2014年09月  >
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30
最新コメント
ブログのURL送信
http://www.dhcblog.com/david/index1_0.rdf

Twitterブログパーツ
Twitterブログパーツ
わたしの飲んでるサプリ
ダイエットグラフ
ログイン
Mypagetopに戻る
食べ順爆発ダイエット:コメントへのお返事 [2013年08月19日(月)]
食べ順爆発ダイエットのエントリーにコメントを頂いたのだが、ブログ主のくせに設定ではじかれてコメントが返せない(爆)
また、結構な長文になってしまったので新しくエントリーを立てることにした。
以下は、コメントへの返信でもあるが、石川氏の間違いを指摘するものでもあるので興味のある方はお読みいただきたい。

へっぽこ看護学生さん
コメントありがとうございます。
まず、なぜレプチンの分泌低下では停滞期を説明できないかをお話ししましょう。
石川氏が著書でレプチンを脂肪を燃やす「薪」に例えていましたね。
なかなかいいたとえなので、それを使って説明します。
レプチンは脂肪を摂取すると分泌されるホルモンなのでダイエット中でも量は減りながらも分泌されます。つまり「薪」は少ないながらも供給され続けているのです。
ということは、勢いは弱くなっても脂肪は燃え続けるわけで、体重はわずかずつでも減り続けるはずです。
しかし、実際には停滞期には体重は平衡を保って減らなくなりますね。
「薪」が供給されても炉に水を掛けられて燃えないようにされている感じです。
という事は、脂肪を燃やす火を消すような何かがあることが推測されます。

ざっくり説明しますと、ホメオスタシスを制御しているのは視床下部ですが、ここにセットポイントがあってそのレベルで平衡を保つように各種ホルモンの分泌量を調整している訳ですね。
そこで体重が1ヶ月に5%以上低下するような事態に陥ると、生命が危機的状況と判断され交感神経が強力に抑制されて基礎代謝が減少(体温や脈拍も低下)します。
さらに栄養吸収も促進され糖から脂肪への変換も亢進します。これが、停滞期の仕組みです。
「爆発の日」の元になっているのは以前から停滞期脱出の切り札として知られていたチートデイ(cheat day:チートとは「だます」とか「ずる」の意)とかカーボアップデイ(carbo up day:炭水化物を増やす日)といわれる一時的リフィード(再給餌)の手法です(言及されていたので御存知ですよね
チートデイは、一時的に摂取カロリーを増大させることで危機的状況ではないと「脳をだます」ことで交感神経の抑制を解く日です。また、視床下部はストレスの影響を強く受けるので我慢していたものを食べることでストレス発散してリセットする意味もあります。
リフィードとは制限していた炭水化物を一時的に多量摂取すること(カーボローディング)を言います。
以前から知られていたと書きましたがボディービルダーやアトキンスダイエットなどの糖質制限食を行っていた人達の間ではという話です。

すごく単純化して説明しました。
実際は停滞期発現は複数のホルモンや遺伝子が関与しているうえに深層意識なども影響しているとても複雑な機構なのです。

レプチンは多くの働きをもつ重要なホルモンですが、それでも停滞期をレプチンだけのせいにするのは無理があります。
リフィードの効果だけなら、レプチンの働きのみから説明することは可能ですが、それは単純化すればという話です。

もし、疑問が残りましたなら、またコメントをください。


記事の感想をクリック タメになる
おもしろい
ほしい!
おうえん!
最近の評価状況

この記事のURL
http://www.dhcblog.com/david/archive/94
コメントする
名前:
Email:
URL:
クッキーに保存
※画像に表示されている文字を入力してください(半角・大文字/小文字の区別なし)。
文字が読みづらい場合はこちらをクリックしてください。
captcha
小文字 太字 斜体 下線 取り消し線 左寄せ 中央揃え 右寄せ テキストカラー リンク
コメント