日々のつれづれ日記です。
本や映画や舞台の感想、友達の話、犬猫の話、ひとりごとetc、etc。
気まぐれ更新なので、気ままにお付き合いください♪

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 [2011年11月27日(日)]
私の頭は、わりと理解が早い。


心も、言葉も、表情も、頭でコントロールできる。


でも、心と体とは繋がっていない。


橋のない河の対岸にそれぞれがぽつんと立って向かい合っているだけ。


相手の存在はわかっていても、手を繋ぐことはできない。声も届かない。




漠然と感じていたことを、はっきりと見抜いて指摘してくれるひとに逢えた。


嬉しくて、心強くて、泣きたくなった。




橋をかけなきゃ。


橋をかけなきゃ、私は一生、自分の素顔も地声も知らない大根役者のままで生きることになる。




橋をかける。


心底から惚れぬいた師匠の力を借りて、支えのしっかりした、揺るぎない橋をかける。


Posted at 00:01 | この記事のURL
何らかの雰囲気? [2011年11月24日(木)]
面接の帰りの時間に合わせてヘアサロンに予約を入れておいて、行ってきました


夏の終わりにかけたウェーブが悪すぎて(薬剤が合わなかったか、もしくは強すぎたようで、すぐに伸びてしまった上びっくりするほどパサパサに傷んだ)、早く何とかしたかったんだけども、ダメージがひどすぎて手が出せないからしばらく待つように、とどこのサロンでも言われてしまったので、必死でトリートメントしながら2ヵ月余り、我慢してたわけ。


髪って毎日触るものだし、鏡に映さなくてもそれなりに視界に入るものだし、そういうものの状態が悪いのは、精神衛生上も最悪なわけでして



やっと解決したぁ〜〜〜

ふわんくるんとした、つややかでナチュラルなデジタルパーマ



あぁ、これでやっと、しつこい肌荒れもおさまりそうだ。

絶対、髪のストレスが原因だったと思うもん・・・




ところで、さ。

ヘアサロンに行くと、雑誌をどうぞと何冊か差し出されるじゃない?



だいたいどのお店でも、そのお客さんの年齢や雰囲気に合わせたものを3冊くらい選んで渡していると思うんだけど、今日のセレクトはひっちゃかめっちゃかだった。



いちばん上は 『VoCE』、これは年齢的にはジャストだけど、特に好みでもないので違うのにしようかなと残りの2冊を見たら、 『STORY』 と 『ecrat』 ・・・


・・・・・・


あのさ。


あたし、いくつに見られたワケ?




施術前トリートメントをしてもらいながら、『VoCE』 のアンチエイジング特集を読み流しながら、美容師サン(20代前半〜半ばとおぼしき男のコ)にさりげなく話しかける。



「お客さんごとに、合いそうな雑誌を選んで渡すのって、結構、気を遣いません?」


「・・・あッ・・・えぇ・・・まぁ、そうッすね」


美容師サン、妙にしどろもどろ



「このひと何歳くらいなんだろう? って悩むことも多いでしょう」


美容師サン、苦笑しつつも素直にうなずく



「だから私、いつもターゲット年齢ばらばらな雑誌を渡されちゃうんですよ」


美容師サン、返答につまりながらも笑顔は保っている。ほっほっほ、健気だねぇ(笑)



「『家庭画報』 渡されたら、その時点で帰っちゃいますからね、私」


美容師サン、微妙にひきつりながらも思わず吹き出す。



「え、『家庭画報』ッすか? そ〜れは、ちょっと・・・ですよねぇ」


「ね〜ぇ(笑)」



これは20代の頃、実際にあった話。



でもね、おニイさん、笑いごとじゃないわよ。


STORY』 も 『eclat』 も、40代〜50代向けのファッション誌だからね。


家庭画報』 と紙一重だってこと、わかるわよねぇ??




私の歳は、『VoCE』 の表紙を飾る吉川ひなのちゃんと1つしか違わないんだよっ・・・そんなふうには見てもらえないのはわかってるけど、さ。


それでも、わかってても、こういうのって結構せつないんだからさ、女は。




ま、あんまりいじっても可哀そうなので、その2冊をそ〜っと 『MORE』 と 『CREA』 にすり替えてくれたのは見て見ぬふりをして、話題を変えてあげましたとさ


あ、出来ばえは満足よ


デジタルパーマは持ちがいいし、手入れもラクだしね。




ようやく中身と釣り合いがとれてきた今の年齢が、私は好きだし、べつに若く見られたいとは望まない。


でも、せめて・・・歳相応に見てくれない・・・かな・・・




みゆきさん・・・お時間拝借の頃、こういうネタ、2回ほど読んでもらったね、そういえば。




「ん〜で、茶髪になって、何と呼ばれているのでしょうかっ? 茶髪になっても『スイマセン、奥さん』と呼び止められたらそれはもう髪のせいでは、ない・・・何らかの雰囲気ということになりますけどもですね、ハハハハハ! 写真見てみたいもんですねぇ〜!」



日曜の夜のラジオから聴こえた、磊落な笑い声が懐かしいわ


でもね、みゆきさん、私はいつからか 「奥さん」 とは呼ばれなくなった。


呼ばれても全然おかしくない歳なのに、もう。


髪の色がどうこうじゃなく、顔つきがあの頃よりもヤンチャになったせいかしら、ね?(笑)


Posted at 23:56 | この記事のURL
ねこです [2011年11月23日(水)]
こんばんにゃ

美羽です。

猫姫、じゃなくて、ホンモノのねこです



え? これ?

ママが脱いだ部屋着よ。

まだ体温がほんのり残ってて、ココナッツのボディオイルの香りもして、アタシの二度寝にはもってこいなんだわ、毎朝



いよいよ寒くなってきたから、そうね、10日くらい前からかな、毎晩ママのベッドの中にもぐりこんで添い寝してあげてるのにゃ


アタシはずっと、ママの分厚い羽毛布団の上でふんわり埋もれて寝るのが好きだったんだけども、今年の年明け、ママの左耳が仕事中にいきなり聴こえなくなっちゃったことがあってさ。


原因も治療法もはっきりしていなくて、最悪の場合は一生治らない可能性もあるという「突発性難聴」、そのせいで仕事も即日クビになっちゃって、あまりにも不安そうでカワイソウだったもんだから、その夜、アタシはママのお母さん猫になったつもりでぴったりくっついて一緒に寝てあげたわけ。


子守唄の代わりに、喉をクルクル鳴らし続けながら、ね



幸い、ママの難聴は1ヶ月ちょっとで治ったけど、今度はなかなか再就職が決まらないってんでやっぱり何だか元気がないから、いつのまにか、毎晩の添い寝がお約束になっちゃった。


右の脇腹にぴたっとくっついて、右前足をママの体に回してあげる。


ママはアタシの体に右腕を回してくる。



お気に入りのぬいぐるみを抱っこして眠る子供みたいに。



いいトシして・・・どっちがママだかわかりゃしないわよ、まったく




ママは、


「寒くなってくると、美羽が毎晩ベッドにもぐり込んでくるのよね〜


なんて、まるでアタシが寒がりで甘えん坊の猫、みたいな言い方して喜んでるけど、誤解しないようにね。



アタシはママより体温が高いし、こんな毛皮着てるし、一晩中ベッドの中にいるのは暑くてムリなのよ、はっきり言って。



アタシはただ、寒がりで寂しがり屋のママが少しでもあったかい気持ちで眠りにつけるように、ママが眠るまでの間だけ添い寝してあげてるんだから。



よし、眠ったな・・・と思ったら、そうっと抜け出して、布団の上で丸くなってアタシも眠るの。




だってさ、正直言って・・・ここだけの話、添い寝するんならママよりも大きくてふかふかのクマさんのほうが好みだもん、アタシ。







大きいでしょ?

