今日は、この週末、長女の部活もお休みという事で、久しぶりに市外へお出かけして来ました。
行き先は掛川市にある「ねむの木村」です。
以前、ねむの木学園は浜岡町にありましたが、1999年にこちらの掛川市に移転したそうです。
村の入り口には、子ども達が製作したのかな?
可愛くて、綺麗なタイル壁画が道の両側にありました。
この写真は、2007年OPENの
「ねむの木こども美術館」です。
愛称「どんぐり」の通り、遠くからも「どんぐり」の屋根が目に留まります。
中には、子ども達の絵が沢山、展示されていました。
中は、撮影禁止だったので、ここでは紹介出来ませんが・・・
HPが、
こちらにあります。子ども達の素晴らしい絵が沢山見られますので、是非、みてみてください。
色の使い方が素晴らしくて。そして、宮城まりこさんを「おかあさん」と呼び親しむ子ども達ならではの絵がいっぱい。
中は、白を基調にした、明るい空間でした。
沢山のポストカ−ドなど販売されていたので、迷いつつ、子ども達が選びました。
クリックして拡大していただくと、
はっきりわかると思います。
館内、空いていました。
駐車場も美術館前にありましたが、車は2〜3台。
空いていて、じっくり静かに観られたのは良かったけれど、もっと沢山の方が来てくれたらいいのになぁ〜なんて思いました。
そして、こちらは宮城まり子さんが、愛した吉行淳之介さんのいろいろな思い出が詰まった
「吉行淳之介文学館」です。
吉行淳之介さんは、女優の吉行和子さんのお兄さん。
数々の本を書かれた作家さん。お父さんは作家、吉行エイスケさん。
宮城さんと出会ったとき、既に結婚していたので、二人は結婚は出来なかったのですが、お互いがお互いを必要として、後に、一緒に暮らす時期もあったりしたそうです。
ねむの木学園設立のときから、よき理解者、協力者であったそうで、子ども達は宮城さんを「おかあさん」淳之介さんを「おとうさん」と呼んでいたりしたそうです。
吉行淳之介さんは1994年に肝臓がんで亡くなるのですが、宮城さんが最期を看取り、二人はずっとお互いを愛していたんだなぁ〜と、数々の展示物からわかりました。
こちらの可愛らしい空間は、淳之介さんの書斎を宮城まり子さんが再現したそうです。
大好きなモビ−ルも原稿用紙に万年筆もぜんぶ持って来たのよと。
いろいろな思い出の品について一言一言、まり子さんの言葉が書かれていました。
吉行淳之介さんの作品、そういえば、全然、読んだ事なかった!と隣の主人に言ったら「そう、うちに数冊ならあるはずだよ」と。
多くの文芸作品賞を受賞しているのです。略歴をみて知りました。
こちらの文学館も来館者、ほとんどいませんでした。
とっても、素敵なねむの木村!また、訪れたいな。
雨が急に激しい風とともの降って来て、カサを持たずだったので、ほか、「森の喫茶店(MARIKO)」や「ガラス屋さん」「
雑貨屋さん」「毛糸屋さん」も並んでいたのに、寄らずに帰って来たのが、やや心残りでした。