いや、もう笑っているのではないかな
ちょっと前に
30代独身、子なし女を
負け犬と呼んだ本。
ベストセラーになったんだっけか??
よくテレビでも取り上げられていましたよね。
私はアホらしくてそんな番組も観なかったし、もちろん本も読んでいない。
だから赤字で記したフレーズからしか想像できないのですが、
もし、自分が負け犬と思ってる女性は、
そんな自虐は吹き飛ばせ!!と言いたい。
5人に1人が年収200万円未満の今の日本の状況じゃ、大黒柱となる男は結婚できないし、結婚してもこのお給料じゃ子供を諦めるか、奥さんにも仕事をしてもらうしかないだろう。
そして、死ぬまで一緒にいられる夫婦ならいいけど、離婚する夫婦も多い。
私自身、親が離婚し母子家庭で育ちましたが、女が何の資格も持ってなくて働いて行くというのがどんなに大変か、母を見て身に染みています。
そうなれば、結婚した時点では『どうよ!あたし、結婚できたわよ!』と思っても、数年後にこんな人生歩んでいたら、
負け犬って??勝ち犬ってなに??って思う。
でも子供は欲しいって思われる方が多いのよね。
私自身、子供は要らない、夫婦2人だけの人生設計を立てていたのに、結婚7年目にして妊娠発覚。
一人目は、妊娠に気が付いたと同時に流産しかかっていた。
子供は要らないと思っていた私でも、赤ちゃんダメかもって聞いた時は『赤ちゃん頑張って!すぐに気付いてやれなくてごめんね』と、泣きながら車を運転して帰った。
(結局、一人目はダメだったけど。)
やっぱね、なんだーかんだーかっこつけたこといっても、本能で誰もが子供は欲しいんじゃないのかな。
でもその肝心の結婚相手が、色んな部分で自分より上の男じゃないと、いざとなりゃ女も男をバカにしてしまうし、男自身も自分の不甲斐なさから逆ギレ起こすだろう。
負け犬と、そんな自虐をうたって守りに入らなければならないほど、同性からの差別意識のほうが厄介なんだと思う。
『子供がいないからわからないのよ』
『3人育ててわかったけど。。。』
↑↑2人の子を持っててもこういう言われ方をする。さも一人多く子を育ててる自分の方がエライみたいな。』
などなど。
確かに、子供を持って気付かされた事っていっぱいある。
でも子供を持たなくても悟ってる立派な女性もいっぱいいる。
ま、自分に自信のある(うぬぼれじゃなくて)立派な女性はこんな発言もしなけりゃ、結婚した女を羨ましいとも思うまい。
しかも、前にも記事にしたのですが、妊娠中、電車に乗って、女の人に席を譲られた事は一度としてなかった。
譲ってくれたのはいつもスーツ着た男性。
同性として情けなかったね。。。
子供の出来ない人は、子供の2人も連れて幸せそうに買い物なんかしてる親子を見るとどうにもやるせない気持ちになるらしい。
でもそれは特別な感情ではないそうだ。同じ立場になったら誰もが思う。
私がもし、あのまま子供は要らないと、自分の都合で子供を作らないでいたとしても、そんな自分自身でさえ、その光景を見てやるせない気持ちにならないとはいえない。
そんな出来た人間じゃないもの。。
素敵な負け犬もいれば下劣な勝ち犬もいる。
あーもー!!大体が↑↑私にはこの表現の仕方が納得できないけど。
自分にとって何が幸せなのか。
周りに振り回されないで欲しい。