もうね〜、このクマさんにくっついてお昼寝するの、最高にいい気持ちよ。

フミフミしてると、うっとりして時間を忘れちゃうくらい





あら・・・写真なんか撮られてたの、気がつかなかったわよ、もう




お喋りが長くなったわね。


爪といで、毛づくろいして、またママのお母さん猫になってあげなきゃ



それじゃ、またね。


ねこでした



Posted at 23:22 | この記事のURL
一生一度の一日を [2011年11月22日(火)]
部屋の暦にピンクのハートマークをつけてた日がやってまいりましたよ〜

今宵は、夜会


そういえば、初めて観た夜会はVOL.9、『2/2』の再演だったんだよね・・・



初演も『問う女』も、行きたいと頼めばチケット代も交通費も出してもらえただろうと思うけど (私がおねだりをすることは滅多になかったから)、 それを敢えてしなかった。


「大人のための宴」 という、みゆきさんの言葉が妙に引っかかって。


親にお金を出してもらわなきゃ動けないような子供がのこのこ出かけていくのは、場違いなような、失礼なような、何となくそんな気がして。


今となれば、おねだりして生で観ておけばよかったかなと、DVD観るたびに思ったりするけどさ(笑)




だからその年、『2/2』 の再演を観に行くために生まれて初めてアルバイトをした。


家の近所の、大きい市場と隣接する工場で、機内食のサラダ用の野菜を検品して外葉をむいてカットする部署に入ったので、来る日も来る日も大量のレタスばっかり相手にしてた。


食べ物に携わっているから全員が白衣にマスクに帽子という個体識別のしにくい恰好で、しかも一言も口をきかない流れ作業(笑)


18歳、まだ他人との関係がうまく結べなかった時期だったので、愛想のいい笑顔もお喋りも一切必要とされないその仕事はなかなかありがたかった。


同時期に自動車教習所通いをしていて忙しかったこともあり、チケット代と交通費だけきっちり稼いで辞めちゃったけど



初めての夜会は、シアターコクーンの中2階(上手側)のバルコニー席だった。



“あやまちばかりくり返す人生でも

 くやみ続けて終わるなんて悲しすぎるわ

 過去のすべてが私の邪魔をしても

 あなたとならば 明日がある気がしてくるの”


      ―――『NEVER CRY OVER SPILT MILK』




何があっても生きてゆけば、まっとうに歩いてゆけば、いつかそんな「あなた」に出逢うことができるだろうか・・・私でも?



みゆきさんの歌声を心いっぱいに満たしながら、母の期待の結晶ともいうべき大学を辞める決意を固めた。




大学卒業ではなく中退という最終学歴は、大人になってからの転職にも、少なからず影を落とすことになっていると実感している。



それでも、一度も後悔はしていない。



生まれて初めて、自分の意思で決めたことだったから・・・せつないだけの後悔を終わりにするために決めたことだったから、だ。



もしも今、時間を巻き戻して選択し直すことができたとしても、迷いなく同じ道を選んでしまうだろう。



中途半端に幼くてアンバランスな選択だとしても、もう自分自身を敵に回さないためにはそうするしかなかった。




14年も経ったんだね・・・あれから。


ねぇ、みゆきさん。


あの頃からは想像もつかないほど、私は果報者になっているよ。


圭のような伴侶はまだいないけど、さ(笑)





今日は天気もよさそうだし、着物着ていこうかな〜


待ちわびた、宴の宵へ。



 “一生一度の一日を 総て良き日であるように”

              (―――『暦売りの歌』)
Posted at 16:30 | この記事のURL
近況報告 [2011年11月13日(日)]
本日は快晴ですにゃ〜


おかげさまで先週、新しい仕事が決まりました。

勤務地は大好きな新宿で、派遣じゃなく直雇の正社員なので、今度こそまともな良縁であることを願うのみ(笑)

とりあえず、個人情報の管理とか福利厚生とか、そういうのがちゃんとしている印象なので安心した。


仕事の内容は元々さほどこだわってないので(仕事に生き甲斐を求めたいと願う「仕事人間」じゃないから)、ごくフツーに働いて生活と趣味を充実させられる収入があればOK、なわけで



仕事は14日(月)からスタートなので、その前に、実家に置きっぱなしの冬物やら忘れ物のi pod やらを取りに行かなきゃ! と思い立ったのが10日の夕方18時過ぎ、急いで4時間後の夜行バスの切符を取って、チビさんたちのゴハン出し機をセットして、バタバタと出発



11日の早朝に実家に着いて、父が起きてくる前に、1Fリビング&キッチン周りの大掃除を静かにすませた。


男の独り住まいだからしょうがないんだけども、これぞ 「片付けられないひと」 の見本でござい、みたいな部屋になってるんだよね・・・


つまり、戸棚や収納庫などの中がガラ空き(見事にすっからかん、の場所もある)で、テーブルやカウンターの上など、目に見えるところに何でもかんでも散らかして置きっぱなし、という(笑)


2つのゴミ袋がいっぱいになったところで父が起き出してきたので、コーヒーを飲みながらちょいとお喋りをして、送り出したら私は手帳に書いたメモを見ながら必要なもののピックアップと荷造り。


冬服やタオル色々 (実家には頂き物であろうタオル類がたくさんあるので、我が家のくたびれたものと選手交代) と一緒に、お米だのマカロニだのココアだの、父が使わない食材も賞味期限が切れる前にこっちへ引き取ることにして、これまた頂き物のワイン色々 (父はビール党で、季節によっては日本酒やウイスキーを飲むこともあるけれど、ワインは飲まない) も割れないようにくるんで箱につめ、宅急便を2つ作った。



時計を気にしながら、お風呂の大掃除、もとい大雑把掃除だけすませて、父宛てに「宅急便の発送よろしく」と「不要なものやゴミはこまめに片付けましょう」の旨を置手紙に書いて(笑)、18時前に実家を出発



必要なことだけで手一杯で慌しくて、親しいご近所さんにもメールや挨拶のひとつもしないままで、ゴメンナサイでした


また今度、ゆっくり会いたいです。



☆ ☆ ☆



さて。


仕事、すなわち収入源が決まったので、去年からずっと切望してきたことをいよいよ実行に移そうと、尊敬するDIVA・中山眞美さんのヴォイストレーニングに申し込み電話をした


折り返し、FAXが届き、住所氏名などの記入欄と、「どういう部分を強化・レッスンしてゆきたいか希望があれば書いてください」 という欄があったので、真剣に考えた。


何をしたいか、を自覚するにはまず、何ができていないのか、を把握しなきゃだもんね・・・。


行きつけのカラオケBOXに、ポータブルMDと録音マイクを持ち込み、自分の歌声を録音した。


以前に一度、失敗しているので (普通の「カラオケで歌っています」の状態を録ると、音と声のバランスがめちゃくちゃで、おかしな具合に響いて、到底聴けるシロモノではない)、今回はカラオケマイクには手を触れず、ミュージックの音量だけをナマの声に合うボリューム (より、こころもち小さいくらい) に調整した。


「素の歌声」 を持ち帰ってきて、聴いてみると、うん、いろんな弱点が見えてくる。


いわゆる音痴や悪声のたぐいではないし、リズムやタイミングがずれることはないから、そっち方面も悪くはない。


自覚していたより、クセのない淡白な声だと思った。


感情や表情が声に重なっていなくて、特に聞き苦しくはないけれど、印象にも残らないし魅力もない、という感じ。


可もなく不可もない、中途半端に優等生的な・・・ というか、ね。


それでもって、肺活量の問題か腹筋の問題かわからないが、ブレスが弱い。


ちょっと長いフレーズになると、ぎりぎり歌えても、何となく尻つぼみに聴こえる。


中島みゆきさんの歌だと、『六花』 の 「白く白く ただ降り積もれよ」 とか、『悪女』 の 「隠しておいた言葉がほろり こぼれてしまう イカナイデ」 、 『荒野より』 の 「君を想えば立ち直れることだ」 あたりでも、かなり怪しいもんね(笑)


