僕の実家は洋菓子屋
いわゆるケーキ屋さんです
小さい頃、よく
「いいなぁ、毎日ケーキが食べられて」と言われた
多分、このブログを御覧の方の中にも
そう思っていらっしゃる方がいると思う
でも、ケーキは売り物だから、
そう簡単には食べさせてもらえませんでした
今振り返ってみると、ケーキ屋の息子ということで
いろんな役得
はあったような。
例えば…
カステラを焼いたとき、周囲の型に当たる部分は
カットするんだけど、その部分は僕らのおやつになってました。
コーヒー飲みながら、ザラメのついたカステラをつまむ。
結構嬉しいおやつです
高校生の頃なんかは、寝付かれずに夜中に起き出して
売り物のクッキーが入ってる缶箱を開けて、
お気に入りのクッキーを少しくすねて、
インスタントコーヒー片手に深夜映画を見てたっけ
色んなクッキーを焼いてたけど、
中でも好きだったのはチョコクッキー
チョコレートを練りこんだ生地をプレーン生地で巻いたやつ。
(◎←こんな具合に)
そして何よりも、
誕生日やクリスマス
では、
うちのデコレーションケーキが食べられたこと
毎日ケーキ…とはいかなかったけど、
何だかんだでいい思いをしてきたのかな
今となってはいい想い出だし、親父の菓子は
僕のソウルフードになってるのかもしれません。