DHCのアロマアイテムを意欲的に企画するアロマセラピー課から発信する癒し系ブログ

お香の原料 [2007年06月07日(木)]

先日はお香の原料となる素材を見る機会がありました。
空間に一歩足を踏み入れると、まるで漢方薬局のような匂いが立ちこめ、
おごそかで静穏な雰囲気に満ちていました

左から、大茴香(スターアニス)、桂皮(シナモン)、丁字(クローブ)。
他にも、沈香や白檀(サンダルウッド)、乳香(フランキンセンス)、安息香(ベンゾイン)等々・・・
数多くの香原料を粉末にして配合するわけですが、
お香の基本ベースは、椨(タブ)という木の樹皮を粉末にしたもので、
この基材に様々な香原料を加え練り合わせてお香になります。

たとえば沈香
沈香は593年に淡路島に打ち上げられ、
焚いたところ非常にいい香りがしたために、
聖徳太子が香木の鑑定をされたと『日本書記』に記されています。
この沈香は、漢方薬の処方では万能薬に属し、
強壮・鎮静などの効果があると言われています。
子供の疳の虫を鎮める薬(奇応丸)の主成分も沈香。
なるほど、お香を焚くと気分が落ち着くのもわかりますね。

沈香の中でもっとも貴重なものとして伽羅があり、
ベトナムの限られた地域で極少量しか産出されず、
常温でも例えようのない独特の芳香を発します

こういった香りを発する物質が生まれるメカニズムは面白く、
例えば沈香は、木の腐敗が進まないよう分泌された樹脂の層であったり、
白檀は半寄生植物だったり・・・
アロマセラピーでは扱いませんが、動物香料などは顕著で、
竜涎香(抹香鯨の腸内で生成される病的結石)や麝香(牡の麝香鹿の生殖腺分泌物)等々・・・
香りの世界ってちょっとヤバそう・・・と思われること間違いありません。

まあ、実際そうなんです。

昔からあまたの人々を魅了し、惑わせ、時には狂わせた香りの世界は、
癒しだけのいい子ちゃんではないのですよ。

この続きはまた・・・




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