だから、安心して聴いていられない不安定さというか、底力が足りない感じ。


歌っている最中は、そっちに神経がいっているから、よっぽど音がずれたとかリズムを踏み外したとかじゃない限り、気づかなかったりするけど



全体的な印象としては、そうだな・・・、レシピは合ってるんだけども、捏ね方や切り方や伸ばし方の下手くそな新米職人さんが打ったうどんを茹ですぎました、みたいなものかな(笑)



食べられないほどまずいってわけじゃないけど、太さ細さはまちまちだし、コシがないし、お世辞にも美味しいとは言えない手打ちうどん。




行列のできるうどん屋さんは開かなくても、親しいひとたちに振舞う手料理として恥ずかしくない程度のうどん、にはしたいと思いマス(笑)




以上、ざっと近況報告でした。


さっき、父に頼んでいた例の宅急便が届いたので、さて、整理しよっ

Posted at 12:44 | この記事のURL
都合のいい女 [2011年11月03日(木)]
先日買ったばかりの、IKKOさんの新刊 『オンナ塾』 の中に、はっとするフレーズがあったので紹介。


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人に認められる、評価されるというのは、うれしいものです。

「この仕事はあなたに任せたい」

「力を貸してほしい」

なんて言われたら、ああ、これまでの努力は無駄ではなかったと、自信が持てるようになる。

それは、この上なく幸せなことです。

だからよく、「頼りにされるような人間になりたい」と言う人がいます。

でも、「頼りにされる人間」というのは本当にいいのでしょうか。

たとえば、仕事の上で何でもかんでもすべて仕事を任されるというのは、単に「便利屋さん」として使われているだけなのでは?

人に頼りにされると単純に、うれしい。

頼られるままに「はい、はい」と何でも引き受けていくと、仕事がどんどん増えていきます。

でも、それってどういうことか分かりますか?

あなただけが忙しく働いていて、ほかの人はラクをしているということ。

つまり、人にいいように使われているということなんじゃないでしょうか。

もちろん、「あの人にお願いしたい」と思われるような人間になることは重要。

けれど、「頼りになる」ということを逆利用される恐れがあるということも覚えておいたほうがいいかもしれません。

こちらは好意で、相手の無理を聞いていたのに、いつのまにか相手はそれが「当たり前」になってしまう。そして結局、いつも人に使われる便利屋さんになってしまう。

そう、「都合のいい女」。

都合のいい女なんて、恋愛でもまっぴらなのに、仕事の上でもなんて、冗談じゃない。そう思いませんか?


    (『オンナ塾』 P.117〜118)
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この本が発売されたのは、9月末。

退職は決めていたけど、まだ仕事はしていた。

尽くす価値の無い連中のもとで、都合のいい便利屋さんをやっていた。

バカな私。



10代〜20代の頃、ひとから普通に愛されること、ひとを頼ったり甘えさせてもらったりすることに慣れていなかった分、ひとの役に立つこと、ひとに尽くすこと、ひとから頼られることには必死になっていた。


べつだん親しくもない相手に何かを頼まれるのも、途方もなく嬉しかった。

私に何かを頼んでくれた、そのことだけでその相手を大好きになって全部許してしまうほど、嬉しくて嬉しくてたまらなかった。

その頼まれごとにかかりきりになり、寝食を忘れるほどの労力と時間を費やしても、幸せで、満足だった。

その時間だけ、私はそこに生きていてもいいような気がしたから。


どれだけ飢えていたんだろうね・・・(笑)



いろいろなひとに出逢って、愛して、いろいろな年齢や立場の友達も増えて、少しずつ軌道修正はできるようになってきた。


なってきた、つもりでも、本能に深くしみついた習性のようなものはなかなか抜けないもので、やっぱりどうも要領が悪い。


尽くさなくてもいい相手にまで、必死になって尽くそうとしすぎる。


いつも勝気で陽気で自信にあふれているように見られがちなようだけど、それはそう見られたいと願って、そう演じているからであって。


生身の私は今でもまだ、たえまなく寂しくて不安でたまらない愛乞食を引きずっているのかもしれない。



体は、心は、ひとつなのにね。

1日は24時間しか無いのにね。



このIKKOさんの言葉を、せめてこの夏の前に読むことができていれば何か気づいてもっと早く見切りをつけられたかしらと思ったりもするけど(笑)、それはそれ、タイミングが「今」だったんだから仕方ないものね。


新たな職場が決まったら、それをいちばん、気をつけていこう。


都合のいい女にならないように。


「頼られるキャラ」である自分に頼ろうとしすぎないように。


私は生身のオンナで、サイボーグじゃないんだから。

Posted at 22:53 | この記事のURL
夢だけど [2011年10月30日(日)]
中島みゆきサンの 『夢だもの』 という歌が好き。


“ ありえないってことが わからない訳じゃない
  ありえないからこそ夢に見るものでしょ

  説明はつかない 理屈にも合わない
  ありえない話を夢と呼ぶものでしょ
  
  踊ってくださいと くじけないで言える
  あなたは気さくに 手を取ってくれる

  だって夢だもの 全部夢だもの
  好きになっても 打ち明けても 誰も困らない

  どうせ夢だもの 全部夢だもの
  儚くっても 短くっても
  嘆かないのよ 夢だもの ”






初めて聴いた時からずっと、思い浮かぶのはいつも同じひとの笑顔。

逢いに行ってきたよ、また。



肝っ玉だけはそれなりに自信がある(!?)私にとって唯一、心臓が飛び出しそうになってしまう相手。


ショックなことや、許せないことや、悲しいことや・・・、いろいろあって、一瞬でも気を緩めたら鬱という闇に堕ちそうになる時に、大丈夫、私はこんなにもあのひとが好きだから、こんなにもひとを好きでいられるから、壊れたりなんかしない、大丈夫! と、何度もその存在を支えにして立ち上がることができた相手。


今回も、また。


目を合わせるたび、言葉を交わすたび、美しい笑顔を意識して作る余裕もなく、くしゃくしゃに笑ってしまう。


言葉なんか、追いつきゃしないよ。


誰より尊敬してるもん。心の底から惚れぬいてるもん。


それだけよ。





立ち去り際に私を見て、また明日ね、と言って笑ってくれましたね。


もしもあの夜、スコールなんか降らなくて・・・もっとあの場所に長くいられて・・・、もしも私から、踊ってくださいと言えたなら、あなたはこの手を取ってくれたでしょうか?




夢のような現実のはざまに浮かぶ夢。



サツキとメイじゃないけれど、「夢だけど、夢じゃなかった!」



そういえば、劇団四季の舞台で『夢から醒めた夢』ってタイトル、あったね(笑)





出逢ってくれてありがとう。

同じ時を生きてくれてありがとう。

笑ってくれてありがとう。

優しくしてくれてありがとう。

こんなにも惚れさせてくれてありがとう。



あなたは私の底力。



“ あったかもしれない なかったかもしれない
  初めてをもう一度 あなたと出会おう ”




See You Again!!


