来世が楽しみ [2014年10月17日(金)]

イーストウッドのヒアアフターを
観ました

この世とあの世には境界線となるものは
なくて、グラデーションみたいに
ぼんやりとした感じで
気がついたら、あの世に行っていた
そんなイメージを
私は持っています

私はたくさんの人たちから
愛され、身守られていることを実感しました

来世こそ、一緒になるわ ベンジャミン
Posted at 02:33 | 映画 | この記事のURL | コメント(0)

Nymphomaniac [2014年10月15日(水)]

観てきました〜
鬱三部作の最後の作品なんていうから
ずっしり重いんかと思いきや
わりかしコミカル

アンチクライストでは子供を失った夫婦の葛藤
メランコリアでは重度の鬱病

それに比べたら、色情狂なんて
大したことないのかもな!YO!

それでも、
一日7〜8人とセックスしないと満足しない
とか、大変そう
起きている時間が1日18時間としても
2~3時間で一人相手にしないといけないから
人気のある娼婦なみに忙しいよなぁ

欲望を満足する前に
生活が破たんしそうだな、YO!

あとですね
メンヘラが話す自分物語は
創作部分が多い

そんなに都合よく
好きな人が現れるかってよ、NA!

このポスター好き
センス良過ぎでSHOW
Posted at 22:04 | 映画 | この記事のURL | コメント(2)

アマデウス [2014年10月11日(土)]

劇場版じゃなくて
デレクターズカット版3時間ものを
観ていました

天才を目の前にして
凡庸の人は、嫉妬で苦しむのですが

比べるにも、差があり過ぎると
嫉妬も起きようがないと思うのですよ

嫉妬の対象になるのは
自分よりほんの少し上で

自分の努力次第では、
それより上にいけるかもしれない

73キロの私が
71キロの誰かさんを
ライバル視するぐらいが嫉妬

しかも71キロの人も
私を眼中に入れてくれないと
私の嫉妬は成立しません

サリエリのモーツァルトへの嫉妬
そのものが厚かましい

自分がいかに凡庸であるか
気が狂う前に
さっさと受け入れると
楽になりますね

私のモーツァルトは、ベンジャミン
Posted at 03:42 | 映画 | この記事のURL | コメント(0)

自転車が800リヤル [2014年09月23日(火)]

やっとDVD借りてきて見れました

サウジアラビアの映画は初めて。
この国の女性は自転車に乗ったら
ダメなんですね

法律違反までにはならないにしても
不道徳行為になるのでしょうか

「自転車の乗ったら、妊娠できないわよ」
と怒られていたから、なんじゃそれって感じ

イスラム教って大変だなー

それで、自転車の値段が
800リヤルだったので、日本円に換金してみると
2万3千円ぐらいでした
日本と同じ値段ですね

学校主催のコーラン暗唱大会の優勝賞金が
日本円で約3万円
中学生が受け取る金額としては
多いですよね

その他に
少女が手作りしたミサンガを
アクセサリーショップで1つ60円で
買い取ってもらおうと交渉したら
店側は
「中国製なら、100個60円で
仕入れができるからいらない」
と拒否されていました

中国製の安さは異常で
寒気がします

この作品は
サウジアラビアの物価を伝える
ものではなく
女性の権利、自立をテーマに
していますが
そういうの、あまり興味ないです

男尊女卑の国の中でも
女性を敬う、優しい男性が
ちゃんと存在しているから
嫌な気分にはならないのです

その男性の優しさは本物だからです
Posted at 01:24 | 映画 | この記事のURL | コメント(0)

レクイエム・フォー・ドリーム [2014年09月05日(金)]

不快になる映画を探して
得票数が多かったこの映画をもう一度
見なおすことにしました

初めから終わりまで
救いようがない激鬱になる作りになっています

ドラッグ中毒者が廃人になるまでを
(当時の)まるでミュージックビデオ(古い)風
にテンポよく、リズムを刻みながら進んでいるので
ヤクが身体に入った瞬間の高揚感も少々ながら
シュミレーションできる体感ムービーとなっています

