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クリスマスのトリビア [2011年12月24日(土)]
今日はクリスマスイブなので、ちょっと趣向を変えて今夜の話題に使えるクリスマスのトリビアをみなさんに

1.なぜクリスマスの前夜(イブ)を祝うのか?→イエス・キリストの生まれたユダヤでは一日の始まりは前日の日没からだから。

2.なぜクリスマスを「Xmas」と表記するのか?→この場合Xはアルファベットの「エックス」ではなくギリシャ文字の「カイ」で、ギリシャ語でのキリストのイニシャルと英語でミサ(礼拝)を意味する「mas」を合わせて「christmas」を略しているから。ちなみに「X’mas」と「’」がつけられていることがあるが日本だけで見られる誤りである

3.そもそもキリストが生まれたのは12月ではない。→実は、キリストが生まれた正確な日付は記録に残っていないので不明である。しかし、羊飼いが野宿をしていた時期であることから12月(ユダヤでは雨期の最中)とは考えられない。元々は正確な日付は重要視されず神の子が生まれた日を祝うということに意義を感じてバラバラな日に祝われていたようだ。現在の日付に決まった訳は、キリストを太陽に見立ててローマの冬至の祭り(祭神は太陽神だった)をキリスト教に取り込んだから。

4.クリスマスツリーの原型はカシワの木に生贄の人間を吊るしていた!→8世紀のドイツには、北欧神話の主神オーディンに人間をささげて神聖な木とされていたカシワの木に吊るすという風習が残っていた。ドイツにキリスト教を宣教したボニファティウスは残酷な風習の代わりにモミの木に幼子キリストへの贈り物を吊るした。これがクリスマスツリーの始まり。

5.キリストが生まれたのは「馬小屋」ではない。→クリスマスに教会に行くと祭壇の下に、丸太で出来た馬小屋の中でヨセフ・マリア・幼子イエスの聖家族と馬・牛・ロバなどの家畜がいるジオラマが飾ってあったりする。しかし、当時のユダヤでは木製の家畜小屋はなく岩に横穴を掘った洞窟が使用されていた。さらに、当時は馬は非常に高価で戦争に使用される軍馬しかおらず民間人は馬を飼えなかった。つまり、家畜小屋に馬がいるのは後世の創作である。

6.サンタクロースには実在のモデルがいる。→3世紀にアナトリア(トルコ南西部)のミュラの司教をしていた聖ニコラウスという人である。12月6日がこの聖人の日でありオランダ・ベルギー・スイス・オーストリア・ドイツの一部では、この日の前夜、聖ニコラス(に扮した人)がプレゼントを配って歩くという風習がある。オランダではシンタークラースと呼ばれていてアメリカではオランダ系移民からこの風習が広がっていくとき呼び名が訛ってサンタクロースになったと言われている。ちなみに、サンタの赤いコートは司教の赤い祭服がモチーフとなっている。

長くなったのでこの辺で終わりにしよう
Merry Xmas!!