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心の貧困 [2011年01月21日(金)]
またまた暗い内容でごめんなさい


今日もまた、考えだすと涙が止まらなくて…続けます。

オブラートに包みながらも

昨日は自分の過去恥部をオープンにしてしまったけれど、

本当はわかっているんです。

私よりも大変で悲しくてたとえようのない経験をしている方々…

きっともっともっとたくさんいる。

精神的に病んでいても、自虐行為に走っても、死ぬわけではない。

自らの命を絶つか、不治の病にならない限りは。

だからそれは自分に対する甘えなのだと思って、

いろいろな方向から自分を変えようとしました。


どのタイミングで放映していたは定かではないのですが、

NHKで特集していたある番組を見た後、

何の気なしにホームページに掲載されていた「紀行文」を読みました。

女性ひとりで四国八十八箇所を歩いて旅する紀行文です。

逃げるように会社を辞めて残ったものは、ストレスまみれの醜い体と心。

他力本願でもなんでもいいから自分をなんとかしたくて、

この女性のように「歩き遍路してみたい!」と決意したのを覚えています。


この時の私は、

自分がこんな風になってしまったのは、すべて会社のせいだ!

と思っていました。会社の人間たちも深く憎んでいました。

今振り返れば、体調不良が続いていたとはいえ、

引き継ぎもそこそこに辞めたということは、

会社に対して相当な迷惑をかけていたのですが、

自分のことしか考えられなくなっていた私は、

そのことすら「ザマーミロ!」と吐き捨てていました。


逃げるように会社を辞め、俗世間からも逃げたかった。

無宗教の私が、巡礼という崇高なものに触れることで、

何か変われるんじゃないか、と思ってしまったことは自然の成り行きでした。

「四国八十八箇所巡礼」の教本を購入し、

必要な道具を取り揃え、お金の準備、宿の手配をし、

四国の地に辿り着いたのは、会社を辞めてからまもなくのことです。

そこで体験するひとつひとつのことが、

いかに自分の心が貧困であったか、気付かされる一人旅。


昨年、今まで気にしていなかったブログというツールを使ってみよう!と思い立ったのは、

この歩き遍路の体験を、いつかまとめたいと思ったからです。

30代の節目を迎える今だからこそ、

その時の出来事を、少しずつ書き連ねていきたいと思います。

そして、その時の気持ちを思い返すことで、

私自身を見直し、今の状態を打開する手助けになればいいなと考えています。