(――Song by 中島みゆき『夢だもの』)
Posted at 21:42 | この記事のURL
誓い [2011年10月22日(土)]
叔母の書道教室の発表会を観に、銀座へ行ってきた

観に、というか、1年ぶりに逢ってお喋りしたかっただけなんだけどね(笑)


そもそも、正確には叔母じゃないんだな・・・私の母を姉のように慕ってはいたけれど、妹ではなくて従妹だから。


神経質でデリケート、を絵に描いたような母とは間逆というか、いつも元気で天真爛漫でパワフルで、自転車で1時間走ることなどはべつに遠いと思わない、という(電車でも同じくらいかかる場所だもん、とケロリと言ってのける)、なかなか楽しいオバさんなのです

書道は彼女のライフワークで、先生でもあり、生徒でもあり



役員さんと生徒さんを合わせて、今回の出品者はちょうど100人だったとか。


好きな一言 (「慈愛」とか「光」とか) や、童謡の一節、金子みすずさんの詩、俵万智さんの短歌などを題材にしているひともいれば、自作の詩や短歌を書いているひともあり、今回叔母が選んだのは谷川俊太郎さんの 『年頭の誓い』 というユーモラスな詩。




「きっとみんな、わりと真面目な、整った雰囲気のものを選ぶだろうから、一人ぐらいこういう、ブッと笑っちゃうようなのもいいかなと思って」


だって。


いかにも彼女らしいというか・・・



こんな詩です。↓


------------------------------------

『年頭の誓い』 谷川俊太郎



禁酒禁煙せぬことを誓う

いやな奴には悪口雑言を浴びせ

きれいな女にはふり返ることを誓う

笑うべき時には大口をあけて笑うことを誓う

夕焼はぽかんと眺め

人だかりがあればのぞきこみ

美談は泣きながら疑うことを誓う

天下国家を空論せぬこと

上手な詩を書くこと

アンケートには答えぬことを誓う

二台目のテレビは買わぬと誓う

宇宙船に乗りたがらぬと誓う

誓いを破って悔いぬことを誓う



よってくだんのごとし



----------------------------------




うひゃひゃひゃひゃ


うん、この詩、アタシ知らなかった(笑)




本日の大収穫だな、いやいやホントに、笑いは百薬の長ですわよ


ありがとう。


いろんなお喋りをしながら、きのこのだしの効いた美味しいクリームうどんも味わって、元気になりました。


お腹も、心も、ご馳走様でした、叔母さん!




せっかくだから私も、ささやかながら、誓いを立てようか。




泣きたい時には我慢せず泣くことを誓う。


怒りが抑えられない時には古新聞と古雑誌を心ゆくまで引きちぎることを誓う。


愛する友人たちのために時間を惜しまないことを誓う。


毎日きちんと食べて眠って元気を保つことを誓う。


すでに縁の切れた他人の理不尽な所業を許すべく努めることを誓う。


そうは思ってみてもなかなか許せない自分の器の小ささを許すことを誓う。


一日一回、笑うことを誓う。




・・・そして。




「誓いを破って悔いぬことを誓う

 よってくだんのごとし」




・・・ね。


Posted at 00:45 | この記事のURL
お不動さま [2011年10月17日(月)]
何ともはや、笑うしかないほど災厄続きの猫姫、一度ちゃんとお祓いに行ったらどうだとさんざん言われながら二の足を踏んでいたんだけども、昨日ようやく行ってきました


ネットで調べてみて、何となくよさそう、と感じた、江東区の深川不動堂。


私は特定の信仰は持っていないけれど、書物として聖書を読むこともあれば、好きな賛美歌を口ずさむこともあり(プロテスタント系の女子校出身)、お墓参りに行けばお線香を灯して般若心経を唱えもする、節操のないヤツでして(笑)


不動明王サマというのは見た目の雰囲気が好きだし、こういうことは実際 「何となく」 のフィーリングでしかないと思っている。




深川不動堂 (深川不動尊とか、深川のお不動さん、と呼ばれることもあるみたい) までは、自宅からおおむね1時間。


朝、厄除け祈願をしたいと問い合わせたら、毎日11時、13時、15時、17時に行われているので、およそ15分くらい前に着けば大丈夫ですよと言われた。


入ってすぐの手水場で手と口を清めて、本堂へ続く階段の脇にある社務所で用紙に住所、名前、生年月日を記入して、お護摩札のデザインと色を選ぶ。


パワースポットとしても有名で人気のある所らしいけれど、ご祈祷料はごく一般的な5,000円。


これも 「何となく」 で、色は赤を選んだ。


記入して渡した名前を、宮司さんがお護摩札に転記して、それらをひとつずつ炎にかざして祈祷してくれるわけね



外の気温は結構暑かったけれど、本堂の中は薄暗く涼しくて、前方には黒い畳が敷かれ、後方は小さな劇場のように座れる段差が組まれていた。


参加は誰でも自由なのだけれど、厄除け等の個人的な祈祷を頼んだひとはなるべく前方の正面に近い場所に座ってくださいと言われたので、なるべく前に出て、真正面・・・はちょっと畏れ多いから(笑)少しだけ左にずれたあたりに座った。



不動明王御真言と書かれた小さなカード (梵字にルビがふってある) を手渡され、お坊さんたちとともに唱和する。



のぅまくさんまんだ ばざらだ せんだんまかろしゃ・・・ という、時代劇の加持祈祷シーンではよく耳にするフレーズ。


あれは、不動明王信仰だったのね。



30分ほどの祈祷の中で唱えられたお経の中には般若心経もあったけれど、何より驚いたのは、若いお坊さんたちによる大太鼓があまりにもパワフルで、読経の声がしばしばかき消されてしまうほどだったこと(笑)


それも、木魚のように規則正しい一本調子ではなく、かなりハイスピードかつリズミカルで、体の芯にまで響き渡る力強さ。


心身にもったりとまとわりつく災厄なんて、まさに文字通り 「叩き出されて」 しまいそうな音。


お不動さまはロックがお好き!?(笑)


「夜叉」 とも呼ばれ、見た目も独特というか、いかにも仏様らしい雰囲気ではないけれど (昔の大河ドラマ 『独眼竜政宗』 の中にも、幼い政宗が初めて不動明王像を見て、これは鬼か? と乳母に尋ねるシーンがある) ・・・、お不動さま、大好き。


炎を背負って剣を握り、鋭いまなざしで悪を睨みすえる姿。


でも、その左手に持っている縄は、悪人を縛り上げて追い払うためのものではなく、煩悩にとらわれて抜け出せないひとを力ずくでも救い上げるための投げ縄なのだそうだ。



私でも両手を伸ばしたら、一生懸命に伸ばしたら、その縄に手が届くだろうか。



薄暗い本堂のいちばん奥で、ふたつの眸が生きているようにほんのり輝いて見えた。




どこへ出かけても誰と話してもどうしても消えず、まともに眠ることもできなかった怒りと憎しみが、彼方に遠のいた気がした。


帰宅して、美羽にゃんこがさわらない位置の本棚の上を掃除してお護摩札をおいて (神棚なんて立派な場所はもちろん無い!)、前夜に作ったおでんを軽く食べて、心配してくれていた友人に「今夜はちゃんと眠れそうだ」とメールを送った直後にすとんと意識が落ちて、ソファに座ったまま5時間近くも爆睡してしまった(笑)


ネルが私の膝にモゾモゾとよじのぼろうとして滑っている、くすぐったい感覚で目が覚めて、苦笑いしながらシャワーを浴びてメイクを落としたはいいけれど、途方もなく眠くて眠くて、髪が完全に乾く前にベッドに倒れこんでまた眠ってしまった。


大好きなひとが出てきて、いい夢を見た。


久しぶり。


トンネル抜けた気がする。




月に一度くらいでもいいから、また、お不動さまに逢いに行こう。


Posted at 15:16 | この記事のURL
むぅぶ [2011年10月14日(金)]
「ねぇ むぅぶ

 どうして 人間ってさびしいの」



「もとめるため

 さびしさをわかちあうものを もとめるため

 さびしさは よろこびのたねだ

 しずかにそだてれば それは よいものになる」



深見じゅんさんの漫画が好き。

特にこの 『むぅぶ』が大好き。



むぅぶ は、御茶ノ水の聖橋から現れた天使だ。

眼光鋭いてるてる坊主みたいな、およそ天使らしからぬ顔かたちの。



引越してきてから、私もその聖橋に行ってみたことがある。

むぅぶ に逢いたくて。

逢えるような気がして。



いつも、絶え間なく寂しいのが当たり前で、寂しくないというのがどういう感じかはわからない。

でも、それでいいと思えてくる。


寂しいから、ひとを愛したくなる。

求めたくなり、寄り添いたくなり、守りたくなる。


それだけでいいと思えてくる。

Posted at 03:18 | この記事のURL
負けんもんね [2011年10月13日(木)]
昨日は友達とディズニーランドで遊んできた

いつもと同じように、開園時間の朝9時から閉園時間の夜22時まで、めいっぱい

今、期間限定&首都圏限定&平日のみ、の1000円お得なパスポートが発売されてるので、もちろんそれを活用してネ


はっぴぃ・はろうぃん


クリスマスの華やかさも、そりゃもう最高なんだけども、昔から、仮装するなら妖精やお姫様より魔女になりたいと思ってるアマノジャク猫姫は、ハロウィン大好き。


『ナイトメア・ビフォア・クリスマス』も、もちろん好き!


