ようこそ『完熟!でこぽん日和』へ

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One More Cup Of Coffee [2008年07月19日(土)]
7月15日の記事の続きです。

脳内には色々な神経伝達物質があります。この物質によって人間の色々な状態が作られます。その中のひとつにセロトニンという神経伝達物質があります。この物質、通常は精神を安定させる作用があるのですが、過剰になると疲労感を生むのだそうです。まず、この話を覚えていて下さいね。

ところで人間は通常時に糖分と脂肪分をエネルギーとしていましたね。ん?通常時って書いてあるけど通常時でない場合って?

糖分は保存に適さないのは前回の記事の通りです。つまりずっと活動していると足りなくなってくるのです。ちょっと通常時ではなくなってきました。(通常時ではないと言ってもよくある事です)



そうすると、今度はBCAAをエネルギーに使用するようになります。このBCAA、実は前回の記事の7Rさんのコメントにも出てくるんですが、これは3種類のアミノ酸(分岐鎖アミノ酸)のことです。

でも、本来BCAAは筋肉を作る元になるなど他の仕事があります。これをエネルギーに使用してしまうと他の仕事が疎かになってしまいます。

その仕事のひとつに最初に出てきたセロトニンの原料が脳に入るのを抑制するというのがあるのですが、血中のBCAA濃度が減少すると、その原料が脳に取り込まれるようになります。

その結果、セロトニンが脳内で増えて「疲れた」とか「だるい」状態になってしまうのです。



さて、ROSEさんやナッチさんの最近の記事で、こんな状態の時にはカフェイン摂取だよというようなことが話題になりました。どうしてカフェインなのでしょうか?

最初に脳には沈静化の神経伝達物質があると述べましたが興奮性の神経伝達物質もあります。ノルアドレナリンとかドパーミンって聞いたことがあるかもしれません。ただ、これが出過ぎていても困るので、それを抑制するアデノシンという神経伝達物質も一緒に放出されています。

実はこのアデノシン、カフェインによく似た構造をしているんです。なのでカフェインが入ってくると、本来アデノシンが結合する部分にカフェインが結合してしまいます。そうなると興奮性の神経伝達物質の分泌が抑制出来なくなるそうです。

その結果、興奮性の神経伝達物質の方が沈静化の神経伝達物質を上回って、結果的に疲労感を軽減してくれることになるとのことです。



このカフェイン、馬鹿に出来ません。なにしろスポーツのドーピング対象になっていたぐらいですから。(今は監視対象だそうです)

前回でも述べましたがカフェインはまず脂肪分解効果があります。脂肪をエネルギーとして使う割合を上げて糖分を温存するのです。そして、糖分が不足気味になってからも疲れをなるべく感じないようにする・・・持久走などにピッタリのようです。

でも結局は、疲労を取り去るのではなく量で押さえ込むという考えなので、根本から取り去るには、やはり睡眠や栄養補給が必要と言うことになりますね。


◆最後にちょっとご注意を!◆

体が疲れたら甘いものが欲しくなるのはエネルギー源の糖分が不足しているからです。食間や夜間の勤務時に疲れを感じたら甘いおやつをちょっとつまみましょう。また、BCAAの補給は疲労物質の抑制に役立ちます。

但し、あくまでも活動して糖分が不足した場合の効果です。活動もしていないのに糖分取ったり、アミノ酸飲んでも、過剰分は体脂肪になるだけですからね!


◆糖分・脂肪分の表記について◆

本当は状態によって色々名称が変わります。(例えば、肝臓に保存されている糖分は肝グリコーゲンとか)その上で、7月15日の記事も含めて内容をわかりやすくするために、文中は表記を糖分・脂肪分で統一しています。ご了承下さい。


参考文献:

八田秀雄
『エネルギー代謝を活かしたスポーツトレーニング』講談社、2004

征矢英昭・本山貢石井好二郎[編]
『新版 これでなっとく使えるスポーツサイエンス』講談社、2002
posted at 12:37 | ダイエットの話題 | この記事のURL
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お前にフォースリーンLOVE [2008年07月15日(火)]
フォースリーン、私のお邪魔するブログ仲間の間でも流行中ですね。でも何故フォースリーンダイエットに効果的なのか?今ひとつわからないという方もいらっしゃると思います。

