日本から帰って Simani家の孤児二人と隣のHIVエイズ孤児アレックスに教育費を届けに行きました。寄付した牛の
ミルクも順調に出て、時々要求される小学校の教育費もその牛の
ミルクを売ったお金で賄えているようです。
ところがアレックスのお兄さんはHIV患者であるお母さんの連れ子で、11歳ですが、さらに小さい赤ちゃんの子守をするために(お母さんがちょい仕事で外に出ている間)小学校3年生から全然学校に行けていないのがわかりました。
さっそくその子に聞いてみると「学校には行きたい。たとえ小さい子と一緒に勉強してでもかまわない」とのこと。
たぶんHIVのお母さんはなくなったアレックスの父親や周りにも気兼ねして、その子を学校にやるのも遠慮していたと思われます。年に約1000円ぐらいの支出もできず、自分がチョイ仕事でお茶摘みなどに行く間はその子に子守をさせていました。
隣の長老Mr. Simaniとも相談して、その子を学校に通わせる計画を立てています。近所の公立小学校に相談に行ってもらい、必要な学費を援助する計画です。
右から2番目の子 Binton君