先日の不愉快な事件の気分直しもしたかったので、美味しいものやアトラクションだけじゃなく、念願の射撃もやってみて (初めてだからコツも何もわからず、結果は0点 あぁ、でも、いい音! 射撃、習いに行きたいな・・・)、見てるだけで笑っちゃうようなユーモラスなグッズも買ったりして。


こんなのとか。



そっくりさん登場(笑)

芯を出すと、こうなるの。



デイジーに似てると、よく言われる。

目と口が大きくて、お洒落好きで気が強い、うん、納得。

でもこのボールペンは、普通にイメージするデイジーより、あどけなくて可愛い感じだよね。

こんなふうになりたいっ(笑)



お次は、『不思議の国のアリス』のチェシャ猫のハンディモップ。



しっぽが持ち手になっていて、モップ部分はもちろん外して洗える。


これはもう、友達とほぼ同時に 「カワイイっ!」 と飛びついて、お揃いで買っちゃった。


チェシャ猫、大好きなんだよね。


「猫の姿は少しずつ消えて、最後にニヤニヤ笑いだけが残りました」

って・・・意味がわからない(笑)

ナンセンスすぎて笑っちゃう。


彼(彼女、か?)なら、先日の事件のことで私がむかっ腹たてていても、大きなシッポを揺らしながら、


「あいつも、いかれちまってンだなァ」

と首を振るだけかもしれない。


「ところで、アンタ、頭で立てるかニャ?」

なんて、全然関係ないことを言って、頭や耳を器用に外してみせたりしながらニヤニヤ笑って。


その程度のこと、なのかもしれないよね。

見方によっては。


   


嫌なことや悲しいことや腹の立つことだけ選んで忘れてしまえればいいけど、ひとの記憶力はそんなに都合よくはできていないので、大事なことを忘れもすれば、どうでもいいことが引っかかって抜けなかったりもする。

シカタナイ、シカタナイ。

でも逆に、「わざわざ」残しておく必要もないか、ということで、先日の珍事件に関する話は、ブログから消すことにした。


言葉には、言霊が宿るからね。

ひとを呪わば穴ふたつ、なんていうしね。


せいぜい、電話の愚痴ぐらいですませよう。

形に残すのは、やめよう



“やっと見上げる鼻先を

 叩きのめすように日々は降る

 そんなにまで そんなにまで

 人生は私を嫌うのか、な

 負けんもんね 負けんもんね

 涙ははらはら流れても
 
 負けんもんね 負けんもんね

 あのひとがいるから 負けんもんね”

    (Song by 中島みゆき)


Posted at 18:46 | この記事のURL
冬の太陽 [2011年10月04日(火)]
JR鎌倉駅前の『鎌倉風水館』というところへふらりと立ち寄って、名前と生年月日にもとづく風水診断をやってもらった。


友人宅に届け物(昨夜の栗の甘露煮やら、お気に入りのバウムクーヘンやら、CDやら、あれやこれやとりとめないモノ)をした帰り道ね


風水は「気」の流れを見るもの。


気。


勇気、とか、元気、の気。


風水の知識はほとんどなくて、木、火、土、金、水の五行がベースになる、ということぐらいしか知らなかったんだけども、マンツーマンでいろいろ話を聞いているとかなり興味深かった。


まず、私自身の気は、「火」だそうだ。


うん、そうだろうと思う。必要以上に鉄火なヤツだもん(笑)


と思ったら、「冬の太陽のようなひと」 なんだそうだ。


なんか、いいね


あったかくて、暑苦しくなくて。そうありたいね・・・




仕事と結婚に関して見てほしいと言ったら、なかなか予想外というか、面白い結果が出た。


まず、仕事。


自分の気である 「火」 の数字が3と高く、引き立て役や援助者を表す気である 「木」 が1なので、自立・独立のパワーはとても強いけれど、周りのお膳立てに恵まれて甘えられるタイプではない。


ただ、自立のパワーが強いということは仕事運がかなりあるということなので、納得のいくまで転職をくり返しても大丈夫、生活に困るようなことにまではならない。


また、アイデアや勘にすぐれているので、何かを決めたり動いたりする時に自分の勘を頼りにするのは大いによろしい。


今は、仕事運の強さに比べて、財運を表す気である「金」の数字が0.5と、弱めなのだけれど、これはまだ本当にやりたいことを仕事にしていないから。


アイデアを言葉や形にする能力が高いから、本当に自分の好きなこと、やりたいことを仕事にして活動し始めた時、才能が一気に開花して充実感も財運も手にすることができる、と。


つまりは、周りの誰かが支えてくれたり幸運を運んできてくれたりしそうな相ではなく、自分が元気に働いた分だけ、惜しみなく頑張った分だけ、結果がついてくる相ということだ。


おひとりさま、だもんなぁ・・・(笑)



と思っていたら、次は結婚のハナシ。


夫、伴侶、という気を表す 「水」 の数字が3で、自分自身の 「火」 と同じ高さなので、これはベストバランスの結婚相なのだそうだ。


「こういう相を持つひとは、すでに幸せな結婚をなさっているケースが殆どなんですけどね・・・」


と言われた


いや〜、結婚どころか恋愛経験もナイんですけど、と言ったら、


「そうですね、恋愛と結婚は別です」


だって(笑)


2011年から2013年にかけては、私の結婚運が高まる時期なんだそうだ。


でもそれは恋愛ではなく、誰か親しいひと、私のことをわかっていて親身になってくれるひとからの紹介、お見合いに近い形の出逢いになるだろうという。


その相手とは、交際してゆく中で、考え方や感じ方、価値観が自分と似ていると思えたら大丈夫だと。


見極めるのはその一点だけでいい、ほかのことはあれこれ心配しなくても・・・そして、燃えるようなときめくような恋でなくても、一生かけてゆっくりと互いを好きになって、慈しみ合える相手だと。



ふぅ〜ん・・・なかなか素敵じゃないの、そういう縁のありかたも



ついでに健康運はまず問題なし、ということで(笑)、さらにバランスを整えるには、いまいち弱い“周囲からの引き立て運”、「木」 の気を補うこと。


「木」 は、家族構成にあてはめると、母親なんだそうだ。


「金」 が父親、「水」 が伴侶、「土」 が子供。


「木」 の気を弱めている原因は、母を亡くしているという事実以上に、母との確執がとけきれないまま死別して未だにひっかかっていること、なのかもしれない・・・。


4年前に他界した、ということ以外、詳しい話はしなかったが、


「お母様はあなたに、とても大きな期待をかけておられたんですね」


と、ドンピシャなことを言われた。




考えさせられるよねぇ・・・


母親の代わりは、どこにもいないからね・・・



恨んじゃいないし、わかってあげられなくてごめん、とも思うけれど、それでもなお許しきれなくて、愛しきれなくて、この思いはどうすればいいんだろう、ね・・・



ま、それはともかく 「木」 の気の弱さを補うには、パワーストーンを身につけるならブルーかグリーン (翡翠、ペリドット、カイヤナイト、ラピスラズリなど) 、住まいに置くものとしては、文字通りの 「木」 すなわち観葉植物がいいんだそうな。


パワーストーン以上に効果的らしい。


あれまあ!!(笑)


犬猫が室内フリーなので、室内に植物は一切おいていないんだけども (観葉植物は、なめたりかじったりすると中毒を起こすものがかなり多いから) 、ネルや美羽が立ち入らない玄関だったら問題ないわよね、実際。


もしも、私の留守中にまた地震が起きて、それが倒れて鉢が割れたりする災難があったとしても、玄関ならカケラもそこだけですむしね。


よしッ!!