もしかしてエネルギーの使われ方がヒントかも?早速エネルギーの使われ方を一緒に勉強しましょう。なお、今回も人間が普通の生活状態であることを前提とします。

人間が通常エネルギーに使うのは糖分と脂肪分です。普段はこれがどの位の割合で使用されているのでしょうか?およその目安を糖分を1としてみてみると

安静時は 糖分1:脂肪分2
活動時は 糖分1:脂肪分1

となります。安静時の方が活動時よりも脂肪分は倍使われているのです。これは何故かというと糖分と脂肪分では以下の違いがあるからです。

糖分は水溶性でエネルギーにすぐ転換できるので、急にエネルギーが必要になった時にもすぐ対応が出来ます。一方、脂肪分はエネルギーにするための分解に時間がかかり、急にエネルギーが必要になった時の対応がなかなか出来ません。

つまり寝ている時のような安静時には急にエネルギーが必要になることはないので、脂肪分の割合が多くなります。(但し、あの食いしん坊の脳は糖分しかエネルギーに出来ないので糖分も使われます。)



これが活動時になると脂肪分だけではエネルギーの供給が追いつかなくなるので、糖分の割合が多くなってきます。

そして、より活動の強度が増すとその割合はさらに多くなっていきます。400m走を全力で走ったら、殆ど消費されるのは糖分です。たまに運動は20分以上しないと効果がないなんて聞きませんか?その理由はここから来ています。

つまり、運動は活動時の中でも強度が強いため、始めの20分までは体脂肪のエネルギー転換が間に合わず糖分しか使われない。よってダイエットにならないと。

でも、あんな400m走のようなハードな運動なんてまずしないでしょ?20分以下しか運動をしなくても脂肪分はちゃんと使われています。

但し、やっぱり運動強度が上がる時は糖分の割合が多くなるようです。でもその割合は 糖分1:脂肪分0.7 程。そして運動内容が安定してくれば、また 糖分1:脂肪分1 に落ち着いてきます。

これをまとめると、ダイエット時の運動は、強度の強くないものでも良く!時間も細切れで良く!自分のペースで行うのが良い!ということになりそうです。



でもエネルギーは糖分のほうが有効に使ってそうですね。なんで人間は糖分だけをエネルギーにしなかったんだ!?

その主な理由のひとつは浸透圧です。糖分は水溶性なので、そのままですと浸透圧のバランスを崩してしまいます。よって糖分はバランスを守るため、その量の3倍の水を抱えて保存されています。

また他の主な理由は脂肪分のほうが少ない量でカロリーが高いからです。脂肪は水に溶けませんし保存に適しています。

もし、糖分だけでエネルギーを賄っていたら人間水ぶくれになってしまいますね。迷惑ではありますが、それでも脂肪はコンパクトに収まってくれているのです。

なお、運動で糖分が使われると抱えていた水も不要となるため、運動後に大きく体重計が減ることがあります。でも食事をして糖分が補給されれば元に戻っちゃいますよ。残念!



さて、エネルギーの使われ方はわかりましたか?では何故フォースリーンが有効なのでしょう?

フォースリーンに限らず、カフェイン、カプサイシンといった燃焼系のサプリメントは、今までお話したエネルギーの使われ方で、より脂肪の割合が多くなるように働いてくれるのです。体脂肪の分解には時間がかかると述べましたが、それを早める脂肪分解効果があると思われます。

後は脂肪が使われる割合が増えるため、糖分が温存できる効果も期待できます。糖分が温存できると、疲れの感じ方が軽くなるのだそうです。

でも!

分解後の脂肪は消えてなくなってしまう訳ではありません。たとえ分解しても使われなければ体脂肪に戻ってしまいます。より効果的な使用は運動を行いながらです。

やっくんの『フォースリーンの効果をUPするヒミツ』のツボ刺激&コアリズムを活用しましょう!
http://www.dhcblog.com/m-happy-ending-1111/archive/100#Trackback

ダイエットに有効なフォースリーン、せっかく購入したのですから皆様有効に使いましょうね!
posted at 05:40 | ダイエットの話題 | この記事のURL
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