どんな世界にも
最高
とされるものがあります
狭い話題で恐縮ですが
まだ、長唄の三味線を始めたばかりのころ、
どんな舞踊会へでかけても、
私の眼が追うのは
三味線の師匠の手元ばかり
踊りはそっちのけでした
どうやって弾いているのか
どうすれば素晴らしい音色になるのか
夢中に追いかけていたころがありました
神のような演奏をなさる師匠
とにかく
リラックスして楽しんで
私にまっかせなさ〜い、という顔で、楽器を前にして泰然と座っていらっしゃる
ひとたび、楽器を手にすると
聴衆に対して助けの手を差し伸べるような
もてなしのような(エンターテイナーですから)
そんな音があふれていました
あちこちの演奏会に行ってみましたが、
そんな演奏家にはめったにお会いできません
あ、ちなみに、私の今生、最も良いのは「師匠運」です
どの世界でも右に出るものは無い、という方々ばかり、ご縁があることは自慢できます
目指すお手本が寄ってくる体質なので
自分もそれを追わざるを得ません^^;
お稽古に行くと、
全身の細胞で、師匠の響きをとらえようと集中しました
自分の身体を楽器の一部として、
楽器の心が分かって演奏できること
その世界で最高のものを追い続けること
あなたも楽しんでみませんか
これまでと違う世界が開けることでしょう
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