観葉植物といえば、実家のおとーさんはその道の専門家。


今度、おねだりするとしよう(笑)




本当は今日、届け物はオマケで、友人にひと目だけでも逢いたかった。


理由は特にないけれど、無性に逢いたかった。


タイミングが合わなくて逢えなかった (というか、多忙な彼女に気を遣わせたくないから、いつも何の約束も予告もしないで行っちゃうので、逢えないことはわりと多い) のは残念だったけれど、その代わりに偶然の出逢いで元気と勇気を底上げしてもらった気分


よかったよかった




力強く自立した、冬の太陽、か。


うん。いいね。


そういうひとでありたい

Posted at 01:38 | この記事のURL
茹でた栗を冷ましながら [2011年10月03日(月)]
美羽にゃんこが膝に乗ってます

むきゅっ、と抱きついてます



もう〜〜〜、可愛いにゃ〜〜〜


いつもストレートでわかりやすい、年中無休底なし甘えん坊のネルわんこも、そりゃもう愛しいんだけども、ネルが見ていない(寝ている)時を見計らったように膝に乗ってきて、喉をクルクル鳴らしながら両手で抱きついたり、鼻をすり寄せてきたりする美羽にゃんこのいじらしさも、たまらにゃいのでございます

ママ、両手に鼻・・・もとい、両手に花のシアワセっ



今、栗を茹でて、皮を剥くために荒熱をとっているところ。

今日は用事があって仕事をお昼過ぎで上がって、立川のほうまで行ってきまして。



帰りに、季節限定スイートポテトバウムクーヘンと、大きくて丸くて美味しそうな栗を買ってきたの


毎年恒例、甘さ控えめの美味しい甘露煮を作るシーズンですよ〜


皮を剥くのがちょっと面倒くさいんだけども、お楽しみのためにはしょうがない、お気に入りのDVDやCDをかけながら、秋の夜長にひと仕事




それでもって今、先週あたりからだけど、転職活動中。


肝心の中身の話 (知識不足、準備不足、何でも軽く甘く考えて、ちょっとややこしそうなところは新人をおだてて丸投げしようとする姿勢とか) をあまり突っ込むと、喧嘩になる・・・というより傷つけちゃいそうなので、収入面で折り合いがつかないという単純な部分を全面に出して、退職の意向を伝えた。


申し訳ない、と言ってくれた。


決まったら即日移っていいよ、決まるまでは来てくれ、と。


ホントに、いいひとたちなんだわ。


でも、ホントに、いいかげんなひとたちなんだわ(笑)


田舎だからというべきなのか、会社の事務所だというのに戸締りの習慣がなくて、平気で開けっ放しのまま無人になっていたり、しかも事務所内の鍵のかかる引き出し(現金やチケット類が入っている)には鍵がささったままになっていたりするし・・・


商品のストック場と新しい会社の事務所として借りた店舗も、同じ。


そのうち泥棒が入るぞ・・・


いや、泥棒入ってもガッカリして出て行くかもしれないな、なんせ安っぽい雑貨ばっかりだから、やたらとかさばるわりに換金性は低い(笑)



泥棒といえば、この界隈は、面白い看板があちこちに立っている。


『侵入泥棒に注意!!!』


・・・う〜ん、意味はわかるけどさ、侵入しない泥棒っているのかね?


誰も侵入しないのに、モノだけ盗まれているとしたら、それは泥棒じゃなくて、魔法使いかオバケの仕業でございましょう(笑)


歌舞伎の隈取みたいな顔がでかでかと描かれた、


『誰かが見てるぞ!!』


なんてポスターや看板も、結構ある。


『ひったくり逮捕にご協力ありがとうございました』


とか。(笑)


ま、防犯意識が高い地域なのかな。


うちの会社以外の、一般家庭の皆さんは。



さて、そろそろ栗が冷めた頃でしょう。


休日前の夜はまだ長い


Posted at 00:46 | この記事のURL
かみともにいまして [2011年09月28日(水)]
今日もまたヘアサロンに行ってきた。

また、というのは、3日前に行ったばかりだから(笑)



行きつけのところで、いつも指名するスタイリストさんにやってもらったんだけども、今回はなぜだかものすごく仕上がりが良くなくて。


なんか、パサパサのボサボサな感じで、ありえないほど指どおりが悪くて。



髪も、服も、メイクも、思い通りに決まらないと、ずーっと機嫌悪いのよね、私は。


何をしても、直らない。




こういう性格だから、


「もう、見た目命! だもんね、姫は」


と友人に冷やかされたりもするわけだけど、いいのよいいのよ。



ひとは見かけによるんだもん。


堂々とそう言い切ってもいい歳だよ、もう。




あちこちにある鏡やガラス戸、のみならず視界の端にうつる自分の髪の先がパサついてるのは、ものすごいストレスだもの。


それなのに、行きつけのサロンは、本日定休日。


もうダメ、1日もこのままじゃいられない。




今日は会社の都合で仕事の時間がずれて(1時間早出して、1時間早く上がる)、しかも全員が見事に出払ってしまって事務所には私ひとりだったので、仕事そっちのけでネット検索にいそしみ、近所で、評判がよくて、リーズナブルで、今日いきなりでも予約のとれるヘアサロンを探したわけでして


休みも休憩もとらずに働きマンになる時もあれば、こんな、今日みたいなズルイコさんの日もあります


あ、ちゃんと検索履歴は消したわよ(笑)




“はじめまして”のヘアサロンは、予想以上にいいとこだった!


少し切り戻して、ディープトリートメントをしてもらって、パサパサのボサボサからは解放された


私の希望したデザインのデジタルパーマは、健康な髪がもう少し伸びてから(3ヶ月〜半年くらい後)にした方がいいと言われた。


きちんとした根拠があって、こちらの言いなりにならないひとは、信用できる



行きつけのサロン、変えちゃおうかな(笑)

ま、そういうのが2軒あってもいいわけだし。



カッコいいスタイリストMさん、ありがとう。

髪をさわってもらうのって、ホントに大好き。

それも、どちらかといえば男のひとの手のほうが好き(笑)



これで、明日は(あ、もう今日だ)、気分よく出かけられるぞっ

友達と、映画を観にいってきます



では、ぐっどないと・すりぃぷたいと


Posted at 00:58 | この記事のURL
 [2011年09月15日(木)]


ママ、大丈夫よ。

あたしがいるから。




なんて言いそうな目をした、わが娘

Posted at 00:27 | この記事のURL
カミサマのいうとおり [2011年09月14日(水)]
たとえば10万の純利を上げるのは困難でも、3万の純利と7万の経費削減ならすぐにできる、ってアピールしたよね。


世の中の流行商品、売れ筋商品の、日々変わる最新情報をネットでチェックしているから必ず売れる、デッドストックを抱えるリスクはきわめて低いのです、ってね。


ツイッターでは消費者の指示指数がよくわかる、ってね。


3年にわたる準備期間のあいだに、たしかな手応えをつかんだ、ってね。





じゃあ、どうして、商品が売れていないの?


