麒麟・田村の生い立ちを初めて聞いた時は、本人がお笑い芸人でもあることから面白おかしく話するので、私も笑いながら聞いていた。
でもこれが自分だったら。。。
自分の子供だったら。。。。。
そう思うと笑えない生い立ちですよね。
お母さんを10歳で亡くし、会社をクビになった父からの
家族解散宣言を受けたのが14歳の時。
お兄ちゃんお姉ちゃんともバラバラになって公園での一人暮らし。
あまりにお腹が空き過ぎて、パン屋のパンをよだれ垂らしながら眺めて
『こんなにお腹すいてるんだから。。。一つくらい万引きしたってバチ当たらんよな。。。』
そんな考えが頭を過ぎるも、思い留まらせてくれたのはお母さんの生き様だった。
まず人様、人様が幸せだったらそれでいいというお母さんだったそうな。。。。。
その話を聞いて、田村は愛情いっぱい受けて育った子供なんだなって思いました。
彼の姿からはそんな悲惨な生い立ちを微塵も感じないし、体格はいいし、きっとすべてにおいて愛情あふれる家庭だったんだと思う。
私も母親から
『自分のしたことは自分に返ってくる』
『この人イヤだなと思う人に出会ったら、自分はこういう人間にはならないようにしようと捉えなさい』
『人に頼っても、その人がいなくなってしまえば結局残るのは自分。
自分を拠り所としなさい』などなど。。。
私が人間関係について愚痴っても、やたら同情したりかばったりするのではなく、こう教えてくれた。
そのせいか、母子家庭の都営住宅育ちに見られたことがない。
絵に描いたような幸せな一家に育ち、何の苦労もなく大学卒業までしたように見られる
お陰か、誰かとつるんでいなきゃ不安を感じるような事もない。
お父さんお母さんも元気で、雨風しのげる家があって、お腹いっぱいになるほど食べるものもあるのに自分勝手に生きてる人間と田村の違いは??
子を持つ親として改めて、親の存在、やるべきことを考えさせられました。
そういえば田村、番組でお父さん捜し当てたよね!
子供を見捨てたお父さんを恨む事もなく、苦しい生活してるなら一緒に住みたいと言っていた田村。
お母さんも天国で喜んでるね
田村のお母さんはもちろんのこと、田村自身も尊敬します!!
がんばれ田村!!!!!