感じて、
ずっと気になりながら食事を済ませて会計をするとき、
彼女のネームプレートと顔をあらためてしっかり見て、
8年前の記憶と結びついた。
彼女は、嫁に来たばかりで一人で家にいたわたしに、
生協の職員として、組合員加入の勧誘に来た人だった。
この人も、話すとそのときのことを憶えていてくれた。
勤務先は変わっているが、
変わらないしっかりとした態度がこちらを安心させる。
わたしももうこの地に来て長いんだな。
いつまでもまわりは知らない人ばかりのよそ者ではいられない。 |