ネットやツイッターをチェックする姿なんか、見たことないよ?


そんな時間があるようにも見えないよ?





挙句、来月提案する商品は、ナカジマさん考えておいて、って?





チラシには、ロングセラーヒット商品の文字が蛍光色で躍る。



バックヤードには、MADE IN CHINA の文字がかすれたよれよれの段ボール箱の中に、化粧箱と呼ぶにはあまりにも安っぽい外装の、特価1500円の「ヒット商品」が雑多に眠る。




注文は、先週、2つ。一昨日、1つ。昨日、ゼロ。今日、1つ。


刷って配布したチラシは、10万枚以上だというのに。





格安の仕入れルートを確保しているから、売れた分だけ仕入れて回していけば、充分成り立つってね・・・


来年には法人化?


5年後には自社ビル?





夢を描き、理想を語るのは、楽しいよね。


でも、現実はそんなに甘くない。


こんな私だって、そのくらいのことわかるのに、さ。





たとえばマイホームを持つのなら。


都心に近い場所か、閑静な郊外か、緑豊かな田舎か。


建売りか、注文建築か。


鉄筋か、木造か、平屋か、総3階か。


セキュリティは? 耐震性は?




まず考えなきゃならないのは、そこでしょう。


それを放っておいて、



「どこにもない、個性的なデザインのドアがいいわぁ」



だの、



「壁紙の色はこんな感じで、そこには季節ごとに違う絵画やタペストリーを飾って・・・」



なんてアイデアを出し合うことにだけ時間をかけるのは、本末転倒という。





今、時間と労力を費やすべきなのは現実の足もとを固めることであって、楽しいアイデアをぽこぽこ弾けさせることじゃない。


気楽に飛び出すアイデアを具体的な形に結びつけて骨組みをつくるという、本当ならこの3年の準備期間のうちにやっておくべきことを、今この場になって、私に丸投げされてもね。




誰の会社? 私の会社じゃないよ?




「いろいろ忙しいから」と。


「文章を書くのは下手だから」と。


「ひとにうまく説明するのは苦手だから」と。




ナカジマさんはそういうの上手でしょう、わりと得意でしょう、頼むよ、まぁ何とか、うまく工夫してやってみてよ。




必要として頼ることと、おだてて押し付けることは、ぱっと見た目には区別がつきにくい。


当事者どうしにも。




「いいものを安く」の謳い文句が、頼りなく溶けて消える気がする。


ここに在るのは、見るからに安い安物。


それが3個売れたからといって、「格安の仕入れルート」でも何でもない、ネット上の超有名な卸サイトで3個注文して送ってもらうと、送料がかかるから儲けなんて出たとしても数十円。


ぎりぎり足が出るか出ないか。





もうちょっと、せめてもうちょっと、ちゃんとしてると思ってた。


ちゃんとわかってると思ってた。


夢を描き、理想を語り、アイデアをぽんぽん投げ上げておけば、きっと誰かがわかってくれて、きっとみんなが応援してくれて、現実の足固めは転職したての新人が何とかしてくれる、たとえ給料は安くても、一緒に夢を追う同志なんだから大丈夫・・・なんて、本気で思って・・・ないよね?





いい、と思えないものを、ひとに「いいですよ!」なんて勧められない。


頼りない会社に、生活の基盤である「収入」は託せない。


それが出来ると言ったら、私も安っぽい嘘つきになっちゃうじゃない。





「これだけ頑張ってきてるんだから、アガることを信じて、前向きに考えていこうよ!」




楽しく、明るく、前向きに、だけじゃ会社は成り立たない。


幼稚園のお遊戯室じゃないんだもの。





ほんとに楽しいひとたちだよね、あなたたちは。


この間の「ナントカのスバル」にしても、ね。


嫌いじゃないよ、そういうノリ。


仕事じゃない縁だったなら、仲良くなれたんだろうね。





会社を創るということがどれだけの体力と精神力と経済力を必要とするか、スタッフに報酬を支払いながら、モノを仕入れながら、カレンダーとにらめっこして大きな出入りのある日を頭の中に整理しながら、少しずつでも収益を生み出して会社を回してゆく、回し続けてゆくということがどれだけ大変か、わかるもの。



あなたたちは、あまりにも能天気すぎ、あまりにも無知すぎる。


私の想像をはるかに超えて、幼すぎる。




なさけないとか苛立たしいとかいう気力も、今夜はなくて、ただ、ぼうっと悲しい。


誰のせいかというなら、見る目のなかった私のせいだから。





疲れたわ。


ほんとに。




疲れてる暇は、ないんだけどね。


私が会社に突きつけたリミットは、今回の提案商品の売上げ次第だから。




出るべくして出る答えはだんだん、クリアになってくる。




ため息をのみこんで、転職先を探せ、と、カミサマが苦笑いしている。


Posted at 22:58 | この記事のURL
歌姫ごっこ [2011年09月12日(月)]
どこへ行ってもなぜか“何でも屋さん”の猫姫、今の職業を訊かれたら、


「地域ミニコミ誌の編集をしてます」


と答えることにしている。


それも私の仕事のひとつに違いないからさ


編集だけじゃなく、読者の投稿欄だの求人広告だのを除く文章はほぼ全て私が書いているし、専属デザイナーさんとの打ち合わせから校正、印刷まで一通りやる。





で、昨日。


そのミニコミ誌1万部を裏表印刷すべく、ザーンザーンとうるさい印刷機を稼動させていると、その音の隙間から所長の声。



一時停止スイッチを押して、何ですかと訊ねると、





所長 「中島さんさぁ、ひと前で歌うのとか、全然平気だよね?」


私 「えぇ、平気ですけど」


所長「やっぱりね、よかった! じゃ、お願いします。今度のやつさ、うちの店は中島さんオンステージってことで。よろしく!」




ちょっと待った!




私「え? あの、話が全然わかんないんですけど!?」




今度のやつ、ってナニ

社内カラオケコンテストでもやるのかい?(笑)



話を聞くと、再来週、ほかの支店と合同で夏の営業強化月間が一段落した打ち上げみたいなのをやるらしく、各店でそれぞれ何らかの出し物を披露する予定になっているんだとか。




所長 「中島さん、どんなの歌うの?」



いろんなの歌うわよ、音域は広いほうだから



でもまあ、この業種は9割以上がおじさんだから、おじさん受けする歌じゃないとね。






私 「そうですね、そういう場で歌うなら、年代的に・・・中島みゆきさんのヒット曲とか?」




所長の顔が輝く





所長 「じゃあさ、あれ、歌ってよ! ナントカのスバル!!」





はい、大正解〜




タイトルはさすがに出なかったわね(笑)


これで首をかしげるようじゃ、みゆきFANは名乗れませんのことよ



ナントカのスバルって・・・工藤静香のショートツ、といい勝負だわね






というわけで、その打ち上げ(屋外らしいけど)では、私こと中島サンが、中島みゆき 『地上の星』 を歌うことになりました



・・・あらためて考えてみると、友達とカラオケ行っても、 『地上の星』 はあんまり歌ったことない気がするんだよね。



シングルナンバーでも、 『旅人のうた』 とか 『銀の龍の背に乗って』 とか 『命の別名』 とか、わりとよく歌うんだけどもね・・・



ちょいと練習しとかないと



当日の服装は、全員「デニム」指定だそうだから、ちょうどいい。



みゆきさんみたいに髪をおろして(ちょうどゆる〜いウエーブだし)、白シャツに赤いベルトでも締めようかしら



きゃ〜


Posted at 22:50 | この記事のURL
大掃除 [2011年09月08日(木)]
仕事の時間は手抜きなくやるんだから。

何かやり残っても、よほどの緊急事情でない限り、持ち帰るのはやめよう。

家で仕事のことを考えるのはやめよう。



仕事は演技、言葉は台詞、動きは台本、それでいいのよ。

本当に大切なひととだけ、本当の気持ちで話をしよう。



仕事に生き甲斐を求めたいと思ったことなんか、ないもんね、一度も。


すでに在る生き甲斐を・・・つまり、普通に快適な生活の中での、いろんな趣味や交際を、ちゃんと満たすだけの収入があって、お天道様に恥じないことで、心身が折れるほどの苦痛じゃなければ、充分。



望むことや大切なことは数え切れないほどあるけど、人生は短い。


望むことや大切なことの中にも、順序がある。


順序がなきゃいけない。



忙殺、ってね、コワい言葉だよ。



家の大掃除は得意だけど、心の大掃除もしなきゃ。



1番目から5番目くらいまでの大切なことを、ぼや〜っと見失ってしまったりしないように。

Posted at 23:56 | この記事のURL
寸足らずの××!? [2011年09月05日(月)]
今日の仕事中のはなし


なんだか傍の壁でカサコソと音がするような気がした瞬間に立ち上がって飛びのき、音の正体を見つけた瞬間に絶叫!!!