不謹慎ながら、ちょっと気持ちいい〜
こんなアトラクションがUSJにできたら
ハリポタ超えるような気がする

ヘロイン中毒カップルが廃人に向かう様は
まあ、本人たちも承知の上でやってるから
いいとして(よくないけど)

ダイエットサプリとして覚せい剤を
飲まされている老婆の崩壊は
本当に恐ろしい

その老婆の役を
エレン・バースティン
あの、エクソシストのリーガンのお母さんですよ
何て素晴らしい女優さんなんでしょう!
あの時は、身体を張って
憑依した娘を悪魔から守っていたお母さんなのに
今では自ら悪魔となっているんですから
ヤクって本当に恐ろしい

しかし、私が最も鬱になったシーンは
その老婆エレン・バースティンが
一人暮らしの孤独を息子に嘆くところ
また、息子がいつかは成功して
結婚し、孫が生まれるのをひたすら望んでいるところ

親が息子の実像を受け入れず
優秀な息子しか認めない親の最大のエゴ

エゴを愛だという罪
不快で不快で仕方なかったです

Posted at 19:22 | 映画 | この記事のURL | コメント(0)

いとしきエブリデイ [2014年08月27日(水)]

2本観たい映画があってツタヤに
行ったんですけども、1本は貸し出し中(ゲエエ
2本目は取り扱いなし(アホかー

見事なカラ振りで、仕方なくこれを借りてきて
観たんですけども

よかったーーいい映画でした

夫が刑務所に入っている不在の間
一生懸命一人で4人の子育てをするお母さんです

昼間はスーパーで働いて
夜はパブ
言い寄ってくる男もいるでしょう

時には、口説いてきた男と
仲良くしてしまうこともあるでしょう

そういう人間の弱い部分も
批判せずに、寄りそうように撮ってるんですよね

ようやく出所して帰宅した夫に
早い段階で
浮気をしていたことを話す妻の誠実さ(笑

そこをね、刑務所帰りの夫は
我慢して受け入れてこそなんですよ

長く生きていれば、間違いなんて
ありますよ、一度や二度
まあ、3度ぐらいはあるかな

それをお互いに目をつむり合って
許してあげて、一番大切なことを守っていく
それでこそ家族なんですよ

私はそこを家族に言いたいんですよ
わかった?
Posted at 19:21 | 映画 | この記事のURL | コメント(4)

不快になる映画を検索して [2014年08月24日(日)]

ヒットしたのが
追悼のざわめき という邦画で
早速ユーチューブで見てみました

20分ぐらい見て、やめました

自分で
「不快、映画」とキーワードを入れて
わざわざ探し出してきて
こんなこというのなんですが

ほんと、きったない
ドブをさらったような映像の連続で
正に不快そのもので、間違いはないのですが
私が求めている不快とは180度違ったので
やめました。

それでも、
今の時代と比べると
何でもありの80年代はこういうのが多かったな
と懐かしく感じるところもあります

異形、奇形なものをバンバン出してきて
拙い部分を補う、姑息なやり方
見世物小屋みたい

最後まで見てない癖に
こんな悪口言ったらあかんかー

つなぎの服の時は、早めにトイレに行け
Posted at 01:34 | 映画 | この記事のURL | コメント(0)

ニンフォマニアック [2014年08月16日(土)]

10月から上映されるとかで
観に行きたいなぁ
と思っています

ラースフォントリアの作品は
全て見ています
だから観に行きたいと思っているのですが

48歳のオバサンが一人で
ニンフォマニアックを観るとかー

正直言うと、恥ずかしいんですよ!

こういう刺激的な映画を観に来る客は
若いカップルか、若い女子の団体か
若い男子が一人で
っていうのが、ほとんどで

私みたいな更年期オバサンが
一人で来るのは、あんまりないんですよ

だからと言って
娘を誘うとか、旦那と2人で行くとか
それこそイヤなんです

私はニンフォマニアどころか
ねぇー、ベンジャミン
 
Posted at 02:54 | 映画 | この記事のURL | コメント(0)

男漁りする パート3 [2014年08月15日(金)]

レオ様の太陽と月に背いて

ちょっとだけ観ようかなと思って
再生したら、最後まで
止めることができませんでした

二十歳前後の時は
一番キレイじゃないですか

誰だって、それなりに

一番キレイな時の
ヌードを写真で撮ってもらおうとか
そういうのを一瞬思ったことが
私にもあります

オエっ とか言わないの

レオ様にとっては
この映画がまさにそれにあたります

実像以上に美しく撮ってもらって
レオ様のフォトアルバムのような仕上がりになっています

タイタニック以降
容姿が劇的に変化していくレオ様
まだギリギリ30代だと知って

「老け過ぎやねん」
と思った人も多いでしょう

だから余計に
この作品が存在してよかった
と、涙を流しながら
最初から最後まで、どこもかしこも
美しすぎるレオ様に
目が離せなくなるのです

後ろ向きの裸体
シルクスキンのお尻から
真っ赤なキ●タマがはみ出している
その間抜けな姿さえもキレイに撮る
アニエスカ・ホランド監督の手腕
Posted at 02:06 | 映画 | この記事のURL | コメント(2)

映画の中の通貨 [2014年07月26日(土)]

昨晩は、ボスニア・ヘルツェゴビナの映画を
見ていました

この国で貧しいながらも仲良く暮らす
一つの家族の物語です

旦那さんは、くず鉄拾いをしてお金を稼いで
いるのですが
廃車をハンマーで解体して、
それを業者に持って行くと、重さを測って
お金をもらえます。

一体いくらもらえるんだろう?
興味深々

昔からそうなのですが
私は映画の中に通貨が出てくると
それが日本円にしていくらなのか
知りたくて、知りたくて、知りたくて
気になって、しょうがなくなってしまうので
そういうときは、一旦映画をストップして
円に換金するサイトで調べてから
また再生します

その解体したくず鉄は153マルクになりました
日本円にして、1万ちょい

ボスニアの事情は分かりませんが
1日働いて、1万そこそこになるのなら
日本とそれほど変わらないのかな?と
ちょっと意外〜

くず鉄拾いを手伝ってもらった弟に
半分渡して、残りを奥さんに渡すと
奥さんが
「たったこれだけ?少ないわねー」とか言うんですよ

まあそれはヨシです
そのあと、妊娠中の奥さんが流産してしまいます
手術してもらうため病院に行くのですが、
貧しい彼らには保険を持っていないため
実費で980マルク払えと
言われます
これが日本円にして7万近くにもなります

たっけ〜〜
流産はしたことがないので
私には日本の相場も分かりませんが
7万だったら、日本とそんなに変わらないのでは
ないでしょうか?

これにも、ビックリ

貧しい彼らにはそんな大金払えるはずもなく
分割にしてくださいと病院に頼むのですが
ガンとして訊きいれてくれない

腹痛で出血までしている女性に対して
お金がないのなら、何もしてあげられないと
医師は言う

日本ではちょっと考えにくい状況

見ているこっちまでお腹が痛くなってきました

日々の食べるものにはさほど困っていない
様子で、じゃがいもとウインナーと手羽先の鶏肉を
油で炒めて、家族みんなで楽しそうに食べていたり
小麦粉を練って、手作りパンをオーブンで焼いていたり
ブラックコーヒーにお砂糖をたっぷり入れて
飲んでいたりと、食べ物は美味しそうでした

世界の日常生活の物価を見るのも
映画の楽しみでもあります
Posted at 13:23 | 映画 | この記事のURL | コメント(0)
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