大きな、黒い虫!!


コガネムシ・・・にしては黒くて大きいけど、ゴキブリ・・・にしては寸足らずの、変なやつ




くそぉ・・・ド田舎め・・・




私の悲鳴は事務所と、隣接する作業場一帯にまでもれなく響き渡ったらしく、おじさんスタッフ陣がわらわらと走ってきた。




「あ、あの、あの、あれ、あれ、あそこっ!」



どうしたのかと聞かれても、何がどうした、とまともな日本語で説明なんかできず、壁を指差して、あれっ、あそこっ、ムシっ! とくり返すのみ




「うん? 虫? いないよぉ?」



「いますよ! ほら、カレンダーの横のあれ、あの、あの黄色のメモが貼ってあるやつ、あの裏にいるんです、今! ほら動いてるじゃないですか、あそこの、ヒャ〜〜〜ッ!! 出た〜っ!!!」



ひとりで3人前くらい騒々しい猫姫



おじさんは大笑いしながら、ムシをひょいとつまんで捕まえ、子供みたいに嬉しそうに言った。





「あれぇ、こいつ、クワガタの雌だぁ




・・・・・・


クワガタ・・・ですか、そーですか(笑)


2本の角みたいなのがあるでっかい姿しか知らないからさ、私。


あれはオトコノコなんだね。


オンナノコは、寸足らずの変なゴキブリにしか見えなかったよ(笑)





人違い、もとい、虫違いでした・・・




でも、だからどうだということはなくて、やっぱりムシはことごとく嫌いで恐怖対象であることに変わりはないんだけどさ。




あやうくゴキに間違えられかけたクワガタのお嬢は、そのおじさんが飼うことにするみたいです



めでたしめでたし。

Posted at 22:27 | この記事のURL
顔で笑って心で泣いて [2011年08月29日(月)]
「仕事ばかりしておる女は、顔がババくさくなるものよのう」


「女は顔と口先で勝負するものじゃ」


「顔で笑って心で泣く女なんて馬鹿よのう。心で泣いても男はわかってくれぬ。女の涙は最大の武器ゆえ、女は顔で泣いて心で笑うくらいでちょうどよいのじゃ」



幼い頃からずっと観ているテレビといえば、NHK大河ドラマ


ドラえもんもドリフターズのコントもアイドル歌手も、まるで興味を持てない子供だったから、大人になっても同世代のコたちの 「なつかしい〜」 という話に全然ついて行けなくて、苦笑いするしかないんだけどさ(笑)


それはさておき。



冒頭の台詞は、そう幼くはない15歳くらいの頃に放映された、内館牧子さん脚本の 『毛利元就』。


元就の父親の側室だった「杉の方」、松坂慶子さんの台詞だった。



放映当時、視聴者からダントツに愛されたキャラクターが彼女だったそうだ。


私も大好きだった。


自分はなかなかこうはなれないとわかっているから尚更、杉の方の天真爛漫な笑顔や、ストレートでもなぜか憎めない毒舌に憧れた。



顔で笑って、心で泣いて。



そうなってしまうもんね。



そうしたいわけじゃないのにね。



「人間は、食べて、歌うて、恋をして。この三つをやっておればよいのじゃ。そういう人間には貧乏神が近寄れませぬぞ」


この台詞も好きだったなぁ〜




いや、急にそんなことを思い出したのも、仕事がらみで。


私はいわゆる「新人」とか「下っ端」とか「年下キャラ」でいるのが苦手だし、むしろ嫌い。


ものすっごく、居心地悪い。


ものすっごく、疲れる。


必死で、焦って、苛立って、寝ている間も仕事の夢ばかり見ている。


携帯の操作案内のオペレーターの時もそうだった。



今は、新事業にからむ仕事においては全然下っ端じゃない(最初から「うちのエース」だから・・・)んだけども、こと新聞屋のアシスタント業務に関しては、なじみがなさすぎてわからないことだらけで。


引越して1年は経ったけど、いわゆる土地勘はゼロに等しいし、重症の方向音痴に加えて地図を見るのがおそろしく下手(地図をぐるぐる回しながら自分も首をひねって、地図だけやたらクシャクシャになってアタマは混乱する、最悪のパターン)だし、営業ってのはするのもされるのも大嫌いときたもんだ(笑)


スーツにパンプスの「企画・広報のエース」と、ポロシャツにスニーカーの「新聞屋のおネエちゃん」、両方あるから何とかバランス保ってるけど、しっくりこない後者は、業務を完璧に把握してスケジュールを立ててその通りにこなすということができない現実に苛立つばかり。



ここ2週間近く、休みを取らなかった理由もそこにある。


申請して休みを取っていた日も、結局半日あるいは終日、出勤してた。


2時間のお昼休憩も、ほとんど取らなかった。


すぐ傍のコンビニで何か買ってきて腹ごしらえしながら地図と格闘して、すぐにまた外仕事に出た。



煩雑な仕事がいちばん集中する月末、仕事量のわりに人手が足りないの、目に見えてるしさ。


不慣れだ何だって言っても、猫よりゃマシだしさ(笑)


仕事用にもらった地図だけじゃよくわからないから、Yahooの地図をあちこち調べて印刷したり書き込みしたり、大量の集金伝票を家に持ち帰って深夜までかかって地図と照らし合わせて、なるべく無駄のない道順を考えようとしたり。


・・・さすがに、ちょっと疲れてきた



やぁめたっ!!(笑)



こういう要領の悪さ、昔からだ。


こういうの、母に似てる。


こんな疲れる生き方だけはしたくないわと反発し続けた母に、そっくりじゃないか。


おんなじじゃないか・・・。





仕事は仕事場だけにしておこう。


家にいる時まで仕事のことを考えたり、まして持ち帰ったりするのはやめ、やめ!


必死の努力は、ひとから見えるところでしよう!(笑)


仕事のことばかり考えてると、顔がババくさくなるからさ



極端な話、今日徹夜して頑張って地図と格闘したって、覚えきれるワケ、ないんだから。


なんせ、猫姫の方向音痴は筋金入りさっ(笑)




大好きな昔の刑事ドラマをBGMに、美味しいもの作って、掃除して、ネイル塗り直して、休もう。



少しずつ、少しずつね、軌道修正。




私はいつでもどこでも強く凛々しく頼もしく、誰かの役に立っていなければ生きている価値が無い。


そんな思いは消えないけど、少しずつ、軌道修正。



「顔で泣いて心で笑うくらいでちょうど良いのじゃ」



うん、そう思っているくらいできっと、ちょうど良い、か・・・


今日は、仕事BAG、部屋にも入れてやらない。


玄関に放置!!(笑)

Posted at 22:54 | この記事のURL
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